「ひまわり」 が教えてくれた愛の連鎖を再び | 保護犬パオとガーデニング日和

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東京在住50代前半の専業主婦です。ポメをこよなく愛し ガーデニングが趣味です。
ガガ様と同じ病気。 線維筋痛症を発症して17年です。
痛みと闘いながら 保護犬3頭をみています。
犬は 私も元気の素です。
お空組 7頭も見守ってくれていると思います。

皆さま こんにちは ハート3

 

 

昨日の記事 「ドリームボックス」に関しまして あのような辛い記事にも関わらず、 沢山のご訪問、 リブログをありがとうございました。

見ていて 心が苦しくなる画像もありますが、 今私たちの身近に起きていること。

ぜひ多くの人に知っていただきたいと思います。

 

リブログしてくださった全ての方のお部屋にご訪問できず 申し訳ありません。

 

カナヘイハートカナヘイハートカナヘイハートカナヘイハートカナヘイハートカナヘイハートカナヘイハートカナヘイハートカナヘイハートカナヘイハートカナヘイハートカナヘイハート

 

 

今日は 皆さんもよくご存知だと思いますが 映画にもなった「ひまわりと子犬の7日間」 のお話しです。

私も 去年BSで観ました。

こんなにいろんな裏話があったにですね。

とても 感動しました 乙女のトキメキ

 

 

TSUNAYOSHI さんから転載させていただきますね。

 

2017年 2月6日 記事より

 

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元飼い犬だった"ひまわり"は、生まれたばかりの子犬たちと竹藪に隠れていたところを、宮崎県の動物管理署によって捕獲・保護されました。実は、今回ご紹介する"ひまわり"は映画にもなった『ひまわりと子犬の7日間』の主人公です。記憶に残ってる方も多いのではないでしょうか。今回は、映画では伝えきれなかった"ひまわり"のその後の犬生や、私たちに教えてくれた『愛の連鎖』をご紹介します。

 

 

 

 

ひまわりに立て続けに起きた不運

 

ミックス犬の"ひまわり"は、宮崎県の郊外の町で暮らす老夫婦のお宅で生まれました。兄妹犬の中でも体が弱く、母犬のお乳を吸う力がない状態です。

お婆さんは、赤ちゃんに「生きてほしい!」とミルクを与え、愛情いっぱいに育てます。

しかし、ひまわりにはどうすることもできない人間の事情に、次々と巻き込まれていくのです。

最初の不運は、母犬との突然の別れでした。ある日、ひまわりと母犬が遊んでいるとき、2匹は野犬に襲われてしまいます。

ひまわりの母犬は野犬に立ち向かい必死に子犬の命を守りましたが、凶暴な野犬にはかなわず死んでしまいました。社会性を学ぶべき子犬時代に母犬を亡くしてしまったのです。

老夫婦にとって、犬が自由に走り回れるように『放し飼いの散歩』が愛情だと思っていたのでしょう。日々たっぷりと愛情をかけられて、ひまわりは立派な成犬になっていきます。

2番目の不運は、命の恩人でもあり母親役でもあったお婆さんが亡くなってしまったことでした。

3番目の不運は、お婆さんに続けてお爺さんが老人ホームで生涯を暮らすことになったのです。「行かないで!」とお爺さんが乗った車に向かって鳴き続けました。そして、お爺さんもまた涙を流していました。

