皆さんご無沙汰しております。お変わりありませんでしょうか?一年以上まったく更新できず、お世話になっている皆さんに大変失礼しており、申し訳なく存じます。
このあと綴るライブレポは、2019年8月に用意していたもので、しかしながら個人的な理由で適切な時期に公開することが叶いませんでした。
それゆえ若干、「コイツ何言ってんのw」みたいな箇所があったり、書いてあるのは全て当時のものであり、見たもの感じたことも一年前のことだとご理解の上、ご覧いただけると幸いです。
最近 台風や大雨による甚大な被害が各地で発生し、多くの人々の生活に影響することもありますよね。
被害に遭われた方々が1日も早く穏やかな気持ちに戻れるよう願ってやみません。
iKON JAPAN TOUR 2019 も 前半を折り返し、残すところ幕張と大阪のみとなりました。
前半戦は暑さとの戦いでしたね( ̄▽ ̄;)
会場行くだけで汗だく
グッズ並んで汗だく
入場まで待機して汗だく
入場列で汗だく
ロビーで少〜~し涼しい空気に触れて
会場内は人の多さと熱気で汗だく
ライブ中はノリノリではしゃいで汗だく
「皆さんの熱気...だけじゃなく暑い!」
とジュネも汗だく
帰りも駅に人が殺到して汗だく...
来年から真夏のコンサートツアー遠慮して欲しい
ガチで。
シンデマウカラ
いやホントに参戦するウチらだけじゃなく、登壇するiKONもそうだし、何より支えて下さるスタッフさんも心配ですし。
オーラスの大阪の時には気候も少しはマシになってるかと思いますが、幕張の時も暑そうだし皆さんお身体ご自愛下さい!
で、私はというと今回のツアー、福岡両日と、神戸の最終日に参戦しました。残すところ大阪両日です。
オーラスに行く前に、個人的にどうしても残しておきたい、福岡初日のレポいきます。
iKONにとって「あの日」以来、公に姿を現す初めての日となったこのツアー開幕日。実は元々 参戦予定ではありませんでした。
春のペンミでは名古屋、福岡と、地元関西以外にも遠征してたんですが、このツアーからはもう遠征しないでおこうって決めてました。
それは、
ジュネへの気持ちが冷めた~
とか
iKONに飽きた〜
とか
そういう類の事ではなくて。
もっと
息子や母に目を向けよう
もっと
やりたい事に時間を割こう
もっと
節約しよう←
と考えた次第で。
今まで常にフワフワしてる感じだったので少し落ち着いてもいいかなってw
しれっとシフトチェンジしてました。
しかし私は「あの日」を迎えてしまった。
「あの日」は水曜日。映画館がレディースデーなので仕事終わりに息子と映画を見る約束をしていた。
アニメ版DVDも持ってて親子とも大好きだから何度も観てるやつの実写版。
公開前には「ただの青いウィル・スミスw」などと世間から揶揄されていたが、フタを開けてみれば、単なるアニメの実写ではなく、メッセージ性の強いストーリーと映像の美しさで興行収入第1位!
アラジン観た、良かった確かに。
観たけど、映画が始まる前はまだ報道の第一報を聞いた程度で、ほぼ心ここに在らず状態で観た。
アラジンとジャスミンが魔法の絨毯に乗って王宮の広い世界を見て回る、超有名なシーン。
私も主人公カップルと同じように世界中をトリップしてしまい(思考が)、はっと気付いたら今まで夢のような時間を過ごしてたのに、アラジンが水に沈められ現実を思い知らされる場面だった。
映画を見終えたあとスマホに目をやると、にわかには信じ難い現実。
その現実を目の当たりにし、衝撃のあまりの大きさに、映画館からの帰り道もあまり記憶に残っていない。
そして後日、かつてない衝撃をまだ上手く処理出来てないのに、チームの要を欠いたままでの強行突破のしらせ。
やさぐれたよね。
普段ここまで荒れることのない感情が、一気に湧き出て、行くあてもなく町中で暴れ回りたいという衝動を掻き立てられ、それを抑えるのに必死だった。
コレには正直自分でも驚いた。
いくらジュネじゅね言ってても、当たり前のようにそこに居る人が居なければ、いとも簡単に心がボロボロになってしまうんだと、強制的に自覚させられた。
