すべてに過敏な私が絵と
小さな命とともに生きる日々
私はすべてに過敏です。
人にも、空気にも
言葉にならないような微細な感覚にも
子供の頃あまりの痛みに耐えきれず
私はそれを「消した」のだと思います
いえ正確には別の人格に
任せたのかもしれません
そうやってなんとか
日々をやり過ごしてきました
でも、年月が経つにつれて
あの痛みは少しずつ
私のもとへ帰ってきました。
忘れたはずの感覚が
ゆっくりと、でも確実に
言葉にすれば面倒くさいことばかり
だから私は行動には移しません
ただ静かに
この過敏さと向き合っています
過敏であることが
いいことなのかどうか
私にはわかりません
でも今私には絵があります
この敏感すぎる感覚が
色や形となって紙の上に現れます
言葉にできないものが
線になり、色彩になります
そして、猫がいます
キンカチョウがいます
彼らは何も言いません
ただそこにいて
小さな鳴き声をあげ
時々私の方を見ます
その存在だけで
この過敏な心が
少し楽になる気がします
人間の言葉は複雑で
時に重すぎます。
でも猫の喉を鳴らす音や
キンカチョウのさえずりは
純粋で、優しい
これでいいのかもしれない
と思う日もあります。
絵を描き小さな命たちと
一緒に一日一日を重ねていく
それが今の私の
「顔晴る」なのだと思います
過敏さは、きっと私の一部
消すことはできないけれど
絵と、猫と、キンカチョウと一緒なら
この感覚とともに生きていける気がしています
過敏さを抱えながらも創造と
小さな命とともに生きる選択をされていること
それ自体が強さだと感じました








