鹿児島中央駅一番街のアーケードを抜けたところに

ちんちん電車の駅を発見。

鹿児島市民60万人の足となっている路面電車は、

年間170万人が利用するという。


床が板張りの電車だったと思う。

雨だったせいもあり、車内はじとじと。

古い電車のため、エアコンなんてなく、シートがじわ~っと熱いだけ。


あとで、別のちんちん電車もみたのですが、それは最新型のもので

古い電車と入り混じった運行体系をないしているのでしょう。


多少、便利が悪くとも、古い電車はずっと残して

もらいたいものであります。


10分ほどで、お目当ての、天文館前に到着。

鹿児島一番の繁華街であるアーケード。


熊本みたく、アーケードは一直線に伸びているものかと思いきや、

縦横無尽にアーケード街が伸びており、これはこれは楽しい。

迷子になりそうだ。

逃走中をここでやったら楽しそうだけど、

誘致してみませんか?


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それぞれのストリートには名前がついているのですが、

これが、まー覚えにくい。



「にぎわい通り」や「はいから通り」などがそうで、

地元の人にとっては関係ないのでしょうが、

一見さんの観光客は一瞬で忘れてしまう名前ばかり。


楽しさをとるなら、名前の変更もそろそろ考えても

いいのではないでしょうか。

全国にある●●銀座通りなども、地域色が出る名前にしてみては。

熊本市もしかり。

廃ししなくても、別名をつける手もありますよね。

渋谷センター街を、バスケットボール通りとしたみたいに。

こちらはまんまと馴染んでいませんが。



どの町も、「思い入れが出来るストリート」を

作ってもらいたいなと思います。


そのためには、ネーミングだったりストリートの個性だったりが

必要なのでしょうか。

個性でいうと、天文館はまだまだ昔からのお店が点在し、

だいぶ楽しかとです。


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こういうのも、もっと設置台数増やすといいのでは。

ここに文字情報を入れて、

観光に誘導する仕掛けもできそうですね。


あと、このおはげになっている人物を説明しない乱暴さは好きです。

後ろのかっぱみたいな人も誰なのか。



アーケード内は、平日の昼間ということもあり、

歩いている人の大半がシルバー層だった。

学生が少ない街なのでしょうか。

なかなか若者を見かけません。


こんなアーケードで思うのは、

50m先から不良っぽい学生が、肩で風を切って歩いている

光景なのですが、そんなこともなくごく普通の日常が流れています。

平和。


とりあえず、ぶらぶら。

地図を頼りにひと通りのストリートを歩く。



街中に、こんなモニュメントはいいですね。

おでこをなでたくなります。

「おでこ撫でると頭良くなるよ」なんて噂を広めると、

受験シーズンに殺到するかも。なんてね。


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路地裏に入ると、こんな石畳の通りもあり、趣はぐっと高まります。

神楽坂のように、路地裏に石畳を敷き詰めて、

そこに飲食店を集めるって手もありますよね。

どこか一店舗でも、そんなお店を作ってくれたら。ですね。



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この日、鹿児島は気温が17度と、ぬるかった。

そんなぬるい日に遭遇したのが、白くまくん。

鹿児島名物の白くまを食べさせるお店が

アーケードの端っこの方にありました。

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鹿児島名物「白くま」。480円。高い。

比較するベースがいつも吉野家の牛丼380円になってしまうので、

思わず、高いと思う。



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恐らく、地元の人は、滅多に食べないんだろうなーって風貌をしている。

真相は分かりませんが、

地元の人ががつがつ食べるようになって

初めて盛り上がるんではないでしょうか。


アーケード内では、この店でしか、

白くまを見かけなかったことを思うとそうなのだろう。

それとも居酒屋のメニューで、しめに白くまってことにでも

なっているのだろうか。


新しい感じの白くま味があってもよさそうだけど。

抹茶ベースで、苔まみれの白くまってのも。


白くまで、鹿児島を感じ、

そして、お目当てのデパート、マルヤガーデンへいきました。

情熱大陸にも出演された、

コミュニティデザイナーの山崎亮さんが、

リニューアルを手掛けられたデパート。

人を呼ぶ仕掛けを作り、活性化を生み出したという。

そんなデパートを見学しに行ってみよう。


つづく。