こんにちは、かなこです。

この度、キッチン蛇口をDIYで交換しました。

ものすごーーく達成感があったので、ここに記録します。



もともと中古で購入していた我が家。
キッチンの蛇口は昭和60年に取り付けされていたので、30年選手です。

付いていた蛇口はTOTOのシャワーホースが付いているタイプでした。

レバーを下に下げると水が出るもので、レバーはプラスチック製。まず始まりは、このレバーが取れてしまったことからでした。


最初はレバーを接着剤でくっつけたら直るか、と思っていましたが、中の接着面部分が割れてしまっていて中々くっつかない。
ようやくくっついたかと思ったら、水を止める際にレバーも一緒に勢いよく跳ね上がり、カウンターを越えてリビングまで飛んでいってしまう有様。

その次は、レバーだけ購入して交換できないかと考えました。
しかし、30年選手のせいか、探せども探せども合うレバーが見つからないし、なんか、よく分からない!!

そこで全部交換するしかない、という意見も見つけました。

で、水道栓まとめて全部交換する方法を調べたのですが…
 
最初は『ぜったいムリだわ』と思いました。
全て上から下まで取り外して、自分で水道栓の、下のホースの部分の接続までするなんて。

私、かよわい女性ですし、
出来る自信がありませんでした。

で、しばらく(2,3か月くらいw)そのままレバー放置。
中の金属の金具が出た状態で、直接そこをがいっと押して、水を出したり止めたりしていました。


しかし、やはり使うたびに、見るたびにものすごくストレスを感じる…。

そこで、一大決心をします。

もうシャワーホースの部分も汚いし、この際全部交換しよう!!!
DIYでやれないことはない!!やれた人がいるのだから!

と思い、図書館で水道栓の交換に関する本を読みあさる。ネットでDIYブログを検索しまくる。

で、 

一応、我が家の水道栓がTOTOの製品で、

『シングルレバー混合栓ワンホール』というタイプのものである、と言うことが分かりました。


早速Amazon、楽天などなどで、こちらと同じタイプとされる製品を検索。

やはりTOTOやLIXILのものはお高い。シャワーホース付きだと3万円とか、部品だけでこんなにするのですねーーというお値段。

しかし!

『三栄水栓』という聞き慣れないメーカーの製品で、シングルレバー混合栓ワンホールのものをいくつか発見!

シャワーホース付いてないけど、(べつにいらない!!)外見はTOTOと変わらず、お値段税込み送料無料7,000円!!やすい!!

同じタイプのTOTOは15,000円はしました。約倍。

これにしよう。


さて、取り付け穴の口径が色々と種類があり、それが合っていないとはまらないので注意しなければなりません。


どこのサイトで読んだか忘れてしまいましたが、今の蛇口がTOTOかLIXILの製品であれば、この三栄水栓の口径は大丈夫とのこと。



私が購入したのは、三栄水栓の

SANEI(三栄水栓) 【K87011JV-13】

シングルレバー混合水栓ワンホールタイプ

という製品です。


Amazonや楽天の『自分も初心者でしたが簡単に取り付けられました!』と言ったレビューを読み、更にやる気は高まります。

『私にも出来そうだ!いや、絶対やってやる!』と気持ちを高め、いざポチッと購入。

2日ほどで届きました。速いです。


あと、専用取り付け工具があった方がより良い、と言うレビューを読んで、こちらも購入しました。こちらは通販サイト『モノタロウ』で。

三栄水栓の専用ナット締付工具R356。



こちらもすぐ届きました。
買って良かったと思います。キッチン下の狭いところでの作業なので、思うように部品を取り付けられません。この工具があったおかげで、スムーズに取り付けが出来ました。


さて、いよいよ取り付けです。

ていうか、まずは古い水栓の取り外しからなのです。
これが正直ほんと大変でした。すっごく疲れた。



まず、シンクの下に潜って、止水栓を止めます。これがまずは一番大切。これを忘れると、水が勢いよく噴き出して、シンクの下も自分もキッチンも水だらけ、てなことになるはずです。

*こちらをひねって水が勢いよく出るのを停止*

そして、モンキーレンチやドライバーを駆使しながら、古い部品を解体していきます。




実は、このへんから必死度が増したため、これからの写真がほとんどありません。笑
すみません。

しかしこの写真について反省点を言いますと、上記のように私は止水栓のすぐ上、部品で言うと下の方から外しにかかってしまったのですが、これは失敗でした。


止水栓と逆止弁を繋げていた金具が取れました


上の方、つまり金色の金具部分の『逆止弁』という金具を外すのからするべきでした。


なぜかと言いますと、止水栓とそれに繫がっていたホース(お湯と水の2本)を止水栓から外した後、シンクの上の穴から繫がっているレバーを上に引っ張り、全て上からホースを抜かねばならないのです。
で、その穴は結構小さいので、お湯と水の逆止弁の金具が先っぽに付いたままでは引っかかって抜くことが出来ないのです。なので、かならず逆止弁の金具は外さねばならないのですが…が!!

この後、いくらはずそうとしても外れない!!
モンキーレンチでナット?をねじろうとするも、繫がっているホースが柔らかくうねうねとしてしまうため、固定できずに一緒に回ってしまうんです。(説明分かりにくいですね、すみません。

小一時間格闘して、結局どうしたかと言いますと、

ホースを切ったヽ(^o^)丿www


巨大剪定バサミでww
中は柔らかい針金みたいなものだったので、割とジョキジョキ簡単に切れました。


で、とにもかくにも。
無事古い水栓の取り外しは完了いたしました。

さて!
いよいよ新しい水栓を取り付けます。



この子を先ほどTOTOくんが入っていた穴へ、上から下に差し入れます。

2本のお湯と水のホースが下に伸びていますので、そのホースの先にそれぞれ、逆止弁を取り付けて、さらにその先を止水栓につなげば良いわけですね。

簡単!
着けるのはカンタン!!



ホース先に逆止弁を取り付ける

さあ、逆止弁取り付け完了いたしました。
これであと一歩!あとは逆止弁の先を止水栓にねじねじっとはめるだけ!

やっと完成だー!!!

と思ったら?



あれ?


アレ?
あれれ??



逆止弁の先が、


止水栓に届かない(^o^)


ホースが足りないらしい。


そういえば、外す前の古い水栓も、なんかパイプ足されてたわ。



これのことですね。

こちらを再利用出来ないものか…と一応やってみたのですが、やはり古くなっていてネジがなかなか動かないことと、

新しい逆止弁の先はこのタイプとは違うようだったので、結局再利用して繋げるのは断念しました。

ひとまずは、繫がる長さだったお湯のホースだけ繋げて1度中断。