ジェーン・エア 2023年3月☓日
東京芸術劇場 プレイハウス
注釈付きS 1階 E列 上手 ソワレ
上白石Ver.ネタバレなし。
ジェーン・エアを見てきました!
今回は上白石萌音さんのジェーンです。
→こちらはジェーン・エアのチケット奮闘記。
2014年にたまたまyoutubeで松たか子さんのジェーン・エアを見て、
「Brave enough for love」という曲に心打たれ、オリジナル英語版のCDを聞き、今回の再演を心待ちにしていました。
原作も読み(「下」の途中までね。)
ミュージカルジェーン・エアへの思い入れなら誰にも負けない(・・・つもり)
今回はネタバレと、ネタバレしない2本のブログを書きます。
ネタバレしたい方はこちらを御覧ください。↓
さて、初めてやってきた東京芸術劇場プレイハウス。
池袋駅からすぐですが、出口や通路が多く迷いそう。
東京芸術劇場。
エレベーターを上がるとすぐプレイハウスがありました。
60分前にロビーは開場、座席には開演の30分前に入れました。
ロビーにはすでにたくさんの人。
開場してからしばらくは女子トイレはスムーズでしたが、すぐに列ができていました。
その他、ロビーでプログラムやグッズ、水などの販売もありました。
ベンチや座る場所もたくさんありました。
ロビーには黒い服の方々。オンステージシートの方々の集合場所のようです。
座席に入ると赤い座席がひときわ目を引く素敵な空間。
ミュージカルとストレートプレイ両方公演できそうな広さです。
舞台左右奥にはオンステージシート。
オーケストラピットもありました。
今回は注釈付S席でした。
1階 E列の端の方ということで、5列目かと思い座席を探すと、
まさかの最前列!
嬉しくて叫びたい気持ちを押さえて席に着きました。
舞台は目の前です。
どうしてここが注釈付き⁈と思いましたが、
確かに、舞台上にオンステージシートがあるので、1幕最後の「sirens」(サイレン)で上手奥のローチェスター卿が見えませんでした。
また、どちらかと言うと出演者の背中が見えるシーンが多かったかも。
(それでもいい。背中もずっと見ていたいくらいだ。)
でも間近も間近。
双眼鏡なしで見れました。こんな神席初めてです。
今年の運をすべて使い果たしました。
前半が70分、20分休憩有りの、後半75分でしたが、あっという間で、
見終わったあとも席を立ちたくなかったです。
客層は
「一人で来ている女性が多め」
でした。たしかにね。連席取れなかったもの。
男性もちらほらいらっしゃいました。
割と、静かなロビーでした。
オンステージシートに、客席にもたくさんの補助席。
演者さんは、どこからも見られているし、何処を見ても客がいる状態。
客が目に入っても、見えないふりして演技する集中力。
すごいなと思いました。
まずは劇場内をぐるっと散策。
座席について
1)注釈付きS席
おそらく、ジェーンエアの注釈付きS席は
①1階の各列の左右の端っこ辺
②1階のLBやRB列
③2階ではA?B.C列の45.46.47か 1.2.3あたり?
と思われます。
(他にもあるかもしれませんので正しい情報ではありません。)
①今回ワタシが座ったのは①でした。観劇に問題有りません。
劇団四季で言う、サイドA席でしょうか。
②LBやRBは舞台から近く、席位置も正面の席と比べ、高くなっているのでS席前方と並ぶ神席だと思います!!
LBとRBの6番以降も高くなっていてよく見えます!
③2階バルコニー席がせり出しているので、それぞれステージの前方端が見切れそうです。
(2階ABCの 1.2.3あたりはステージの下手前方、45.46.47あたりはステージの上手前方が見切れそうです。)
2)補助席、立ち見席など。
劇場の座席内にはいろいろな場所に補助席が置いてありました。
前に手すりがある場合は背の高い椅子、バルコニー並びの席はその辺りの座席の高さに合わせる、立ち見席?も長いスツールみたいのがありました。
おそらく見えやすいようにいろいろ椅子の高さなど計算されていると思われます。
3)オンステージシートについて
下手側は1~40 上手側は41~80と分かれているようです。
詳しい席位置はわかりませんが何処も一緒だと思います。
開演前にロビー左右に黒い服を着た方々が集合し、黒いマスクを渡されていました。
集まってから一緒に座席に案内されるようです。
そして幕間の休憩時間も「オンステージシートの方は早く席にお戻りください!」とアナウンスされていたので、休憩中のトイレは急いだほうが良さそうです。
役者も前方ばかり見て場面が進むわけではないので、オンステージシートからは出演者のいろいろな表情が見えそうです。是非座ってみたいなと思いました。
キャスト感想はネタバレブログに書きました。
とにかく皆さん素晴らしかったとだけ書いておきます。
原作や映画を見ておいたほうがよいか、については
やはり原作を読んでいた方が数倍楽しめる。
と思いました。
物語は原作に忠実です。細かなところまで知っているとより楽しめると思います。
もちろん見ていなくても楽しめます!
そして、
いつもの勝手な観劇対象年齢ですが、
親が見せたくない様なシーンはないので、そこは何歳でも安心して見せられますが、
女子なら小学校高学年くらい、男子は中高生くらいでしょうか。
やはり女の子が道を開いていき、その中に恋愛要素も入ってくる話なので、女子の方が好きそうな作品だと思いました。
せっかく高い金額だして見に行くのだから、しっかり感動した方がいいから、男子ならまあ高校生くらいの方がよいかも。男子中学生はまだまだ子供ですから。
ストーリーを出演者が語っていくところはノートルダムの鐘ぽいです。
レ・ミゼラブルよりも女子よりかなと思います。
原作読んでたらなおよし。ああいう英文学とか好きな男子ならもっと早くて良いと思います。
例えば、オペラ座の怪人とか、エリザベートみたいな派手さは無いかもしれません。
主人公も黒い服です。
でも舞台芸術もすばらしい。歌も、音楽も、そして出演者もストーリーも素晴らしかったです。
ストレートプレイを見るような、心にぐっとくるヒューマンストーリーがそこにありました。
今回は奇跡の最前列でした。
舞台は近い。
しかしこの座席と舞台の間には大きな大きな河が流れているんだよ。
舞台に上がれる人、30年客席からしか見れない人。
・・・みな素敵だったなあ。
チケット流通センターなどではまだまだ残席たくさんあるようです。
千秋楽は配信もありますが、
この短い東京公演、貴重なこのキャストでのジェーン・エアの再演、是非是非劇場で見てほしいです。
今日はビデオカメラで舞台の撮影もしていました。