冬の観光シーズンの札幌の街中の話し | 北海道沖縄ニ地域居住生活

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自転車に乗る事が日々の糧のアラ還男性の備忘録
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病気の方は最近落ち着いていますが、やはり体重は大きくは戻りません。糖質制限を緩め、現在はあまり意識しないくらい緩めても、一番落ちた55~56キロくらいから、1,2キロ増位の57キロまでしか戻りません。

体脂肪率は22%から14%まで落ちたのですが、現在は少し持ち直して15~6%といった感じで、体脂肪率はこのくらいで良いので、もう少し筋肉をつけることで体重を増やしたいと思います。

という感じで病気についてはあまり書くことがないので、札幌の街中の話しなどを少し。

ここ1,2年、札幌の街なかの特に中心である狸小路周辺を歩いていて感じるのは、外国人観光客の多さです。特に多いのが中国人?台湾人?と思われる団体ですが、私にはこの両者の見分けがつきません。

タイ人も千歳~バンコクの直行便が就航しているので割りと多いですし、タイは累計二か月ほど滞在したことがあり、言葉のイントネーションが独特なのと、顔つきで大体わかります。

また同じく直行便がある韓国人もちらほらですが目にします。韓国人は昨今はもう日本人以上に見た感じが垢抜けているのと、会話している言葉で判別出来ます。

そんな彼らですが

冬季は多くがアウトドアブランドのアウターを着ているのが印象的でした。
ノースフェイスとかコロンビア、マムート、マーモット、ホルグフス、パタゴニア、ロウアルパインなどや、本格的なアウトドアブランドではないですが、近いところとしてエーグル、ラフマ、エディバウアー、LLビーンなどなど

日本のモンベルは彼らの中では残念ながら全然みかけません。(日本人で着ている人はそれなりにいます)それにしても昨年秋に札幌の超一等地(赤レンガテラス)に出店したモンベルのショップですが、これでやっていけるのか?といつも通るたびに心配になることがあります。

私は開店以来ここで買ったのは、冬の藻岩山登山に使う2000円もしない軽アイゼンだけです。
札幌駅から北に地下鉄一駅くらい歩いたところにある秀岳荘では何度も買っているのに。

もちろんモンベルのものは、寝袋やテントなどアウトドアギアは数点持っていますし、手放しましたが、ボイジャーというフォールディングカヌーもモンベル製でした。

モンベルは日本人好みに色が地味なのが多いのです。それは日本の車をみてもわかるように、ボディの色は白と黒とグレーで恐らく7割か8割くらいという色彩の乏しい国ですし、お年寄りの服の地味さは辛気臭さや加齢を一段と際立たせます。

中年になり、出来るだけ白と黒は別にしてもグレイ系を避けて明るい色のものを着ようと思っている私には、色合いが素晴らしいフランスのAIGLEなどを買うことが多くなり、クロージングに関してはモンベルは縁遠いメーカーになってしまったこともあるのですが、そういう個人的な話しは別にしても、

とにかくお客さん、少なすぎです。カフェなども併設したほうがいいのでは?などといつも考えてしまいます。

通行人の数が半端ではない地下歩行空間に面し、地上からもアクセス出来る最高の立地なので、テナント料が半端じゃないはずと心配してしまうのです。

やっていけるのでしょうか?

秀岳荘のような色々なメーカーを扱うショップならともかく、いくらひと通りのものが揃う総合アウトドア用品メーカーのモンベルといえども、かなり厳しいのではないか?と。

昨年秋にあの場所のテナントがモンベルだと知ったとき、真っ先に思ったのが、えっ!ちょっと場違いではないか?札幌ファクトリーにもあるよ、背伸びしすぎではないか?身の程を知れ?みたいな、自分が赤面してしまうような居た堪れない感情だったのです。(表現が少し大袈裟です 笑)

ファッションとしてのアウトドアクロージングであれば、どうしても欧米ブランドに走りがちなのが日本人ですし、観光客である外国人もモンベルのものを買うとは思えません。

あの立地でずっとやっていけるほど、札幌でファッションとしてでではない本格的なアウトドアが浸透しているか?と思うのです。

学生などのバックパックも多くが欧米ブランドであり、モンベルはあまり見ません。
ひょっとするとあの場所で長くやるつもりは最初からなくて、宣伝目的の出店だったのでは?などとも考えてしまうので、一年、ひょっとすると半年以内に撤退に一票。

ところで札幌には、パルコの並びのこれまた最高の立地に大丸藤井セントラルがありますが、ここは坪当たりの売上が周辺と比較するとかなり見劣りすることは公然たる秘密です。

扱っているものが低価格のものが多い文房具や事務用品主体ですので、仕方がないといえば仕方ありません。その大丸藤井も昨年末に道新の一面のトップニュースになりましたが、同じ道内の同業者と合併するようです。

しかしここは自社ビルですし、味噌ラーメン発祥ともいえる某有名店などのテナントも入っているのでかろうじてやっていけるのですが、モンベルショップの場合は、超高額だと思われるテナント料を払っても採算が合う坪単価の売上は、私が見る限り全くないと思われるので本当に心配になり、前を通る度にまだ店はあるか?お客は全然いないじゃないか、店員が暇そう、などと自分のこと以上に心配になってしまうのです。

ところで狸小路にあるセブン-イレブンに、コーセー(KOSE)の雪肌精が大量に置いてあり、中国語で何やら説明書きがしてあり中国人に大人気のようですので、今度一つ買ってみようと思っています。