ビーチャム/メンデルスゾーン:劇音楽「真夏の夜の夢」から夜想曲、結婚行進曲 | ponchanのブログ

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メンデルスゾーン:劇音楽「真夏の夜の夢」作品61から夜想曲、結婚行進曲

MENDELSSOHN: A Midsummer night's dream. Incidental Music, op. 61 - Nocturne, Wedding march

 

ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

London Philharmonic Orchestra

指揮:サー・トーマス・ビーチャム

Conductor: Sir Thomas Beecham

録音:1936年10月6日 London, EMI Studio No. 1, Abbey Road
日Columbia W67

Matrix:CAX 7860/1

 

音声ファイル
WAVファイル(96kHz/24bit)(ギガファイル便・期限:2023年5月9日)
MP3ファイル(192kbps)(googleドライブ)
 

Turntable:Technics SP-15
Cartridge:Nagaoka MP-11HJSP(4.0mil)
Phono-Equalizer:Luxman C-05
Equalisation:Rec-O-Kut Re-Equalizer(turnover:300Hz、rolloff:flat)
transferred from 78rpm records at 78rpm

 

今回は、ビーチャムが指揮した小品を紹介します。メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」から2曲です。

ビーチャムが指揮した小品といえば、以前にチャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」から2曲を紹介したことがありますが、彼の小品は中々聴かせ上手で好きです。DUTTONから彼がSP時代に小品を指揮したレコードを復刻したCDが出ており、好きで良く聴きます。

 

また、この「真夏の夜の夢」からの2曲は、戦前はこの曲の代表的なレコードとされていたようで、あらえびすの「楽聖物語」には以下の記述があります。

 

「『夜曲』と『結婚行進曲』は、どういうものか良いレコードが無く、『結婚行進曲』などは極めて実用的なものでもあるから、已むを得ずんばコロムビアのビーチャム卿がロンドン・フィルハーモニーを指揮したものを採る外は無い。」

 

まあ、あらえびすは英国の演奏家やオーケストラに対して非常に辛口だったので、上記のような消極的な推薦になっているのでしょうが、私はそんなことはなく、聴かせ上手な演奏で良いと思いますけどね。