そのしらせを聞いたあと、ハンビンペンさんと(LINEで)話してて、「大人の事情だかなんだか知らんが、ツラ過ぎて胸が張り裂けそうだからもうコンサートなんて行きたくな~い(T^T)」と、弱音を吐いてしまった。
それも、一番ツラいはずの、
ビンペンさんに。
すると彼女は自らのツラさを押し殺して私を全力で励まし、前向きな言葉で私のやさぐれた心を癒し、奮い立たせてくれた。
普通なら文句のひとつもあって当然なのに、非常識な愚痴をかます私に対する彼女の包容力とぬくもりに心からの謝意を送ります。
ハンビンペンさんからの激励を受け、福岡公演に行く!と決意したものの、自分の中でこの先どうしたらいいのか答えは全く出ていない状態だった。
そんな中、具体的になにかを発信することは出来なくても自らの意思をちょこちょこ示してくれるジュネ。
そんなジュネに今後も全力でついて行きたいけど、彼らの今後のことはやはり不透明で、どうなっていくのか分からない状況下だから、私自身の方向性を決めるのは時期尚早だった。
新たに追加した福岡両日に参戦する段取りをつけ、もう後戻り出来ないように整え、幕が開くまでに勇気を蓄える作戦を取った。
そのころは特にTwitterなどで、はしゃいだり、いつもみたいにアホなことを呟かないよう気をつけていた。いわゆる「自粛」。
いくら悲しくてもツラくても生活していれば食欲も湧いてくるし、仕事で人に接すると笑ったりもするし、少しそんな自分に嫌気がさしたり。でもそればかりじゃダメだって思ったり... まだ暴れ倒したい気持ちも残っていたり。
要するに情緒不安定
ココロココニアラズ
そんなセンチメンタルな情緒が少し安定したのは、コニギさんたちと実際に会ってお話ししたから。
各ペンさんの思い、意見を聞いて私も思ってることを吐き出して、ちゃんとした答えは見つからないけど、少しは落ち着きを取り戻せた(はず)。
福岡へは、やっっっすいプランの新幹線だったので開演の何時間も前に着いてしまい、グッズにも並ばない私たちは、お宿で借りた自転車で博多の繁華街、天神周辺をウロウロしてみました。
まずはバビドンが行ったというハンバーガー屋さんへ─=≡Σ((( っ゜∀゜)っ
オープンの少し前に着きましたが、既に何組かのコニギさんも居らして、私たちはバビドンが座ったテーブルの隣でした。
肝心のハンバーガーはとっても大きくて、とっても美味しかったです!
バビドンの聖地☆
次にジュネセンイルで大変お世話になった、スタンドカフェさんへも、お礼を兼ねて伺いました。
残念ながらその日は店長さんがご不在でしたが、相変わらずラテが絶品で、旅の疲れを癒してくれました。
大名駅前おいしいカフェラテ♡
seedvillageさんで暫し休憩させて貰ったあと、そのまま自転車で会場入りしました。
(筆者注;博多の各会場へのアクセスはバスが主だと思いますが、自転車もホントに便利なので、かなりオススメです)
今回の相方はバリバリの大阪人で、どっからどう見てもジュネペンな、なみちゃん♡
座席に着いてみると お隣さんがどうやら おひとり様みたいなので話しかけてみました。
私 「お一人さんですか?お友達さん待ってる感じでしょうか?」
隣 「いえ...独りです。」
私 「だれペンさんですか?」
隣 「ハンビン...です...」
私 「(喰い気味の)お友達になってください(o_ _)o」
という会話を10秒くらいで終えてお友達になってくれたのが、宮崎からこの日のためだけに遠征して来られた、ももかちゃんでした。
すぐさま自作のハンビンバッジを手渡し、勝手に勇気づけてヨシヨシしてたら、「何となく買ったら...出たから(⑉・ ・⑉)」と言って私にジュネクランクのうちわをくれました(神☆)
このあと何が起こるか不安と緊張でガッチガチに固まった私は、右手にコンバットを握りしめ、左手でジュネクランクうちわを抱きしめながら参戦したのです。
開演前、いつものMV等ではなく音源だけが会場内を流れ、いつ幕が上がるのか幕が上がって欲しいような欲しくないような、何とも形容のしがたい複雑な心境で待ちました。
そして唐突に音源が途切れ、暗転し、いよいよ始まるんだという、これまで経験したことの無い緊張感からか、悲鳴に近い声がほうぼうで上がる...
