日曜日...。株式市場はお休み。
ということで本日はコラムを投稿。
一応、集中治療医を標榜している身なので、たまには医療についても書いてみようと思う。
「集中治療について」
とはいっても、ブログの1記事でまとめられるようなものではないので、悪しからず。
患者さんの状態を様々な装置を用いて評価し、様々な器具を使って治療する。
大病を患ったり、大きな手術を受けたりして、一人で生命を保つことが難しい患者の管理をする。
「ICU」というのは「Intensive care unit (集中治療室)」の略語であり、主にそこで活躍するお医者さんを集中治療医という。
最近はドラマなどでも取り上げられていており、少しずつ社会の認知度も上がってきている気がする。
非常に喜ばしいことである。
ただ、そこで実際に働いている者として一言モノ申したい。
私にはそんなキレイな髪形にする時間はない。
いつも職場からの帰り道で「1000円カット」に立ち寄ってから帰宅する。
他の職場は知らない。一応「外科医」兼「集中治療医」だから、自分はわりと忙しいほうなのだと思うが....。
そんなことはどうでもよいのである。
これを見てほしい。
ICUの経過表・カルテである。
筆者は仕事で患者さんのチャートを見て、趣味で株のチャートを見ている。
「チー牛」ではない。決して。1000円カットだけど。
このチャートの上下を見て治療方針を決める。
例えば、「酸素の量を減らそう」とか「薬の量を増やそう」など。
投資もそうだが、集中治療だって私はまだまだ未熟者である。
そんな私でも少しずつ診る目が育ってくる。
そうすると色々と評価ができるようになってくる。
「この人このままだと死ぬな」....など。
そして生命のかかった判断を下していく。
長くなったので続きは後で。
ちなみに本日は日当直。