【問題】
日本の食事で、マナー違反の一つにひじをつく姿勢があります。
実はこのひじをつくマナー、世界的に見ると珍しいマナー違反で、
実は元々この行為はマナー違反ではありませんでした。
昭和の初期、食事中ある不都合が生じた結果、それが習慣となり、
後にマナー違反となったのですが
では、ある肘をついたことによる不都合とは何だったのでしょうか?
【答え】
ちゃぶ台が傾く、ひっくり返る
【解説】
元々一の膳、二の膳というように、小さな膳が使われていました。
その後、ちゃぶ台が普及しましたが、脚がしっかりしていませんので、
うっかり手をつこうものなら、ひっくり返ってしまいます。
そのようなことから、「ちゃぶ台に肘をついて食べてはいけない」という習慣が生まれました。
ちなみに、
フランスでは、
食事中に両手を膝の上に置いてはいけない。
両手はみんなから見えるようにテーブルの上に置くこと。
ただし肘をつくのは日本と同じNG。