티끌모아 로맨스
2011・11 韓国公開
★★★★★
お気に入りになった俳優さんの次の作品は、とても重要でして
ここで、終わるか!しばらく続くか!が決まります。。。大げさな
で、最近ハマッたナムジャ~ソンジュンギ君
録画しててまだ見てなかったんで、さっそく視聴してみました
マルではなかった。。。(ノ´▽`)ノ
でも、こっちのジュンギ君も、今のリアルな若者を演じてて
これはこれで、またかわいかったです
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この映画は、ほとんどこのふたりしかでてきません
お金がもったいないので、恋愛しない国宝級の超ドケチ女
ク・ホンシル (27歳)/ ハン・イェスル
お金がなくて恋愛できない、魔性のニート青年
チョン・ジウン(26歳)/ソン・ジュンギ
今、韓国の若者の就職苦は日本とは比較にならないくらい厳しいらしい
大卒でも非正規雇用に追いやられている、1970年代後半~80年代前半に生まれた若者たち
彼らの平均給与額は、88万ウォン(約7万円)であることから
韓国では “88万ウォン世代”と呼ばれている
人生に対する希望が持てずに苦境に立たされている今の“88万ウォン世代”たちを
映画のふたりを通して 見せてくれてます
とはいえ、50ウォンすらないジウンは人生お気軽に考えてて
部屋で、アダルトビデオ(日本の題名だった)見たり
「心配すんな。心配したって何も変らないだろ?」っていう、かる~い男です
『優しい男』の完璧なマルに酔いしれてた私は、こんなジュンギ君を見せられて
そうそう!マル=ジュンギ君じゃないんだ!!って、実感しました(笑)
いっぽう、ホンシルはお金がなくて
亡くなった母にお墓も建ててあげれなかったことを
~この大きな木を、母のお墓だと思っているんですが~とても悲しんで生きています
いろんなことが、あったんだね。。。
この映画の彼女は、ほぼすっぴんなんだけど、綺麗な人は、やっぱり綺麗~
素朴なハン・イェスルちゃんが、とっても魅力的です
で、ひょんなことから、(いや、ちゃんと、理由はありますが。。。省略です。。。笑)
ふたりで共同生活をすることになり
ドケチなホンシルがジウンに金儲けのノウハウを伝授します
この金儲けのノウハウがまたせこい~
スターのサインを飾るとお店に箔がつくからと、偽物のサインを売ったり
各地方の方言をまねて、移動販売車で流す宣伝の録音をしたり
知らない人の結婚式に出て、ご飯食べたり
あとね、ごみは、他人の袋に分けて入れたり(韓国も指定ゴミ袋なのね)
お酒を飲みに行っても、お財布忘れたふりしておごってもらうとか
こんなことしてたら、お金たまる前に友人失くしそう~( ゚ ▽ ゚ ;)
そうやって、ふたりで行動していくうちに、ジウンもお金のありがたさがわかってきます
閉店後の電気屋さんで、ホンシルが見たいと言ってた映画を見せてあげるジウン
テレビのリモコンって、どれでも使えるんだね。。。初めて知った~
ここ、ジウンの優しが表れてる、とってもいいシーンでした
お互いこんなに素敵な笑顔を見せるようになって
うまくいってたふたりなんだけど
ホンシルは貯めた2億Wを、だまし取られちゃうんです(((( ;°Д°))))
たぶん、そうなるだろうなぁと思って見てました~ありがちな展開です
悲しむホンシルに、ジウンは、かろうじて残った100万Wで
彼女が、母親のお墓だと思ってる大きな木を買ってあげるんです
そうそう、よその木を勝手にこう思ってたホンシルです
努力だけではどうしようもないのが人生
でも、人と人のつながりは努力で築けるって感じでしょうかね
この時の、ふたりの表情がとっても眩しくって素敵でした~
<この世の中にタダのものはない>って言ってたホンシルが
ただでジウンにキスするラストシーン
ホンシル、かわいい~
ジウンの就職も決まったわけでもない
映画の最初の頃と、これっぽっちも変わってない
いや、むしろ悪くなってる。。。状況なんだけど
間違いなく、ジウンにはホンシルが
ホンシルにはジウンが
かけがえのない存在になってるっていう、静かな変化を描いたお話
私は、こういったたんたんとした感じの映画けっこう好きです
そして、ソンジュンギ君は、やっぱり魅力的でした