今日はにゃんこはお休みです。
本当に暑い夏でしたが、やっと紅葉の時期になりました。
相模原市の城山湖周辺に「評議原」という紅葉の名所があります。
どうも「ひょうぎはら」ではなく、「ひょうぎっぱら」と呼ぶようです。
豊臣秀吉の小田原攻めにゆかりのある土地だそうで、相模原観光協会HPによると片倉城・津久井城・小松城の武将が、落城の相談をした場所とも伝えられています。
近くには八木重吉の生家もあります。
私は八木重吉の代表作「素朴な琴」を読んで、その短くて深い詩に衝撃を覚え、それから愛読する詩人の一人となりました。
素朴な琴
この明るさのなかへ
ひとつの素朴な琴をおけば
秋の美くしさに耐えかね
琴はしずかに鳴りいだすだろう
評議原の紅葉を見ていると
この詩の世界にどっぷり浸かっている感じがしました。
そこで作品を書いてみました。