本日は全9問にチャレンジ!!
第1問!
闇という漢字に音が使われている理由は?
A:暗い場所では特に敏感になるから
【解説】
人間は暗い所では音に敏感になるとされています。「暗い」という漢字も同様に、
日の光が届かない場所では音に敏感になるという意味があるとされ、
また、「闇」の門構えは、門を閉めると暗くなるということを意味しています。
第二問!
漢字の蟹に解という字が使われた理由とは?
A:簡単に分解できるから
【解説】
蟹は調理する時などに道具を使わなくても、手を使って簡単に分けることができる。
簡単に各部分をバラバラに分解できるということから“解”という字が使われています。
第3問!
ナマコを表す漢字「海鼠」に「鼠(ネズミ)」が使われている理由は?
A:ネズミと同じ夜行性だから
【解説】
現在では日中も活動するナマコも確認されているが、一般的にナマコは夜行性で、
日中はじっとして夜に活動する習性がネズミに似ていることから、「鼠」という漢字があてられました。
第4問!
牡蠣(カキ)はなぜ「牡(オス)を付けて表されるようになった?
【解説】紀元前の中国では、牡蠣の身が白いことから魚の白子=精巣をイメージし、
牡蠣は全てオスだと誤解したのだそうです。
第5問!
日没を表す「黄昏時」に結婚の「婚」が使われるようになった理由とは?
【答え】
日没後の夜に結婚する習慣があったから
【解説】
「昏」という字は、「黄昏時」という言葉があるように、本来は「日没」という意味。
古代中国の結婚式は「日没後の夜に行う」という慣例があったため、
結婚の「婚」の字に使われるようになった。
「日没後の夜に結ばれる」ということから「結婚」という言葉ができたそう。
ちなみに、なぜ「黄昏時」でたそがれどき??と読むの??
誰ぞ彼(たれぞかれ)
↓
たそがれ
↓
黄昏時
日が暮れて薄暗くなり相手の顔の見分けがつきにくく「あなたは誰ですか?」と
問いかける時間帯ということで「たそがれ」になったのだと言われています。
逆に明け方は「かわたれ時」という。
語源とされているのは、黄昏時と真逆の読み方になり、
彼は誰ぞ(かわたれぞ)
↓
かわたれ
↓
かわたれ時
第6問!
「名」という字が夕と口を合わせて出来た理由は?
A:夕暮れ時に自分の名前を口に出して相手に知らせていたから
【解説】
灯りの道具が発達していない時代、夕暮れ時になると辺りはかなり薄暗く、
人の顔が見分けにくくなったため、自分の名前を口に出して相手に知らせる必要があった。
夕暮れに名前を口に出していたことから名という漢字が作られたと言われています。
第7問!
「嫉妬」の「妬」は何を表して女偏に
「石」と書かれるようになった?
【正解】女性が焼いた石のように熱くなって怒る様子
【解説】
「妬」という漢字の石の部分は、石が焼けて熱くなった状態を表している。
つまり、「妬」は女性が焼いた石のように真っ赤になって熱く怒る様子を意味している。
嫉という字は、疾病・疾患のように病気を意味し心が病んでいることを表現しています。
第8問!
鮫に「交わる」という漢字が使われている理由とは?
【解説】
一般的な魚は体外受精を行い産卵をするが、鮫は魚類の中では珍しく体外受精、
つまり、交尾をする魚。その性質を表して交わるという漢字が使われるようになったのだそう
第9問!
「足を洗う」とは元々どのような職業に使われていた?
A:僧侶
“足を洗う”という言葉は古代インドが発祥とされている。
俗世間の悪事や災いといったケガレは足にまとわりつくといわれ、
僧侶が修行で外から寺に帰った際、裸足のために汚れた足を洗い、
寺の中のに入ったことから使われるようになった。
それがいつしか「良くないことをやめる」という意味に変化したのだそうです。