医療コラム 集中治療とは 文字通り「命のかかった」チャート評価 | 外科系集中治療医による新NISAの記録

外科系集中治療医による新NISAの記録

新NISAとともに成長するpompoko2525の愛と勇気と成長の物語

日曜日...。株式市場はお休み。

ということで本日はコラムを投稿。

 

一応、集中治療医を標榜している身なので、たまには医療についても書いてみようと思う。

 

集中治療について

とはいっても、ブログの1記事でまとめられるようなものではないので、悪しからず。

 

患者さんの状態を様々な装置を用いて評価し、様々な器具を使って治療する。

大病を患ったり、大きな手術を受けたりして、一人で生命を保つことが難しい患者の管理をする。

 

ICU」というのは「Intensive care unit (集中治療室)」の略語であり、主にそこで活躍するお医者さんを集中治療医という。

最近はドラマなどでも取り上げられていており、少しずつ社会の認知度も上がってきている気がする。

非常に喜ばしいことである。

 

ただ、そこで実際に働いている者として一言モノ申したい。

私にはそんなキレイな髪形にする時間はない

いつも職場からの帰り道で「1000円カット」に立ち寄ってから帰宅する。

他の職場は知らない。一応「外科医」兼「集中治療医」だから、自分はわりと忙しいほうなのだと思うが....。

 

そんなことはどうでもよいのである。

 

これを見てほしい。

 

 

 

 

ICUの経過表・カルテである。

筆者は仕事で患者さんのチャートを見て、趣味で株のチャートを見ている。

「チー牛」ではない。決して。1000円カットだけど。

 

このチャートの上下を見て治療方針を決める。

例えば、「酸素の量を減らそう」とか「薬の量を増やそう」など。

 

投資もそうだが、集中治療だって私はまだまだ未熟者である。

そんな私でも少しずつ診る目が育ってくる。

そうすると色々と評価ができるようになってくる。

 

この人このままだと死ぬな」....など。

 

そして生命のかかった判断を下していく。

 

長くなったので続きは後で。

ちなみに本日は日当直。