別のストーリー | Diary

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龍一に初めて会った第一印象は
『無理』だった



26も年下だったから
そもそも会う前から
会っても時間の無駄だって思ってた
時間潰しみたいな
ほんの軽い出来心



だから
あの時
2度と会わない選択肢ももちろんあったわけで
可能性としては小さくなかった


私が
こんな年の差やっぱり無理!

と、笑い飛ばして
そのまま龍一の前から立ち去っていれば
私は普通の一般常識の範疇で生きていられた


手を繋いで歩きたいと言う龍一を残して
そのまま帰って
電車の中で今日は参った参ったなんて思いながら
婚活サイトのイイネにイイネありがとうをしてメッセージのやりとりをしただろう


龍一とニ度と会わない選択肢


それはそれで
よかったはずだ


だってその私は龍一の良さを全く知らない私なんだから


今の私が知らない誰かと楽しくやってるんだ



でも
現実の私は
あの時、龍一の手を取ってしまった
その先に何が待ってるか考えもしないで


龍一いわく
禁断の恋


そりゃそーだ
50歳の私と24歳の龍一


私と龍一の恋は
とても非常識で
誰にも言えなくて
許されない恋




でも


いったい誰に許してもらう必要があるんだろう



私の気持ちは
私だけのものだ