こんにちは!
1月17日〜19日


この期間は午前中プール、午後散策の日々。
プールは、子どもたちが水に慣れるための良い時間でした。
ひたすら遊具を使って浮く練習をしていました。
少しでも自分の力で泳げるようになるといいね。

滞在先の近くで、ルアックコーヒーが飲めると聞いたので行ってみることに。
"Triiyama coffee & eatery"を訪れました。

店の庭には、ジャコウネコ(パームシベット)が飼われていました。
かわいい!!

ネコと名前にありますが、実はイタチです。
このお店ではコーヒーはもちろん、がっつりインドネシア料理やバリ料理を食べることもできます。
せっかくなのでコーヒーの前にインドネシア料理を。

植物性油が多そうだ…。身体が痛くなるな、これ。
味は日本人にも合いますね!

そして本丸、ルアックコーヒー。
ルアックコーヒーが高価な理由は、単純に流通量が非常に少ないから!
自然栽培されたコーヒーを自然の営みの一環の食事で赤く熟れたコーヒーチェリーを食べ、それが糞となり採取するわけですから、当然です。
そして市場に出回る95%程はメスのもので、平べったい形をしています。
逆にオスは5%程しか採れず、丸っこいピーベリーのような形みたいです。
なので、オスのルアックコーヒーの方が数段高い!
どうしようかと悩んだ末、オスのルアックコーヒーを飲むことに。
メスのルアックコーヒー、ノーマルコーヒー(ワインコーヒー)を試飲させてもらいました。

ノーマルコーヒー(Wine Coffee)
→酸味が好きな方にはオススメ!名の通りまさにワインでした!
 少し発酵させているとのことで、飲んで納得しました。
 私が提供しようと模索中の発酵コーヒーでした。非常に勉強になりました。
ルアックコーヒー(♀)
→苦味が強めです。独特の風味がありますが、非常に飲みやすいです。
 全く獣臭や糞臭は無いです!雑味もなく美味しい!!

ルアックコーヒー(♂)
♀に比べると苦味が少なく、爽やかさが増します。
こちらも非常に飲みやすい!
コーヒーの好み(苦味派か酸味派か)で好みがわかれそうです。

コーヒーを飲んでからも、オーナーの伊万さんとコーヒーに留まらず、
それぞれの国、文化、旅行者、そして土地を守ることについてお話ができました。

日本に12年住んでいたということで、日本語がペラペラなので助かりました。
伊万さんの大切にしていること…自分が生まれ育った土地、環境に感謝し、地域に誠意をもって還元すること。そして私欲に走らないこと。
激しく同意するとともに、日本の政治家に聞かせてやりたいと怒りが湧きました。
そんな熱い想いに心惹かれ、是非一緒にルアックコーヒーを広め、盛り上げていきたい!
そう想い、当店でもルアックコーヒーを販売することにしました!
2月から販売開始しますので、お楽しみに!

バリの最後は散歩中に見つけた大渋滞。
オートバイがごった返しているのを生で見ることができ、あらためて東南アジアにきたな!と思いました。
歩道をオートバイが悠然と走る姿や、緊急車両が反対車線を猛然とぶっ飛ばし、華麗に避けていく一般車…
運転技術は間違いなく日本より上ですね(笑)


先日ウブド地区で飲んだコピルアク、元従業員の話を聞くことができました。
独特の苦味の正体…これはロブスタ種をブレンドしているから。とのこと。
だから安くて雑味が多いのだそうです。
酷いところだと、コーヒーチェリーだけでなく他の穀物(ココナッツやジンジャー等)もブレンドしているらしい…
確かに、農園にはアラビカ種、ロブスタ種それぞれ栽培されていました。
比率的にも栽培が容易なロブスタ種の方が多く入っているんじゃないか?
そんなことをおっしゃっていました。
価格の安さ、口残り、そして前座のパフォーマンス、納得です。

安いものには裏がある。あらためて勉強になりました。