最近は  結構  心の方が  だいぶ良い方なので本を読んだり音楽聞いたり
料理したり お風呂入ったり
特定の場所なら出掛けられるし お散歩や外出も 辛くなくなりました


改めて  鬱病と言うももの  凄さを感じます

今まで好きだった事が いやになり

美味しいと思った食べ物もおいしく感じなくなり

些細な音も  過敏になり 苦痛で音楽も聞きたくない

何を言われても 説教に聞こえ  責められてるように感じ

本を読んでも一言一言に 反応し憂うつになり

可愛いはずの愛犬すら 可愛いと思えなくなってしまったり

人の視線が怖くなり

外に出るだけで死んでしまうような不安に襲われ

同病者の言葉すら 全く受けいられない時期もありました
「あなたは良いわよね良くなってるから」とか
「私は重度だから軽度のあなたとは違うの一緒にしないで」と思っていました

当然   健常者の意見なんて
「なったこともない人に分かるわけがない」と思っていました


だから今  私は同病他者に助言なんてしませんよ(笑)
その時が来るのをそっと見守るしかないし

言い返されて自分が嫌な気分になりたくもないですし(実際あったから)



生きてる意味を考えて 自分には価値がない  存在理由がないと  自分で自分を責め

ひどいと  そこで自らの命に手をかけたり  傷をつけたり
等々  
大変なんて言葉じゃ 片付けられない 程



ただでさえ  自己否定が尋常じゃないレベルに加え
人からも  追いたてられ責められ 叱られ 罵られたら
もう死んだ方が楽って  
何度も何度も なりました



リフレッシュだの 気分転換だの  言われても  無いんですよ
好きだった事が 嫌いになってしまい
むしろ  好きなことすら苦痛で仕方ない状態になる

もう 一点の光もない天地も出口も無い闇で

よくこんな十数年  死なずに耐えてこられたと思います

それは自分にあう薬があったから
本当にそれはありがたいことです


でも 薬だけではなく  
自分自身が変わりたい  と思う気持ちがあっての  あくまでも薬は補助です

治りたい治したい  と十数年もがいてもがいて  亀の歩みで 今ここまで来れました
ありがとう


今は 私を自由にしてくれた両親
毎日笑顔と癒しをくれて
規則正しい生活リズムを 教えてくれる 愛しいワンコ達
見守って寄り添ってくれてる 心友
ずっと支えてくれた心療内科のDr
わからないなりに 協力してくれた友達  仕事仲間
今は仕事をせず  治療に専念できる環境にいられること
色んな人達に感謝してます



完治はあるのかないのかも わからないけど
私  ここまでこれただけでも かなり幸せです

ひとつわかったのが
好きな事が見つからなかったら
嫌なことを  やめれば良いんだなと
気がつきました

そっかー  なーんだ
もっと早く気がつきたかったわ

ずっとずっと  何をしたら 良くなるのだろう?
どうしたら良くなるのだろう?と思ってましたが
私の中に 「やらない」と言う選択肢を持ってませんでした

これ 私の重要事項だったようです