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鹿児島で一番高い点数3.68をつけていた『のり一』へ。


「のりいち」ですよ。

のりーって伸ばして読まないようにご注意を。



マルヤガーデンズから、ナビを頼りにずんずん進むと、

そこは昭和の香り漂う、飲み屋街だった。


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夜は雰囲気がよさそうだ。


通路にまで、スナックから歌声が聞こえてきそうだな。

居酒屋でのいざこざが聞こえてきそうだな。

学生のイッキコールが聞こえてきそうだな。


夜に一度ここを歩いてみたいと思った。




で、てくてく5分ほど歩くと、黄色いプラスチックの屋根に赤いのれん。

これぞ昭和感漂うお店「のり一」があった。


メニューはシンプル。

中350円 大500円


安かかとね。


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これは中。


見た目もシンプル

味もシンプル。
透き通った鶏がらスープととんこつ塩味。


鹿児島、いや九州のラーメンとは思えないほど、シンプル。

なのに、味わい深い。

うまかー。


インスタントラーメンのCMの様に、どんぶりを両手で抱えて

ずずーっとスープを飲み干す光景がこのラーメンには似合う。


レンゲなんていらねー。

レンゲに麺なんて乗せさせねー。


一気に麺を放り込みたくなる。

ずるずるプハー。

ずるずるプハー。

これの繰り返し。

うまかー。


瓶ビール飲みたくなるね。この味。

で、懐かしい感じがします。


もちろん私は感じませんが、

青春時代に、この味を食べた人が、

大人になって食べると、昔にタイムスリップするんだろうな。

泣く人もいたりして。


お昼時にも関わらず、タバコを吸う人、

お座敷に無造作に置いてあるフライデーなんてのも昭和感を高める。


まさに、

昔に戻れる味があるお店。泣けるお店だった。


私にはそんなお店がないので、

「のり一」を、“昔に戻れる”お店にしている方が羨ましい。


“昔ながらのナポリタン”が流行しているのも納得できますね。


ということは、

“昔の味再現グルメイベント”なんてのも出来そうですね。


昔は人気だったのだが、高齢のため、売り上げ不振のため、

やむなくお店をたたんでしまった料理店。

その料理店にあるレシピをお借りし、

レシピがない場合は聞いて再現。

現代風のアレンジは一切なしで、当時のままの味で提供。


なんて、こんな企画。ありあり。

書いてみようかな。



満腹になったところで、歩きたくない衝動に。

タクシー作戦へ切り替える。


乗車した運転手がよくしゃべる方でラッキーだった。

色々と回ってもらう。

その都度説明。

というか、ずっとしゃべりっぱなしなおじさんでした。

でも、一つ問題点が発生する。

1対1のマンツーなので、

おじさんがお勧めするスポットには、必ず大きなリアクションをしなければ

いけないということ。

一歩的におじさんが話したあと、リアクションがないと、

車内は静まり返って、どうしようもなくなるのです。



まずは、港へ行き桜島を見に。

厚い雲で見えません。


頭の中では、長渕の「いつかの少年」がループしていたが、

見えなかったので、消滅。


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ここでは、「超灰色じゃないですかー」と、

バカ丸出しなリアクションをした。




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港の商業施設。

若いカップルのデートコースらしい。


足湯を楽しむおばちゃん。

写真を撮ったら、手をふりかえれた。



運転手に「浸かっていくね?」と言われたが、

タクシーのおじさんと二人で足湯している光景は

滑稽すぎるので、NOと答えた。



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で、お城跡。

鉄砲の弾の跡が残る石垣。

熊本城の方がすごかとですよ!とは言えないので

立派な石垣ですねと。




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で、やっぱり、このお方。

西郷どん。

ここでは、

「痩せててかっこいい!」と意味わからんリアクションを。




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それからは、またまた西郷どん押し。

西郷どんが息を引き取った場所。



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西郷どんが隠れていたという洞窟。


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などいろいろと市内を回ってもらう。

3000円也。

色々と回れて、おじさんの「ガイド付き」と考えると、

かなりお得だろう。


熊本へ戻る時間が刻一刻と迫る中、

最後に、どうしても行きたいところがあった。

この階段の先にある施設なのですが。



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つづく。









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