ハリウッド映画が始まるかのような壮大なオープニングを経て、彼らは現れた。
メンバー1人1人の顔を確かめ、数え...た。
頭では理解していたつもりだったけど、いざこうして現実を突きつけられると、物凄い大音量で聴こえてるはずの曲も遠く感じ、空調が追いついてない「熱い」会場のはずなのに、私の身体は寒気に支配されていた。
そうして気付くと、僅か10分前に知り合ったばかりの ももかちゃんを思わず抱き寄せていた。
悲しくなるような曲構成で泣いたり、コラボで新たな一面を見せてくれて感動したり、相変わらず芸人なジュネに笑わされたり、とにかくその時点で何がどうなっていくのか、まだ見当もつかなかった。
ただ見て取れたのは、いつものツアー初日とは比べ物にならないほどメンバーみんなが緊張している、ということ。
そして何度も何度も
「来てくれてありがとう」
「会いたかったよ」
「皆さんが居るから僕達がいます」
「これからもよろしくね」
メンバーみんなが繰り返し頭を下げた。
まるで何年も会ってない友達と再会したような若干ぎこちなくもあり、だけど心の底からお互いを求めあってる、そんな時間だったように思う。
日本語への造詣が深いジュネは、ジナンくんとのコラボステージで目を赤らめていた。
「3月9日」 作詞 : 藤巻亮太
“瞳を閉じれば あなたが
まぶたのうらに いることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私も そうでありたい”
まぶたのうらに いることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私も そうでありたい”
この曲のイントロが流れたとき、会場全体が察した気がします。あぁ、これは絶対ジナンフェが直に選んだんだろうな、と。
「チェリー」 作詞 : 草野正宗
“「愛してる」の響きだけで
強くなれる気がしたよ
いつかまた この場所で
いつかまた この場所で
君とめぐり会いたい”
「皆さんも一緒に歌ってくださーい♪」
それまで感動に打ち震えてるだけだった自我が、その呼び掛けで目覚め、全力でジナンフェの要望に応えた。
ジュネの目が赤かったのは、気のせいかな? っと思うほどに微かだったけど、歌詞が歌詞だけに、歌いながら感情移入してグッと来たんだろうなって思っています。
普段から聞き慣れた曲なのに、あるはずの箇所が抜けてたり、他の子が代わったりして、まるでパラレルワールドを生きてるような感覚のまま過ぎた。
そろそろ(本編)最後のステージになりました的なMCのとき、メンバーを代表して挨拶に立ったジナンくん。
それまでのステージで、まるで何事も無かったように、何にも触れずに終わるのかと思っていた矢先の挨拶。
ジナンくんが、それまで触れずにいた現実について語るのかと思うとコワくて、始まったときより幾ぶん和らいでいた緊張感が、最高潮に達した瞬間だった。
「このたびは、皆さんにiKONICに心配かけてホントにすみませんでした。
ボクたちiKONは、もっともっと頑張っていきたいと思うので、よろしくお願いします!!! 」
他でもない自分たちiKONメンバーが1番ツラいはずなのに、私たちコニギに詫びる長男の心境は察するに余りあった。
スケジュールの都合上、公に立つ初めての場所が日本だったために、「外国語で」発せざるを得なかった事は、長男にとってどんな気分だっただろうか。
開演からずっとプレッシャーに耐え、胸に溜めてた言葉を吐き出したあと、 ギダリョ(Wait For You)を歌う途中で遂に、長男の感情の均衡が崩れた。
他のメンバーも、つられて泣いていたように見えたし、もちろんコニギも。お隣の ももかちゃんも私も相方も泣いたし、目の前の席の方なんかは泣き崩れていた。
いままで からかわれながらも頼れる長男だったジナンくん。この日はより一層 頼もしく感じた。
あんなに細くて華奢な身体だったのに一生懸命 鍛えて自称 細マッチョになったユニョン。(ジュネは細マッチョじゃないと主張していたが激しく同意する←)
メンバーのパフォーマンスを見守り、いつも以上に自由に動き回り、コニギの熱い反応を心から嬉しそうに笑顔で喜ぶバビ。
いつもキレのあるダンスで凄いけど、今回は特に、音がここまで聞こえそうなほど、バッキバキでキレッキレなドンちゃん。
良い意味でいつもと変わらない通常運転で、iKONメンバーとコニギを安心させてくれたジュネ。
末っ子として兄たちの役に立とうと、アンテナを常に立て、気を抜かず鋭く切り込んでくるチャヌ。
ここにいるはずだったハンビンの影を追い、公演中なんども何度も捜していた。だけど何度ステージを確認しても現れないハンビンを、ジナンバビユニョンジュネドンチャヌ、メンバーそれぞれの中に見た気がした。
不安と畏れの感情が押し寄せて、バランスを欠いていたけど、それは自分だけではなく多くのコニギさんもそうだし、メンバーもそうだったんだと実感できたから、この日の参戦を機に少しはマシになったかもしれない。
現実はまだまだ受け入れ難いけど、「人生塞翁が馬」のように、悪いようにだけ考えず、この先もコニギとして歩んで行きたい。
この記事を1年後の今日上げようと、何ヶ月か前から考えていましたが、つい最近あった推しのアレで躊躇していました。
しかし大きな怪我もなく、無事にしているとの事でしたので予定通りにしました。
内容もコロナ禍では考えられない濃厚接触したりして、ちょっと懐かしいですよね。
最近では第二波が押し寄せていて、見送ったまま戻ってこないコンサートツアー。チケ代は返金せず、avex銀行に預けてると思ってます。(関西人は単に面倒くさがりなだけ説あるw)
この福岡参戦のあと、記事内にもあったように神戸と大阪に参戦しました。
当初、家庭の事情や仕事の都合で、どこにも参戦出来ない、とあるビンペンさんから急遽、神戸ラス日のぼっち参戦を決めたと連絡が来ました。
理由を尋ねると、「ハンビンの存在を感じられる内に行きたいから」だと教えてくれました。
たしかに。
飛ばしたり代わったりしてる部分もあるけど、バンド演奏ではないiKONのコンサートでは音源を流しているので、かなりの箇所でハンビンの声が入っている。
将来的にはその全てが置き換わってしまうかもしれないけど、今ならまだ間に合うねって思えました。
今回はアーカイブ的記事になりましたが、今後も新鮮な記事を書けるかと言われると、ちょっと自信がないので、次の更新があるのかないのか自分でも全く見えません。
突如、復活して上げたにも関わらず、このように最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
皆さんのご健康を、切に願います。
(1部画像と歌詞、お借りしました<(_ _*)>)