【登山レポート アート編】
樽前山を7号目から登り始めてすぐ登場の看板が良い味を出しておりました。
一瞬、町田リス園を思い出します
↑右から多分…
「高山植物をとってはいけないよネェ」
「そうだ守ってあげようネ」
「本当に罰せられるのだ」
高山植物をたいせつに
リスの絵が可愛くて目をひきましたが、肝心のセリフがかすれていたのでその場で読み解けず。後ろから他の方が登ってきたので写真だけ撮って、帰宅してから改めて読みました
どんどん登り、山頂に行くほど緑がなくなり白い軽石地帯が広がっていくのですが、中には…
↑黄色い軽石
↑赤い軽石
カラフルに色づいた軽石が目を引きます
この石でコンクリートに落書きしたら黄色や赤で楽しいだろうな〜♪
樽前山の火口を右まわりで進んで行くと、途中で風不死岳 (フップシダケ) へと続く分岐点があります。
方向を示す看板の近くに大きめな石がゴロリ。その上に小石が数粒乗っていて、何か記号のような??と思いつつ通り過ぎました。
その後も行く先々で似たような石があるなぁ〜と思いきや…途中でやっと気づきました
↑顔かも⁉︎
↑これは…ウサギかな?
↑ビックリ子グマ⁉︎ か、子猫かな?
石の上の白いペンキは方向を示すための目印なのかな?その上に小石で顔が作られておりました。多分10数コはあった気がします。
誰が始めたのか、このイタズラ?お遊び?に歩きながらほっこり癒されました♪
山頂に行くまでなら1時間、お鉢巡りに3時間、合計5時間の登山。
山を降りたら予想以上に疲れて足が軽くガクガク… 全身疲労でややグッタリ気味だったので休憩するために、山から見えていた支笏湖へ移動しました。
ポロピナイという湖畔で元気が出るランチです
↑炙りチップ丼 (確かそんな名前…)
この芸術的な美しい盛り
鮭の刺身を軽く炙ったような丼物です。
炙った香ばしいかおりと半生の身が口の中で広がり美味しかったです♪
↑調理される前のお姿
下の2匹はアメマス。サクラマスもいました。
チップとはヒメマスの事をさしていて、昔、阿寒湖 (あかんこ) から支笏湖 (しこつこ)に連れてきて養殖的に増やしたそうです。
チップはアイヌ語が元になっているようですが、舟のことを言うならチプ、魚の事をいうならチェプ、ヒメマスの事を言うならカパッチェプ。どれが元になったのか少し不思議な呼び名ですが、この辺りではヒメマスの事をチップと言っています。
道外の方には不思議な響きに聞こえるかもしれませんが、フップシ岳もポロピナイもアイヌ語です
この後、美味しいチップ丼パワーで長距離運転して無事帰宅したのでした。