死産当日(赤ちゃんとの対面) | 気まぐれ更新お出かけ記録。(名前を「はるき」に変えました。

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#死産
赤ちゃんとの対面。

大学病院で初めに受診をしたとき、
「亡くなって時間が経っている傾向が見られます」と先生から言われました。
「傾向」って…?
水死体のように膨らんでいる?
………
私の中で、ずっとこの言葉がグルグルしていました。
私は赤ちゃんを本当にかわいいと思えるんだろうか。
不安でした。

また、赤ちゃんが苦しそうな顔をしていたらどうしようという思いもありました。
苦しそうな顔をした赤ちゃんを見て、私は立ち直れるのか。


日が落ちる前のまだ明るい病室で、赤ちゃんがやって来ました。
新生児の赤ちゃんと同じように、バスタオルにくるまれ、カートに乗せられて。

一目見た瞬間、私は思わず笑顔で
「かわいい…」と言っていました。
確かに肌は少し赤紫色になっていましたが、長男とそっくりな顔をしていました。
もう髪の毛も眉毛も爪も生えていて、小さな赤ちゃんという見た目でした。
そして眠っているかのような穏やかな顔…。
誰が何と言っても、私には本当にかわいい赤ちゃんでした。
横を見ると、夫も笑顔になっていました。夫も同じように感じてくれていたようで嬉しかったです。

でも、私たちは笑顔でしたが、同時に涙も止まりませんでした。
決して開かない赤ちゃんの目…。
明るい世界を見せられなかった。
私に抱かれることもなく、おっぱいを飲むこともなく、私の笑顔を見ることもなく…。
何であなたはおなかに来てくれたの?
何か楽しい思い出は持っていけたの?
いろんな思いがぐちゃぐちゃに交錯していました。

でも私たちは赤ちゃんの前では悲しい顔をしないでおこうと決めていました。
ハッピーバースデーの歌を歌い、ミスチルの「365日」を聴かせました。
「生まれて来てくれてありがとう。あなたと過ごした7ヶ月幸せだったよ」
と伝えました。
私も夫も涙は止まりませんでしたが、幸せな時間でした。

抱っこもしました。
身長33cm、体重640gの小さな体は、それでも確かな重みがありました。
でも赤ちゃんは柔らか過ぎて、壊れてしまいそうで、長くは無理でした。


赤ちゃんの顔を見て、名前を決めました。
まっすぐ広く優しい心を持ち、自分の人生を探し求めるように、「まひろ」です。
男の子だから漢字をあてようとも思ったのですが、平仮名の丸さが天使になった赤ちゃんにはピッタリだと思ったのです。