ひまわりは渾身の力で首輪を外し、鳴きながら車を追いかけていきます。しかし、もうどこにもお爺さんの姿はなく、自分が唯一安心できる家へと戻るしかありませんでした。

ひまわりは野良犬になるしかなかった…

引用の出典元:plaza.rakuten.co.jp

家にはひまわりが生き延びるためのエサはありません。お爺さんがいなくなってからのひまわりは、畑の作物を食い荒らす、"野良犬"として生きるしかなかったのです。

4番目の不運は、住むところすら失ってしまったことです。大好きだったお爺さんとお婆さんの匂いが残る家は、解体用重機が入り取り壊されてしまいました。

もう雨露をしのぐ家もなくなり、ひまわりは本当の野良犬になってしまいました。その後、野良犬のひまわりは3匹の子犬を竹藪で生みます。

時を同じくして「畑を荒らす野良犬を捕まえてくれ」という通報が宮崎県の中央犬管理所に入ります。

母犬は逃げることもできたにもかかわらず、子犬のそばから決して離れることはありませんでした。こうして、まだ目も開いていない子犬たちと一緒に収容されたのです。

それは、南国・宮崎と言えども、とても寒い2007年2月7日のことでした。

子どもを愛する気持ちは犬も同じ

引用の出典元:plaza.rakuten.co.jp

 

5番目の不運は、大切なわが子の1匹が、寒さのあまり2月10日に死んでしまったことです。亡くなった子犬を取り出そうとした際、ひまわりは職員さんに凶暴な行動をとってしまいました。

それが子犬を愛するがゆえの行動だったことは職員さん全員がわかっています。しかし、人間を威嚇するひまわりには、炭酸ガスによる殺処分の判定が下ってしまったのです。

職員さんが、亡くなった子犬を床に置くと、ひまわりは子犬を咥え自分のそばに置いていたと言います。本当は心優しいひまわりに、お乳がたくさん出るようにとエサを工夫して与えます。

「せめて残された時間だけは母子で落ち着いて過ごしてほしい」と、段ボールで檻に目隠しを作ってあげました。
 

 
引用の出典元:plaza.rakuten.co.jp
 

ひまわりに次々と起きた不運はここでストップします!担当していた職員さん自らが、ひまわりの里親になったのです。このころには、ひまわりと職員さんの間には、特別な感情が流れていました。

職員さんは、「太陽の光を浴びて堂々と生きてほしい」と、強い思いを込めて"ひまわり"の名前を付けたのだそうです。引き取ることを決意したときの気持ちを次のように語っています。

 

 

「決して同情心だけではないんです。

母犬はいつも私に目で話しかけて来てたんです。

私もそれに応えたくて母犬と話をしてきました。

私の方がまだまだ沢山母犬と話をしたい…一緒にいたいんです。」

 

出典:奇跡の母子犬 3 | 動物たちの未来のために - 楽天ブログ

 

 

 

 

 

『ひまわりと子犬の7日間』では、ひまわりを引き取った職員さんを宮崎県出身の俳優・堺雅人さんが演じています。ひまわりに起きた奇跡の実話の続きはDVDで観て下さいね。

 

映画公開後のひまわりと職員さんの軌跡に涙

引用の出典元:plaza.rakuten.co.jp

 

『ひまわりと子犬の7日間』の撮影は2011年11月から宮崎県で行われ、2013年3月に公開されました。映画の撮影中、堺雅人さんとオードリー若林さんとの記念撮影のため、職員さんはひまわりを連れて現場を訪れます。

しかし、このときすでにひまわりの体は病に侵されていたのです。毎日痛み止めを飲み、懸命に闘っている最中でした。
 

 
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引用の出典元:plaza.rakuten.co.jp
 

松竹のスタッフたちはそのことを知っていました。ひまわりの頭を撫でながらこう誓います。

 

 

 

「ひまわり…来てくれてありがとう!

