雪国の自転車好きの救世主になるか?ファットバイク | 北海道沖縄ニ地域居住生活

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自転車に乗る事が日々の糧のアラ還男性の備忘録
北海道と沖縄で二拠点生活中(三拠点目は海外)
株と不動産は引退、最近はPodcastをよく聴く

最近、糖質制限をあまり意識しなくなりました。正直かなり気が緩んでいると思います。
米を食べない、もしくは減らすと、その分おかずをたくさんつくって食べないといけないので労力が必要で大変です。

普段から食べ物にあまり執着しないタイプの人間には糖質制限はキツイです。
ご飯さえ炊いておけば、おかずなんか冷蔵庫に残っているもので良いとはいかないわけですから。

そのせいか、最近お腹をまた壊すようになりました。勿論前ほど酷くはないですが、たまに下痢になります。

そのたびに反省は一応するのですが、しかし糖質制限をやり過ぎて体重減少に歯止めがかからなくなり、その結果ガリガリになってしまったことが頭を過ります。

ガリガリになって見かけは悪くなっても身体の調子は良かったです。
今は見かけは多少マシになりましたが、身体の調子はイマイチです。



ところで話は変わり、最近札幌の街なかで面白い自転車をよく見かけるようになりました。
面白い自転車とは、タイヤが極太のファットバイクです。

何度もみかけました。雪の上でもタイヤが太いので埋もれにくいです。
うちにも普通のマウンテンバイク(チネリ・ストレイラッツ)にシュワルベのスパイクタイヤを昨年のシーズンはじめに装着した自転車はあります。

昨年は何度かこれで走りましたが、これで走るには次のような条件が要ります。

●あまり雪が深すぎると走れない
●ちゃんと圧雪された路面でないと走れない

つまりしょっちゅう雪が降って雪が多い地域だと、走れる日はそう多くなく、北海道であれば道東のような地域でその能力を発揮出来ると思います。

ところがこのファットバイクだとそういった制約はかなり無くなると思います。
なにせ普通の自転車では走れない砂の海岸とかも走れるのですから。
そんなこんなで私も注目していたのですが、今朝の朝日新聞北海道版にも記事が出ていました。


北海道)極太タイヤで雪道ずんずん ファットバイク人気

 「ファットバイク」と呼ばれる極太タイヤの自転車が、道内でじわじわと人気を集めている。タイヤの太さは約10センチで一般的な自転車の約3倍もあり、安定感は抜群。スピードを追い求めたい人には不向きだが、雪道でも滑りにくいため、ちょっとした買い物や通勤の足として使う人が増えているようだ。

 「月2万~3万円のガソリン代が浮いた」。札幌市北区の会社員戸来建(とらいたけし)さん(41)は8月、初めてファットバイクを購入。いまは2台を約5キロの通勤や買い物、散策に使い、車にはほとんど乗らなくなった。「タイヤが地面に食いつき、冬場でもブレーキが利くので安心」と話す。

 ファットバイクは5~10年ほど前に米国北部で生まれたとされる。製作と輸入販売を手がける「レインボープロダクツ」(神奈川県藤沢市)によると、日本では一昨年ごろから注目を浴び始めた。同社が今年国内で販売した約2千台のうち、道内向けは約2割を占め、全国最多という。

 札幌市豊平区の自転車店「13(ヒサ)ROCK」では、昨夏の販売開始から約300台が売れたという。雪が離れやすい種類のタイヤと24段変速のギアを付けた「北海道仕様」の車体も今年10月にラインナップに加えた。

 経営者の佐々木仙(ひさ)さん(46)に運転のコツを聞くと、「後輪ブレーキをまめに使い、無理をしないこと」。雪道では車と同様、急ハンドルや急ブレーキは禁物だ。「ゆっくりと街を周遊するのがファットバイクの楽しみ方です」
 
以上記事より

勿論機種にもよるとは思いますし、タイヤの太さにも関係すると思いますし、中にはイージーライダーのようなハンドルのものもあるので、そのハンドルの形状にも関係すると思いますが、

かなりの存在感があり大きく感じます。

置き場所も戸建てなら良いですが、マンションでは駐輪場でもキツイというか、かなりの迷惑になるかもしれません。

実際に私が所有しているマンションの地下駐輪場にも、一台だけこのタイプの自転車が置いておりますが、はっきり言ってかなりの場所を専有してしまっています。

一台ならまだしも、これがもしどんどん増えて二台三台、それ以上となるとマンションの規約の改正なども視野に入ってくる可能性も考えられます。

ロードバイクなら可能な部屋のなかに置くというのも、この自転車では難しいでしょう。

そしてかなり目立ちます。人から注目されたい人にはまさに恰好の乗り物です。
そこら辺の、この自転車の持つ独特な存在感や大仰さが、所有する場合のネックになりそうな気がします。

私は目立つことが苦手なので 笑 

本当に自転車を愛する人よりも、ヤンキー的な価値観を持つ人や自己主張の道具的な乗り物にならなければ良いと願っております。

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