集団的自衛権のこと。 | 水玉日記

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集団的自衛権 首相、閣議決定後 解釈変更意義、1日に説明
産経新聞 6月28日(土)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140628-00000093-san-pol


自民党の改憲・集団的自衛権への執念はすごいですね。
超強引に、盟友だったはずの公明党を脅しながら(笑)、閣議決定へと突き進む姿を、「まぎれもない独裁(ファシズム)だなぁ」と、しみじみみつめる今日この頃です。


日本は、憲法で戦争を放棄しています。

そして実際、約70年間、(直接的には)戦争をせずにやってきました。

今、その歴史を大きく変えようとしているのが、
「憲法の解釈を変えて、集団的自衛権を認めよう」
という、安倍政権の動きです。

これってちょっと、いやかなり変だと思います。

憲法によって戦争を放棄している国が、
戦争する国になろうと思ったら、
憲法を変えるのが筋です。

なのに、憲法は変えないで、
憲法の「解釈」を変えて、
戦争できるようにしようとする。

ふだんの生活の中でも、ものごとの「解釈」って人それぞれだったりしますよね。
でも、そのときそのときの政権によって「解釈」が変わる憲法ってアリなんでしょうか?
それも昨日までダメだったものが、今日からOKになる、みたいな。
いくらあいまいな日本人でもそれはちょっとついていけないんじゃないかなぁ。。

もちろん時代が変わって、状況も変わって、憲法がそぐわなくなってくることもあるでしょう。

そういうときのために、憲法は変えていいことになっています。
憲法を変えるための手続きがちゃんと決められています。

なのに安倍首相は正式な手続きを無視して、
「憲法にはこう書かれているけれど私たちはこう解釈します!」
みたいなムチャクチャなことをやろうとしています。

それはなぜでしょうか?

たぶん、メンドクサイからです。

正式な手続きを踏もうとすると時間がかかるし、
何より「国民投票」が必要になって、そうなったらたぶん国民が反対するってわかってるから、そういうメンドクサイこと(つまり民主的な手続き←追記)はしないで自分のやり方を押し通したいのです。

冒頭にも書きましたけど、国民が望んでないことをわかってて押し通すって・・・・ファシズム以外のなにものでもないですよねドクロ

独裁国家、というと、かつてのナチスドイツや北朝鮮などを思い浮かべるかもしれませんが、今の日本を客観的に見ると、かなり似ているように思うのですが・・・。

安倍首相は何度も「日本国民のいのちを守るため」と言っていますが、
本当にそうでしょうか・・・・。


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「僕は戦場で人を殺せません」(朝日新聞「声」の欄より)

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右下矢印集団的自衛権




右下矢印憲法の「解釈」変更




右下矢印特定秘密保護法





【出典元】戦争のつくりかた
http://www.ribbon-project.jp/sentsuku/index.htm