ベートーヴェン初演 東京 2023の 配信を見ました。

 

 

 

 

 

 

いやあ

 

凄かったですね。

 

何がって、井上芳雄さんが。

 

とにかく歌う歌う。

 

それも難曲を次々と。

 

毎公演、こんなに歌って、喉大丈夫なのかな?と心配になってしまうくらい。

 

1度目、見た時は、内容がよくわからなかったのですが、

 

何度かアーカイブを見たら、井上さんがめちゃくちゃかっこよいということに

 

気が付きました。(遅いよ)

 

 歌が、うまいなあ。

 

崇高な芸術家なのかと思ったら、人間臭かったりと、

 

さすがの存在感でした。

 

きっと、日生劇場に歌声が響いていたことでしょう。

 

 

それから、

 

相手役の花總まりさんも、

 

落ち着いた佇まい

 

安定の歌声

 

美しく力強い歌声と、

 

細く、可愛いらしい笑顔が本当に素敵でした。

 

やはりこの作品の相手役は、花總まりさんしか、いない!

 

二人が並ぶと、まさにレジェンド。

 

そりゃあ、チケット取れないはずだよ。

 

と思いました。

 

そして、

 

脇を固める、キャストの方々も素敵でした。

 

海宝直人さんは歌が上手いし、西洋っぽい衣装も似合うなあ。

 

兄想いな弟がぴったりでしたし、弟が良い人でよかった。

 

安定の高音も素敵だったし、最後、お兄さんと心を通わせるところなんて

 

よかったなあ。

 

 

 

トニの義理の妹の木下晴香さんも歌が上手いし、可愛かったなあ。

 

アナスタシア!もう一度見たくなりました。

 

 

トニの夫役の佐藤隆紀さんはこれまで割と良い人役が多かったけど、

 

今回はモラハラ、パワハラ夫。

 

バッサリ、嫌なやつだったなあ。

 

(でも歌、うまかったよ!)

 

時々、

 

あ、こういうのエリザベートにもあったな、

 

とか、(花總まりさんと佐藤さんの夫婦とか夜のボートみたいなシーンとか。)

 

こういうの、モーツァルトにあったな(ピアノの上に乗っかったり。)

 

とかを思い出して見るのもミュージカルファンには楽しめそう。

 

と思いました。

 

 

 

 

舞台装置も、

 

稲妻が光ったり、ダンサーが踊ったり、紙が舞ったり、

 

(この頃流行りの)プロジェクションマッピングもあり、

 

雨やら、風やら、映像にも動きがあったりして、斬新でした。

 

 

それから、衣装。

 

女性のドレスがとても可愛らしかったし、

 

井上芳雄さんのクリクリヘアーと、白いブラウスに、黒いパンツ姿で

 

指揮棒を振る姿もかっこよかったなあ。

 

 

そして、

 

要所要所に入ってくる、ベートーベンの名曲。

 

正直、ワタシはね、ちょっと、そんなにベートーヴェンの原曲を

 

多用しなくっても、、と思うところもありましたが、

 

(「モルダウ」や「ジュピター」みたいな、こじつけっぽい歌詞が)

 

やはり、そこが見どころの一つなので、

 

うまいこと、歌詞付けたもんだよ!と最終的には思いました。

 

 

そして、

 

韓国語が理解できて、韓国のミュージカルに精通している人なら、

 

この日本語のミュージカルにもまた、ハマってしまいそうだなと思いました。

 

 

 

 

思わず、オリジナルをyoutubeで検索してしまいましたが、

 

 

日本公演のアーカイブ見ながら、この動画を一緒に見ていたら、当たり前ですが、どちらも同じで楽しめました。

 

 

今年のGW、ミュージカルミーツシンフォニーで来日されていた

 

オク・ジュヒョン さんがトニだった。

 

月光を歌っていました。

 

この方が韓国版に出演されていたのですね。

 

めちゃくちゃ歌がパワフルで上手い方でしたよ。

 

 

ワタシにとって、初の韓国版のミュージカル。

 

個人的に分析してみましたが、

 

韓国のミュージカル俳優の方々は男性も、女性も、喉が強いイメージなので、

 

この作品は、情熱的で、朗々と歌い上げる曲調が多いのかな?

 

と思いました。

 

最後に、

 

井上さんと花總まりさんが、カーテンコールで

 

毎公演、命懸けとおっしゃっていましたが、

 

見ているこちらも、汗かきそうなくらいパワフルな舞台だったので、

 

出演されている方は、相当エネルギー使うだろうなあと思いました。

 

 

一度見ただけでは、語れなそうなので、

 

もう少しアーカイブを楽しみたいと思います。