お寺の行事 | 旦那さんは天国に単身赴任中

旦那さんは天国に単身赴任中

ドライブ好きな旦那さんとワンコのお出かけや家族の日常を書いていたのですが…
2017年1月4日に旦那さんが肺がんであることがわかり、しかもステージ4。そして、たった9ヶ月で旅立ってしまいました。
時々、涙する事もあるけど、明るく楽しく元気に生きてます。

2月16日は日蓮聖人のお誕生日だそうです。

 

うちは日蓮宗なので毎年、法要の案内が届く。

 

受付でお布施を納めるだけで、法要には参加しない。

一つに参加すると、その後の行事にも参加しなくてはならなくなりそうなので汗

 

お布施をしてから、一人でお墓参り。

今日は住職さんも忙しいので、お墓には来ない。

 

一周忌の時、事務的に淡々とお参りして、泣くこともなかった。

お正月に皆でお参りした時も、全然大丈夫だった。

 

でも…

 

やっぱり一人だと、まだダメみたい。

 

お線香と花を買って、水を汲んで歩き出したら急に鼻がツーンとしてきた泣く

 

お墓の前で、ご先祖様に日頃の御礼と、「旦那さんの事をよろしくお願いします」と手を合わせた拝む

涙がこぼれないように耐えた。

 

お墓には人はいなかったけど、山門の辺りにはご近所さんがいたので耐えた泣くの我慢!

 

 

 

 

そしてさっき新聞の「夫を見送れて感謝」という記事を読み、涙泣き2

 

『私はずっと手を握っていた。少しずつ冷たくなっていくのを感じた。旅立った夫の背中は、しばらくたってもまだまだ温かかった……』と書かれてた。

 

私は旦那さんの旅立ちの時、手も握らなかった、たぶん。

 

ただ「お父さん、お父さん」て何回も呼んだだけ。

 

ハグしたかったけど、ベッドの柵がはずせなくてできなかった。

 

ただ泣きながら顔を撫で続けた。

 

前日に訪問看護師さんに「もう残された時間は本当に少ないと思います」と言われたのに、「まだまだ大丈夫」といつも通りにしてた。

 

午前中に足が冷たくて斑点も出てたのに、それでもまだ受け入れられなくて…

 

同じ部屋に一緒にいたけど、ずっといたけど旦那さんは孤独だったんじゃないかなって今頃になって思う。

 

最後の一日だけでもいいから、もう一度やり直したい。

 

 

なんでだろう、今日は涙が溢れて止まらない