現代建築探訪 神奈川県庁新庁舎 ~ カッコイイんですってば! | 建築マニアクス

現代建築探訪 神奈川県庁新庁舎 ~ カッコイイんですってば!

神戸の近代建築の記事を書こうと思ってたんです。
Photoshopで写真を加工しているのですが思わぬ大作になってしまい、
なかなか完成する気配がありません(苦笑)
いいかんじに仕上がりつつあるんですけど。。
で、予定を急遽変更して横浜の建築にしようと思います。関西のみなさん気長にお待ちくださいませ。

さて気を取り直して、、

神奈川県庁というと、キングの愛称で親しまれている本庁舎がとても有名です。
で、その隣に新庁舎(といっても1966年に落成)があるのですが、全くと言っていいほど注目されていません。
悲しいほど注目されていないんですよねー。

ためしにgoogleでイメージ検索したんですけど、1件もヒットしませんでした。
だもんで僕が思いっきり写真を載せようと思います(笑)

新庁舎はマッシブさと繊細さが高次元で組み合わさっている稀有でかっこいいビルだと思うんです。



新庁舎1





いきなり3枚載せてみました(笑)

このマッシブさがたまらないですねー。そして色合いが渋い。いやー、かっこいい。
スタイル的には1960年代にピークを迎えたインターナショナルスタイルの影響が強いのかなーと思うのですが、
なにぶん素人なのでよくわかりません。。詳しい方がいらっしゃったらぜひ教えてください。



でもって細部も手が抜かれてなくてすばらしいんです。




この電灯も好きなんですが、これでは細部はよくわからないですね。






これがタイルのアップです。
とても繊細で丁寧ですよね。こういった細かい部分が全体的な存在感を高めていると思います。






新庁舎と本庁舎です。
奥の本庁舎は帝冠様式の先駆けとしてとても有名です。
帝冠様式を簡単に説明すると洋風の建物に、和風の構造物が載っている建築です。

なので次の記事は本庁舎の記事にしようと思います。お楽しみに~