チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
TCHAIKOVSKY: Violin Concerto in D major, op. 35
ブロニスラフ・フーベルマン(ヴァイオリン)
Bronislaw Huberman, violin
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
Staatskapelle, Berlin
指揮:ウィリアム・スタインバーグ
Conductor: William Steinberg
録音:1928年12月28日、30日、ベルリン
日Parlophone E17034/7
Matrix:21155/61
音声ファイル
WAVファイル(96kHz/24bit)(ギガファイル便・期限:2023年3月28日)
MP3ファイル(192kbps)(googleドライブ)
Turntable:Technics SP-15
Cartridge:Audio-Technica AT-MONO3/SP
Phono-Equalizer:Luxman C-05
Equalisation:Rec-O-Kut Re-Equalizer(turnover:300Hz、rolloff:flat)
transferred from 78rpm records at 80rpm
今回は、以前に復刻したSPレコードの中から、フーベルマンとスタインバーグの共演によるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を新たに復刻し直しましたので、音声ファイルを公開いたします。
前回復刻したのは、今から10年前の2012年のことです。今回の復刻は、前回と比較しイコライジングカーブがより正確になったことから、フーベルマンの音色をより一層堪能できるようになりました。それから、前回の復刻では聴きづらかった内周歪みも、少し改善できました。
(参考・前回復刻時の記事)
あと、一番重要なこととして、このレコードの回転数の問題があります。色々調べてみると、このレコードは本来80回転のところ、前回の復刻では78回転で再生してしまったことが判明しました。ですので、今回は本来の80回転で再生しております。
ただ、問題はこれだけではなく、このレコードは7面中6面目と7面目のピッチが異様に高く、80回転でこの2面を再生するとかなり不自然に聴こえたことから、当該2面のみ78回転で再生しております(78回転でもまだピッチは高いですが・・・)。
改めてこの演奏を聴いてみて、フーベルマンがここまで濃厚な表現をしていたことに、改めて気付かされました。好き嫌いが分かれる演奏かもしれませんが、私は実に楽しく聴くことができました。