S接骨院の受付をすませ待っていた。

I先生と挨拶をし、やっと来れたと胸いっぱいになった。


I先生が小さな女の子がつけているゲンシンゲンで説明をして下さった。

女の子がポーズをとって見せてくれて可愛くてみんな和んだ。


他の病院のコルセットを見せてもらい、重さや大きさを比べた。

サンプルを長女に付けさせてもらった。


私「どう?大丈夫そう?」

長女「うん。大丈夫。苦しくない。」


診察室に入りS先生に挨拶をした。

2つ目の病院で撮ったレントゲンのCD-Rを持参しお渡しした。

コピーをもらった。


(長女に許可をもらいました。今のコブ角です。)


1つ目の整形外科先生  コブ角45-35  のち手術

(レントゲン撮影)

小児整形外科先生 コブ角50-35  のち手術



2つ目の病院の先生 コブ角55-36  のち手術

(レントゲン撮影)  寝て撮ったもの何度か不明



S接骨院      コブ角49-34寝て撮ったもの30-26   (2つ目の病院のレントゲンを元に)



同じレントゲンで数値がなぜ変わるのかと不思議だった。

(2つ目の病院の先生、手術確定やと適当にコブ角言ったんじゃないかと不信感。

それに、「運動なんかで治らんわ!病気や!」

と鼻で笑われた。

「日本で手術して真っ直ぐする先生3人おってな、ただ結構歳でな、今の若い先生の手術わしゃ知らんのや。」

このことを「病院はしご」に書こうかと迷ったけど、気持ちが落ち込んで書けなかった。)




S先生「寝て撮ったコブ角ぐらいを目指しましょう。重要なのはコブ角よりねじれを改善すること。進行度は100%以上」


本で勉強しようとタイプをお聞きした。

長女は3CH。


長女、身体に赤いシールをたくさん貼られた。

笑いのツボに入ったのか笑い出して、

つられてI先生も笑ってた。


色んな位置から長さをメジャーで計測。

次に回る台の上にのり、Yみたいな棒を使って長女の全身を立体にスキャン。

パソコン上で長女のフィギュアが完成。


出来上がるのは2〜3週間後。

何年か前まではドイツまで作りにみなさん行っていたと聞き、日本で作れることのありがたさを感じた。


S先生「上手にできたね。一回で成功なかなかしないのに本当上手だったよ。それに、いい子だね。ちゃんと話を聞いて返事して偉いよ。本当いい子。」と言われ長女少し恥ずかしそうだった。



説明するのがI先生に変わった。

もう一組の方と一緒にシュロス法の説明を受けた。

ホームページに載っているものとは別でとても改善された方の症例も見せていただいた。

長女もきっと良くなる!そう信じよう!

と思いながら画面を見つめた。



まだどうなるかわからないにしても

どん底に突き落とされた私たちをI先生とS先生が救い出してくれたような気持ちだった。




東京2日目その3につづく。