訪問入浴&ウォシュレット | 旦那さんは天国に単身赴任中

旦那さんは天国に単身赴任中

ドライブ好きな旦那さんとワンコのお出かけや家族の日常を書いていたのですが…
2017年1月4日に旦那さんが肺がんであることがわかり、しかもステージ4。そして、たった9ヶ月で旅立ってしまいました。
時々、涙する事もあるけど、明るく楽しく元気に生きてます。

「今日は初めての訪問入浴でした。

 

スタッフさんは女性2人(うち1人は看護師さん)男性リ1人です。

 

用意するものは、ボディソープとシャンプーと着替えとお風呂に好きな温度のお湯をためておくだけ。

 

リビングにスタッフさん2人でシートを敷いてバスタブを組み立てて、お湯をお風呂からポンプでくんで…準備をしている間に看護師さんが旦那さんの体温、血圧、脈、酸素濃度を測って体調をみてくれました。

 

ベッドで裸になりタオルを掛けて、スタッフさんに支えられながらバスタブに移動。

ほんの2~3歩ですが旦那さんには大変そうでした。

 

バスタブに張ってあるメッシュのハンモックの様な布の上に横になりシャンプーからスタート。

 

次は起きあがって背中や胸、足やお下を洗ってもらいました。

 

その後布がゆるめられてお湯の中に沈められてバスタブにつかりました。

 

出る時はまた布を張るとお湯から上がれるようになっていて、最後にシャワーで流してもらって終わりです。

 

ちょっと説明が下手でわかりにくですよね汗

 

サッと体を拭いてもらいバスタオルを敷いたベッドに移動して着衣。

 

その後また看護師さんに最初と同じように体温などを測ってもらい終了です。

 

途中で痛みが出てオプソを飲みました。

今度は入る前に飲まないと…

 

入浴中、体位を変える時に苦しくて何度か休みました。

その時もスタッフさんは優しく声掛けをしながら待ってくれましたありがとう

 

旦那さんはだいぶ疲れたようです。

 

終わるとすぐに眠ってしまいました。

そのまま、薬を飲む時以外は眠っていました、トイレも行かずに…

 

水も飲まないので寝てたけどアイスを口に持って行ったら少し食べました。

 

夕方、孫たちが遊びにきた時も寝てたのですが帰りに「じいじ、おやすみ」と声を掛けたら目を覚まして握手をしてましたうへ

 

夜になり私「何か食べる?おにぎりでも作ろうか?」

 

旦那さん「うん。」

 

「やっぱりうどんがいい」

 

ベッドを起こしても手を出さないので食べさせてあげたら素直に食べました。

 

いつもなら旦那さん「いいよ」と自分で食べるのですが、今日は拒否しませんでした、ちょっと複雑な気持ちになりました汗

 

食べてくれるのは嬉しいけど、自分で食べる力も無くなってきたのかな*

 

夜、食事の後トイレに行ったのですが…

 

終わったら車イスでベッドに戻るから教えてと言ったのに旦那さんがドアを開けると這って出てきました。

 

その時、水がピュピュー汗と飛んできました。

 

ギャーギャーギャ~ウォシュレットを止めてない困った

 

私「水、出っぱなしだよ!

 

旦那さん「うるさいよ!そんな大きな声出すなよムカ 

 

自動で止まったものの車いすや床、旦那さんも少し濡れてしまいました。

止め方がわからなくなってしまったようです。

 

ともあれ排泄できて良かった、今日初めてのトイレでした汗

 

 

【旦那さんが食べたもの】

夕:アイス 一口

夜:うどん 1/4玉くらい

 

 

【オプソ】

AM10:30 10mg

PM10:00  5mg