「ある豚の遺書」 から・・。 | 保護犬パオとガーデニング日和

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東京在住50代前半の専業主婦です。ポメをこよなく愛し ガーデニングが趣味です。
ガガ様と同じ病気。 線維筋痛症を発症して17年です。
痛みと闘いながら 保護犬3頭をみています。
犬は 私も元気の素です。
お空組 7頭も見守ってくれていると思います。

 

 

 

 

 

私は 両親の影響もあり子供のころからお肉を食べません。

もう「生きるためにお肉を食べる」 時代は終わった

のではないでしょうか。

 

 

肉食を否定するわけではありませんが、

人はどうぶつの苦しみを減らしていくことは

できると思います。

 

 

ハートの点(blue)・・・ ・・・ ・・・ハートの点(blue)

 

 

二つの記事を紹介させていただきます。

何か考えるきっかけになっていただけたら ・・・。

 

 

 

「ある豚の遺書」

「霜降り肉の問題点」

 

こちらは リンクを貼りますので、

どうぞお読みになってみてください。

「霜降り肉の問題点」 の健康のすすめ

は他にも とても勉強になる記事が書かれています。

 

 

 

 

 

「ある豚の遺書」

 

 

俺は豚。もうすぐあの世に行く運命にある。このままお別れするつもりだったが、黙って逝くのには心残りがある。遺書を残すことにした。そうすれば、豚に生まれてきた甲斐もある。

 短い一生だったが、豚に生まれたことを後悔していない。人間は万物の霊長だというけれど、俺たち豚も、人類の歴史上、大きな役割を担ってきたと自負している。豚肉は人類が古くから慣れ親しんできた。食用する人口は最も多く、品種も最も豊富だ。もし豚肉が無かったら、人類の生活や歴史が様変わりするはず。そうだろう?

 

 もっとも、豚としての人生に後悔はなくとも、生まれる場所を間違えたことだけは、とても悔やんでいる。もし来世があるならば、もう絶対に中国だけはご免だ。君たち中国の消費者に、あまりにも申し訳ないからだ。

 

 今どきの豚肉は美味い食べ物どころか、君たちの健康を損ない、命を危険にさらす毒食品でしかない。俺たちのほとんどは、添加物の入った飼料で肥育されるものだ。より大きな経済利益を追い求め、より多く金を稼ぐために、俺たちの飼い主がエサに何を混ぜているか、君たちは知っているか?

 

 ずっと昔、俺たちの先祖は自然な食べ物を与えられて育ち、通常は100キロに成長するのに12カ月かかっていた。だが今は違う。俺たちは促成肥育で飼育され、わずか5~6カ月で100キロから150キロに成長する。飼料にさまざまな添加物が使われているからだ。

 

こどものころは毎日1キロから1.5キロの飼料が与えられる。飼料50キロのうち、十キロ以上は添加物だ。こうしたエサを食べると、1日で500グラム以上成長する。だがこのころはまだ、豚小屋の中で走り回るだけの力がある。

 

 体重が25キロを超えると、飼料の量は同じでも毎日1キロから1.5キロも体重が増えてゆく。しかも大量に水を飲むようになる。そしてこの時期から、食事の時に人間に起こされるときを除いて、ほぼ一日中眠り続けるようになる。

 

 毛並みの良い見た目がきれいな豚は高値で売れるから、体重が50キロになると添加物入りの飼料に顆粒の尿素も追加される。通常は畑にまく、化学肥料の尿素だ。こうした飼料を食べると、俺たちの成長速度はものすごく速くなる。そして100キロから150キロくらいになったらすぐに出荷される。それ以上太ると自分の重みで立てなくなるからだ。

 飼料の添加物の成分を知りたいって? 安物のホルモン剤、ヒ素、鎮静剤、銅などだ。ホルモン剤は豚の成長を促進できるが、安いホルモン剤は人間の身体にもとても悪く、女の子の初潮が早まったり、高齢者の発病率が上がったりする。ヒ素が毒なのは言うまでもない。鎮静剤は人間の頭の回転を悪くするし、銅を多量に摂取すると知能指数や健康に深刻な影響を被る。

 

 つまり、これらの化学物質や化学薬品が人の体内に入ると、どんどん蓄積され、人間の成長発育に悪質な影響を与えるのだ。食べ続けると長期的な不定愁訴が現れるようになって、そのうち体に痛みが出て、最終的にはガンを発症する。これでもまだ、今の豚肉が毒でないと思うかい?

 

 俺たちの飼い主は、こうした危険性を知らないのではないか、などと甘いことを考えたらダメだ。そんなことは承知の上だ。だから養豚業の関係者が普段食べているのは、こうした飼料を与えられずに「普通に」育てられた豚の肉だ。ごく一握りの幸運な豚は、添加物不使用のエサを与えられて成長する。養豚家の口に入るために。

 

 危険性を知っても肥育法を変えようとしないのはなぜか? 理由は簡単。俺たちが速く大きく成長し、高値で売れるからだ。もし昔のやりかたで養豚業を営んだら、間違いなく大損する。

 そうそう、大切なことを言っておく。俺たちの肝臓や血液、そして肺は毒素が一番蓄積している部分だから、絶対に食べないように。

 実は豚に限らず、今いる全ての家畜や養殖魚はぜんぶ似たり寄ったりの方法で飼育されている。なぜ中国がまたたくまに世界一の畜産国になったか、秘密はここにあるのだ。

 

 現代社会の人間は、良心をどこかに置き忘れて金の亡者と化している。でも俺は、善良で無能な一匹の豚として、君たちに危害を与えたくない。だが俺には、この世を去る前に君たちに真実を語る以外になすすべがないのだ。

 そろそろ時間だ。みなさん、さようなら。

 

画像と本文は関係ありません。

 

 

翻訳編集・島津彰浩

 

記事元http://www.epochtimes.jp/2017/05/27338-2.html

 

 

 

 

クローバー 健康のすすめ 「霜降り牛の問題点」

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