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水玉日記

よろしくちゃん!

およそ3年前、私は魚の缶詰を買いあさっていました。
スーパーやディスカウントストアに行くたびに缶詰売り場へ行き、
賞味期限が「2013年」のものをみつけては、
サバやサンマや鮭の缶詰をあるだけ購入しました。

原発事故後の、放射能汚染された魚をなるべく食べなくて済むように、
事故前の原料でつくられた缶詰を貯めておこうと思ったのです。

缶詰の賞味期限について調べたところ、
だいたい製造から3年ということがわかったので
「2013年」が賞味期限のものは「2010年製造」だから
事故前の原料だろうと見当をつけました。

「買い占め」と非難されるかもしれませんが、
そのときそれらの商品を奪い合うような人は近くにはいませんでした。


昨年末、テレビ番組がきっかけで「サバ缶」がブームになり
店頭では品薄になっていると聞きました。

原発事故直後、数百~数千ベクレル単位での放射性物質が
魚から検出されていた頃に製造された缶詰の賞味期限は
おそらく「2014年」。

今回のブームできれいに食べきった、ということになるでしょうか。

知っていれば避けることができます。
この汚染された島国で今後も暮らすのなら、知識を持ってください。
特に子どものいる方、妊娠の可能性のある方。
お願いします。


被ばくを避ける食生活に役立つ良書↓

「食べる?-食品セシウム測定データ745」
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アマゾンでは品薄ですが書店に行けばあるようです。
かなりおすすめ。


西田昌司ってけっこうちゃんとTPPに反対してたから、まともな人かと思ったけど…残念。



秘密保護法の必要性について説明するとき、彼らはやけに安易でもっともらしいたとえ話を出すけれど、多くの人が反対しているのはそういう個別の案件についてではなく、乱用の余地がありすぎるという部分です。
(何が秘密かわからない、誰が秘密と決めるのか、第三者チェックはどうするか)

まぁ、わかってて論点をずらすために安易なたとえ話に落とし込んでいるのでしょうが。

この動画の中で、その「乱用の余地」について西田議員は「民主党は自分たちが隠蔽をやってきたからそんなことを言うのだ」と言っています。
民主党に任せては危険で、自民党がハンドルを握っていれば大丈夫、とでも言いたげですが、法律というのは誰が政権を握ろうと効力を持ちます。

西田議員が心配しているように、いずれまた民主党が政権を握ることだってあるかもしれません。

だからこそ、なるべく拡大解釈できないように、乱用できないように、読み違えのないようにしましょうと言っているのに、なぜか自民党はそういう余地を大きく残したまま強行採決に踏み切りました。
この法律を、民主党は乱用するが、自民党はしない。本当でしょうか??

(乱用というのは、たとえば政府に都合の悪いことを「安全保障に関する特定秘密」などにこじつけて隠蔽し、国民の「知る権利」を骨抜きにしていくことなどが心配されています)

私は、この西田議員の言葉は詭弁だと思いました。
そしてよく聞くと、外がものすごく騒がしいのがわかります。
抗議のために市民が押し寄せ、国会前が革命状態だった夜です。
安倍首相から福島県知事に出荷停止命令が出ています(7月30日付)

先週くらいから福島第一原発3号機は原因不明の湯気が出続けていて、
付近では最大2シーベルト超の高い放射線が測定されています。

2シーベルト。ミリでもマイクロでもなく、2シーベルトです。
これ、複数の大手新聞社が記事として伝えている情報なので、確かめたい方はググって下さいね。

ちなみに7シーベルトくらいで即死すると言われています。
2シーベルトも人が近寄れる数値ではありません。

おそらくはそれらの事態を受けて、福島第一原発からかなりの量の放射性物質が漏れていると見ての出荷停止命令と思われます。

でもおかしくないですか?
福島県の○○村とか、原発から20km圏内の作物は全て出荷停止って。
放射性物質は風に乗って流れていくのに、「半径20km圏内」。
そして福島県内の村々。

皆さん原発事故後に一度は「汚染マップ」をご覧になったことがあると思います。
放射能汚染は広範囲に渡り、まだら状に高線量区域が点在していました。

それなのに今回、宮城県や茨城県は大丈夫だとなぜ言えるのでしょうか。
知らないうちに福島の県境には放射性物質を通さない壁でもつくられたんでしょうか。

私はちゃんと作物を測り、数値を公表してもらいたいと思います。
測って数値の高いものを出荷停止にすればいい。
なぜか測りもせず(数値を公表せず)にエリアで分けられて丸ごと停止。
これは数値の隠蔽だと思います。
参院選は終わったけれど、今から見ても遅くないべーっだ!
次の選挙まであと1000日(くらい)!!

もう次は始まっているし、それまでの間にちょっとだけ賢くなろう~グッド!




<知らない方のために>
三宅洋平。ミュージシャン。
昨年12月の衆院選で山本太郎の選挙応援に関わったことをきっかけにして、今回の参院選には自ら立候補。
緑の党の全国比例候補として、型にはまらない選挙運動を展開し、全国で選挙フェスを開催した。
賛同ミュージシャンと共にライブをしながら、独自の政策を若者たちに語りかける。
ツイッターやフェイスブックなどネットを中心に情報が広まり、選挙フェスに集まる若者は日増しに増えていった。
選挙フェスではたびたび山本太郎もステージに上がり、「東京選挙区は山本太郎!全国比例は三宅洋平!」と常にセットで呼びかけた。
結果、三宅洋平は落選したものの最終得票数は17万票以上(緑の党の候補者の中では断トツの得票)、山本太郎は約66万票を獲得し初当選した。



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