N・Sさまより
「フェールアンカランで扱っているラベンダーは
アングスティフォリア、スピカ、スーパーがあるようですが
違いを教えてください」
とのこと。
ご質問ありがとうございます!
それでは早速、お答えしていきますね☆
ラベンダーアングスティフォリア
真正ラベンダーと言われるくらいメジャーな精油です
地中海沿岸で比較的標高が高く(1000~1300m)、乾いた土地で育ちます。酸味の中にある甘酸っぱい香りが特徴で、心と体の両面から働きかけます。応用範囲が広い使い勝手がいい精油です。
ラベンダースピカ
別名スパイクラベンダー、野生ラベンダーとも言われる品種です。
つんとする香りが特徴です。地中海沿岸の平地(標高600m以下)暑さに比較的強い品種です。
精神的なケアには使われませんが、皮膚への働きかけ、感染症、毒虫に刺された時など身体面への働きにすぐれます。
ただし、ケトン類を含むため、通常は乳幼児、妊産婦、高齢者、てんかんをお持ちの方には使用に注意が必要です。お子さまにはアングスティフォリアまたはスーパーをお使いいただくと安心です。
ラベンダースーパー
一般的に「ラバンジン」と言われる事も多い品種です。
ラベンダーアングスティフォリアとラベンダースピカのハーフです。甘みがありながらもすっきりとした香りが特徴です。
両方のいいところをとって(1つ1つの作用自体はアングスティフォリア、スピカが強く持っています)
丈夫でよく育ち、精油もたくさん取れるので、価格が安いため、良く使われます。
※ラベンダーアングスティフォリアとラベンダースピカのハーフの中でも、
ラベンダーアングスティフォリアに近い品種です。
同じハーフでもスピカに近いものは「ラベンダーレイドバン」と言います。
※レイドバンは現在フェールアンカランでは取り扱いをしておりません
ラベンダーアングスティフォリア
真耳や呼吸器のトラブル、皮膚のトラブル、肩こり、心や精神的なトラブル、集中力強化…
どんな方面にも優しくパワフルに作用します。
初めてアロマをする方には応用範囲が広いのでお持ちいただくと便利です。
ラベンダースピカ
強い抗毒素作用(毒虫などに刺された場合)があります!
私も以前お世話になりました…
↓
海外の資料によるとスズメバチ、クラゲ、サソリ、マムシ!にかまれた場合と例が出てきます(笑)まさか日本では、サソリはないと思いますが、アウトドアには持っていてくと安心する精油です。
なぜならやけどや傷を早く、きれいに治す瘢痕形成作用もあり、抗真菌作用、殺真菌作用、抗菌作用と1本で色んな方面でお役立ちだからです。
↓
ラベンダースーパー
特に足の疲れや肩こりなど筋肉をリラックスする働きが強くあります。
また、手元にアングスティフォリアが無い場合は、レシピを置き換えて使うことも可能です。(心や神経に関してはアングスティフォリアの方がパワフルです)
ラベンダーアングスティフォリア
鎮静作用、鎮痛作用があるエステル類と、鎮静作用があるリナロールを主成分とするので、
精神的肉体的なリラックス作用があり、ストレス、不眠症、神経過敏などの改善に期待ができます。
肌の炎症などにも使え、乳幼児、高齢者にも安心して使える精油の一つで、利用範囲も広いため、
初めて使う精油としてはオススメの1つ!
ラベンダースピカ
ラベンダー特有の「エステル類」がほとんど含まれてないため、
精神面への働きより、ケトン類の瘢痕形成(創傷治癒)、
粘液溶解作用などを期待して使う事が多いです。
ラベンダースーパー
ラベンダーアングスティフォリアとラベンダースピカのハーフの中でも、
ラベンダーアングスティフォリアに近い品種のため、
ラベンダーアングスティフォリアと同じようにエステル類とともに少しのケトン類が含まれています。
バランスよく使いやすいです。
ケトン類を含みますが少量のため、禁忌はないとされています。
・これらの精油は成分分析がされた、ケモタイプ精油、残留農薬、その他薬物などが使用されてない精油の使用を前提としております。
私が精油を選ぶ基準はこちら
↓
・あくまで今回のご提案は、ご自身の判断にて自己責任にてご利用ください。
12日までご質問受付しておりますー!!
ぜひお声をお寄せくださいね♪