3/31
小雨が降る寒い日。
我が家の代々の猫ちゃんたちを弔ってもらった、名古屋市南区の長楽寺でぎんちゃんのお葬式をする。
最後のご飯になったカリカリ(食べなかったけど)が入っていたamazonのダンボール箱にブルーのラッピングペーパーを貼り、ブルーのリボンをつけて、手作りの棺を作る。
妹に教えてもらった作り方。彼女はずっと、愛猫が亡くなった時に、きれいなペーパーを貼り、その子にふさわしい可愛い棺を用意していたのだ。
私は、ヘタなので少し、ずれてしまったり、下のダンボールがちょっとみえてしまったりと、天国の妹にしかられそうだけど、何とかできた。
桜の花をそえて、大好きだったチュールとトリのささみも入れてあげた。
立ち合い葬にてお願いする。
ぎんちゃんの棺に金色の布がかけられ、観音様の前でお坊さんの読経がはじまる。
焼香しながら、昨年の同じ月にこの子のママのお葬式を飼い主であるまだ元気だった妹と一緒に同じようにお参りしたことを思い出していた。
そのあと、寺内の火葬場で最後のお別れ。
体をなでるとまだ少しぬくもりがあるような気がした。
火葬後はお骨を拾い、本堂で再度、お坊さんが読経してくれる。
銀河という名にふさわしい、天の河が流れているようなお骨カバーに入れてもらって今は我が家のママのとなりにいる。
ぎんちゃん、私が入院している間、寂しかったよね。ごめんね。
そして待っててくれてありがとう。
天国でママと幸せに。