ミュージカル Violet (バイオレット)

2024年4月 初日 ソワレ 

東急シアターオーブ 1階 S席 P列 サイドブロック

 

 

ミュージカル Violet 見てきました。

 

 

4月はなんだかんだで忙しく、行けるのは初日のみ。

 

久しぶりの池袋プレイハウスへ。

 

 

 

 

さて、

 

個人的な感想としては、

 

辛口のコメントになりますが、

 

ワタシの心には響きませんでした。

 

休憩なしの2時間10分。

 

途中で退席したかった。

 

 

お話は、

 

とくに 何が起こるわけでもない。

 

(自分探しの旅ってやつね。)

 

 

作品を見終わって、

 

で?

 

だから?

 

何?

 

何がいいたいのさ。

 

と問いかけずにはいられなかった。

 

 

父親と娘の愛で涙した という声を聞いていたが

 

涙は一滴も出なかったし、

 

主演の三浦透子さんは、個性的な歌声で

 

UAさんとか、ノラ・ジョーンズみたいな声でしたが、

 

唸るくらい上手いとは思えなかったし、

 

個性的な歌声を起用するなら

 

遥海さんくらいのインパクトが欲しかったな。

 

昆夏美さんなんかも、良いのにな。

 

 

物語は

 

顔に傷のある女の子が、アメリカの長距離バスに乗り、

 

どんな傷を直してくれるという伝道師みたいな人に会いに行くという話。

 

 

まず、冒頭は良かった。

 

ワクワクしたけど、

 

冒頭の 子役の女の子の歌詞が聞こえなくて、何歌ってるんだかわからず、

 

それに続く、バイオレットの歌詞もよく聞き取れない。

 

やはり冒頭10分も見れば、自分にあうか、合わないかくらいはわかるなあと

 

思いました。

 

 

舞台は、ベトナム戦争以前のアメリカで、

 

黒人差別も描かれていたが、

 

役者はみな日本人で、

 

黒人か、白人か見分けがつかない。

 

 

 

それから、初演は日本とロンドンで同時に公開されたと聞きましたが、

 

舞台はアメリカの話。

 

おそらく内陸部の話なのではないかな?

 

沿岸部に比べて アメリカの内陸部のほうが

 

差別とか偏見とかあったと聞く。

 

メンフィスとか、地名もたくさん出てくるし。

 

アメリカの時代背景とか(戦争や黒人差別も)

 

日本人にはちょっとイメージしづらいなと思った。

 

 

 

それから、演出上の都合なのか、

 

実際、バイオレットの顔に傷はない。

 

観客は想像しろよってことだと思う。

 

 

もちろん、その伝道師に傷が直せるわけはなく、

 

そんなこと、周りの人はみんな分かっているんだけど、

 

バイオレットは、神様信じるし、彼が直せると完全に信じ切ってる。

 

キリスト教とか神とかも

 

日本人にはちょっとイメージしづらいかな。。

 

 

それから、伝道師?の歌が、ゴスペルの歌が、長すぎて

 

しつこくて、

 

笑わせていたが、個人的に全く面白くなかった。

 

全体的に内容の割に、このシーン長いな、、、と思うことが多かった。

 

 

 

本当に勝手な観劇推奨年齢ですが、

 

ちょびっとベッドシーンみたいのもあるし

 

高校生〜大学生くらいからかな。

 

何歳でも見るのは自由ですが。

 

 

 

 

東啓介さんも立石俊樹さんも 

 

顔が小さくてイケメン。

 

 

子役はラグタイムに出ていたターテの娘さんだった。

 

背が伸びて大きくなっていた。

 

 

樹里咲穂さんも実力のバイプレイヤー。

 

 

歌はどれも ソンドハイムやミュージカル「パレード」ばりに難しそうだった。

 

帰宅して、マイウェイだけは頭に残っている。

 

忙しい時期に見に行ったので、ほんと途中で帰りたかった。

 

ただただ、ワタシには合わなかった。

 

自分は、こういうタイプの作品が苦手なんだなってことがわかった。

 

それだけでも収穫があったとしよう。