ヒートアイランド抑制のため、日本の小中学校で校庭の芝生化が進んでいます。
政府も校庭を土から芝生に変えようと補助金などで後押ししており、
公立学校では10年で1,000校以上増えました。
実は芝と関わりが深い異業種の企業が安価で、
さらにお手入れも簡単な芝を発売し普及につながっているのですが、
一体どんな企業でしょう?
【答え】
サッカークラブチーム
【答え】
J3のサッカーチームガイナーレ鳥取を持つ、鳥取SCは自ら芝を育て販売を始めた。
本業のサッカークラブ運営では3年連続の営業赤字。
そこで、芝を新たに収入の柱にしようと考えています。
芝のメンテナンスでもロボット芝刈り機を使い、人に代わって自動でグランドの整備負担を
減らすための仕掛けも人気のひとつ。
さらに、農業の担い手不足で米子市だけで東京ドーム約28個分の耕作放棄地があるのだが、
地下水が豊富なこの地域、1メートルほど掘るだけで水が湧き出てくるため、
組み上げの電気代とポンプ代くらいで水まきでき、
ガイナーレ鳥取の芝は市販のものと比べて約半額になる。
単純にサッカーをしているだけではなく、地位とのつながりや地域を
巻き込んで何か一緒にビジネスを作っていく、スポーツチームならではの新たなビジネスモデル。