必ず良い物を作るから…

大ヒットを必ず報告するから…

だから…どうか生きていて!」

 

出典:映画モデル犬ひまわり永眠 - 動物たちの未来のために:楽天ブログ

 

 

 

 

それから1週間後の2011年11月27日。ひまわりと職員さんは宮崎市内を流れる大淀川の河川敷にいました。しかし、ひまわりは車の中から大淀川の風景をじっと見つめ続けるだけで、なぜか車から降りようとしません。

ようやく車を降りて散歩を終え、「ひまわり、帰ろうね」と声をかけたとき…職員さんの横にドサッとひまわりは倒れ息絶えたのです。

慌てて心肺蘇生を行いましたが、職員さんはその手を止めます。

 

 

 

「…このまま逝かせてあげよう。

もう痛みから解放させてあげなければ…」

 

出典:映画モデル犬ひまわり永眠 - 動物たちの未来のために:楽天ブログ

 

 


ひまわりは、自分の命と子犬の命を助けてくれた職員さんの温かい胸に抱かれて天国へと旅立ちました。

 

大淀川の河川敷は、2人にとって思い出深い場所です。2007年3月11日に管理所から出たひまわりが、飼い犬として初めて散歩したのがこの河川敷でした。

 

 

 

ひまわりが亡くなったことを、東京で撮影中の堺雅人さんや俳優さんたちに伝えると、撮影をストップし全員で黙祷を捧げました。

そして、虹の橋を渡ったひまわりと「あなたのメッセージを、必ず作品の中で伝えていきます」と約束し、魂を込めて作品を完成させました。

ひまわりと職員さんがともに歩んできた軌跡は、わずか4年8ヶ月と決して長いものではありません。しかし、ひまわりは映画のスタッフや俳優さんたちを始め、お爺ちゃんやお婆ちゃんからたくさん愛を受けて生きてきました。

日本全国の観客に愛と感動を与え、命の大切さを伝えたひまわりは、お返しに多くの人からの愛をプレゼントされたと思います。

 

 

 

この映画は、宮崎県の『保健所犬猫レスキュー団体・いのちのはうす保護家』の代表として活動する、山下由美さんが綴った「奇跡の母子犬/PHP研究所」を元に作られました。

今回、あえて数年前の映画の主人公ひまわりを取り上げたのは、2016年7月にNHKで全国放送された山下さんの活動を知ったからです。管理所にいる動物は、公の場では里親募集ができないのだそうです。

山下さんが10年間、県に愛護センター設置を訴え続けた結果、ついに2017年愛護センターの設立が決定しました。保護期限もなく冷暖房完備とはいえ、持ち込まれた動物すべてを保護できるわけではなく、条件外の子たちは、ひまわりがいた薄暗く冷たい「管理所」に収容されていきます。

活動内容や愛護センター設立のプロジェクト内容は、クラウドファンディング『Ready for』 をご覧ください。260万円もの支援金が寄せられてています!

また、海外には保護活動に関しての"物語"がたくさんある中で、日本の保護犬の物語は極端に少なく、現状を変えたいと思ったのもきっかけでした。

保護された犬たちには、それぞれの犬生が必ずあります。活動する方々にお願いしたいのは、保護犬の体重や性格だけでなく、1匹1匹の物語を海外のようにオープンに記してほしいのです。そうすれば多くのメディアもシェア・拡散してくれるはずです。

より身近な日本の保護犬の物語が全国に広がれば、きっと犬たちに起きている悲しい現実が変わると思うのです。

実際、映画の影響により、宮崎県では多くの人たちがペットショップから購入せずに、里親として犬を飼う選択をする人が多いと聞きます。

動物管理所の職員さんも代表の山下さんも、「まずは現実を知ってほしい、そして、動物たちの未来を変えてほしい」と、情報が1人でも多くの人に届けられることを願っていらっしゃいます。

~ 転載以上 ~

 

※  青字の部分  動物たちの未来のために・ 楽天ブログをクリックしていただくと

由美さんのブログへ飛びます。

どれも 涙してしまいますが お時間のある方 ぜひ読んでいただきたいと思います

 

 

 

由美さんからのメッセージですラブラブ

 

「ひまわりと子犬の7日間」は、ひまわりの遺作ではありません。

ひまわりが未来を変えるスタートの映画なんです。

 

 

「ひまわりと子犬の7日間」は、

ひまわりから渡された犬猫達の未来へのバトンなんです。