近所の友人逝去と買った奄美大島の家に行く 前編 | 北海道沖縄ニ地域居住生活

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自転車に乗る事が日々の糧のアラ還男性の備忘録
北海道と沖縄で二拠点生活中(三拠点目は海外)
株と不動産は引退、最近はPodcastをよく聴く

10月下旬、沖縄の自宅に着いて鍵も開けずに玄関前に荷物を置いて

 

直ぐ目と鼻の先の近所の友人宅に急ぎ足で向かう

 

パッと見て庭がすっかり片付いていてモノがないのが見える

 

嗚呼💦

 

恐れていた事が現実になったというか

 

もう覚悟はしていたがそれを目で見て実際に確認したというか

 

借家はもぬけの殻

 

すっかり中の家財道具は無くなり、大工道具がたくさん置いてあった場所もスッカラカン

 

自分が預けていた屋根用防水ペンキやセメントや一部電動工具も勿論無い💦

 

これはもう戻って来ないだろう

 

ガッカリというか気落ちしたまま向かいの家に挨拶に行って話す

 

春に救急車で運ばれて直ぐ逝ったらしい

 

私が帰って1ヶ月くらいで、電話が不通になった時期とピタリ重なる

 

携帯電話がもう使われていませんとなった時に、これはもう亡くなったなと悟った

 

その前に一度電話で話したが声がもう普通ではなかったのでその時全て了解した

 

確認するすべはあったが意図的にそれはせずに、秋に行けば分かる事だからと自分に言い聞かせてきた

 

哀しい現実を目の前にすると言葉を失う

 

どんなに言ってもタバコは止めずチェーンスモーカーで酒飲みだった

 

肺ガンで治療入院を3回繰り返していた時もタバコは止めなかった

 

今度来る時に生きている確率は五分五分だとは思っていたが、、、

 

家を直したり、あれこれ作業する時に随分と世話になった

 

一緒にスクラップを売りに行ったり、一度朝まで繁華街に飲みに行った事もあった

 

それにしてもここに来てから数年

 

毎年のように近所のウチナンチュの知り合いが秋に来た時に既に亡くなっている

 

暑い夏に亡くなるリスクが高いのだと思う

 

私が保護したワンコにエサや水をやっていたと思われる高齢のおばあさん➡︎脳卒中

 

精神疾患がある夫婦と娘➡︎夫婦は死亡(死因不明)、娘は施設へ

 

プロパンガス会社の太った若い社員➡︎心筋梗塞

 

車を置かせて貰っていた土地持ちの中年男性➡︎心筋梗塞

 

合掌🙏

 

さて買った奄美大島の家に那覇港からフェリーで行く

 

朝7時出港で乗船受付時間が6時から6時半

 

暗いうちに自転車で家を出た

 

暗い時間に自転車に乗る事は普段はまずない

 

よって事前に自転車用ライトを買っておいた

 

コンビニでおにぎり等を買ってから乗船手続きをして

 

自転車は車の人と同じ場所から自転車ごと乗船する

 

車のタイヤが滑らない様に乗船口のタラップはガダガダになっている

 

なので手の伝わる振動がすごく上手く運べないが何とか乗せる

 

運賃は自転車込みで一万とちょっと

 

奄美大島まで13時間半の長旅

 

夜20時30分に着いて自転車に乗ってガダガダのタラップを降りるが

 

あれはちょっと危ないなと思った

 

家に着いて取り敢えず近くの居酒屋みたいな店で、ビールと黒糖焼酎を飲み

 

あれこれ食べてから戻る

 

事前に送って置いた殆どキャンプ道具の様な荷物を開けてそれらで寝床をつくって寝る

 

続く