2022年 ハリーポッターと呪いの子  

10月☓日 ソワレ

赤坂アクトシアター 2階 S席 7列

 

「ハリーポッターと呪いの子」を見てきました。(ネタバレなし)

 

当方、「ハリポタ」の映画を見たこともなければ、本を読んだこともありません。

 

 

赤坂駅を出ると、そこにはハリーポッターワールドが広がっていました。

 

 

18:15に開演でしたが、17:45くらいに開場だったように思います。

 

9と4分の3番線シートの方は先に入場されていました。(退場も先)

 

夜の公演だったこともあり、9割9分、観客は大人でした。

 

1階にはドーナツや飲み物を販売しているスタンドあり。

「早めに座席に着いてください」のアナウンスが何度か流れていました。

開幕してしまうとすぐには入場できないそうです。

 

劇場は2階までで、廊下や客席外の階段、客席の足元は狭いですが、劇場内の空間は広く、天井も高かったです。2階の最後列からも舞台がよく見えました。

逆に1階の1列目はステージ(高さがあるので)を見上げる形になりやや首が疲れるかも。

 

2階 最後列 センターブロック

 

さて、「ハリーポッターと呪いの子」の舞台について。

こちらは

①演目が長め(約4時間)

②歌なし。セリフのみ

で、ミュージカルではありません。

 

見どころは

①魔法の数々!(タネを考えるのはやめよう。無理だから。)

③舞台装置や演出の素晴らしさ。

②他の方々も素晴らしいが、特に、石丸幹二さんの素晴らしさ。(石丸さんの回でした。)

 

ストーリーは

 

一言でいうと、

 

「のび太とスネ夫の時間旅行」

 

「ハリーポッターの息子と親友スコーピウスによる、時空を超えた、複雑な冒険」

です。

 

時々笑いがありますが、子供と一緒に楽しめるディズニーミュージカルとは違います。

アメリカ人の作った楽しく明るいミュージカル!ではなく、イギリスの長い小説の舞台化といったほうが正しい。

日本的に言えば、「どらえもん」と「戦隊シリーズ」を足したような?感じ。

 

みんな、マントをひるがえし、かっこいい。

舞台装置も衣装も海外版と同じで一切妥協なし。

このような作品を日本で見れることに感謝。

(海外で英語で見たら、さっぱりわからないと思う。)

 

 

キャストについて。

 

ハリーポッター

石丸幹二さん

 長い舞台。出ずっぱりと言うことはないが、一日2公演を一人でこなし、

体力的にもハードだろうな。

セリフも聞きやすい。表情も、動きも、何度も演じている役とは思えなかった。

初めてのように演じていた。さすがプロ。父親愛を強く感じました。

 

 

ハーマイオニー

中別府 葵さん。 

 背が高く、演歌の日野美歌さんに似ていた。

 

 

アルバス・ポッター(ハリポタ息子 )

藤田 悠さん。

 演技も上手でした。

個人的にはもう少し、爽やかな青年っぽい方の方が良いと思った。

若い頃のいしだ壱成さんみたいでした。

 

 

ジニー・ポッター(ハリポタの妻)

白羽ゆりさん

さすが、元宝塚。立ち姿が美しい。セリフも大変聞きやすかった。

ハリーポッター(石丸さん)と並んで立っている姿が本当に夫婦のようだった。

 

スコーピウス・マルフォイ

門田宗大さん 

 ハリポタ息子さんと同じくらいでずっぱりですが、時々面白かったり、セリフも上手に演じていらっしゃいました。

 

マクゴナガル校長

高橋ひとみ 

 可愛らしい方ですね。校長にぴったりでした。

 

 

2幕目が終わり、物語がすべて終わっても、すぐに拍手がおきませんでした。

まだ物語が続くのかな?と終わったことが分かりませんでした。

それくらい演目が長めなので、終わると思ってもまだ続いたり、3時間40分ハラハラしながら見ました。

 

さて、事前に「ハリーポッターと呪いの子」の小説を読んでおいたほうが良いか、については、

この舞台の映画や小説は今のところありません。戯曲のみあります。

 

時間があるならハリポタシリーズをDVDでみるなり、読んでおいた方が良いです。

 

聞いた話では、炎のゴブレットだけでも見ておいた方が良いそうです。

 

ワタシのように何も知らない人は、開演前にHPを見て、登場人物のカタカナの名前くらいは覚えておきましょう。ホグワーツの戦い? スリザリン?って何?

劇場では無料のパンフレットなども配っていません。

 

 

いつもの勝手な鑑賞推奨年齢ですが、 

 

中間、期末テストの終わった中高生(除・受験生)〜60代くらい

 

でしょうか。

6歳〜のシートがありますが、小学校低学年では魔法は楽しめるが、話が難しく、長く、少し怖いでしょう。かろうじて、ハリーポッターシリーズをよく知っている小学高学年位からでしょうか。

定期試験の終わった、比較的時間に余裕のある中高生からがおすすめです。

 

又、もし子供が座るなら魔法がよく見える1階席、センターブロックがおすすめです。

2階席は大人も双眼鏡必須。

 

またトイレが近い方はおすすめしません。1幕目も2時間近くあり、幕間の20分休憩もトイレが大混雑。ぼーっとしていると行きそびれそう。

18:15開演の舞台で、終演は22時10分くらいでした。

子供ならマチネ必須です。

足もむくむ(笑)

 

これをダブルキャストで回しているのはすごいハードだろうな。

まだまだロングラン公演か続くようです。

向井理さんのハリーポッターも見てみたいです。

ちなみに、向井理さんは5月末までの出演で、新たにもう一人、新しいハリーポッターが誕生するようです。

 

 

 

 

こちらはハリーポッターと呪いの子2回目の感想。

 

 

 

 

 

 

こちらはハリーポッターと呪いの子3回目の感想。