共通テストも終わって本格的な受験シーズンになりましたね。


娘の高校では非受験学年にT進の「共通テスト同日体験受験」を勧めていますが


いやいや来年から新課程だし...同日の意味はあるのか...?


と思っていたら、T進の同日模試は実際の共通テストの内容を変更しているようです。

英語のリーディングや数IIは「24年度共通テスト本試+一部、試作問題(新課程)の類題に変更または追加して出題する」とあります びっくり

 

 

それはそれでちょっと嫌だな...受験生と比較したいですよね。

ところでこの共通テスト。昔はセンター試験という名前であることはご存じでしょうが、この間、とある方に


「昔のセンターは国語が簡単でしたよね。」


と言ったら


「私の時代はセンターではなかったです。」


と言われ驚きました。

 

調べてみるとセンター試験が始まったのは1990年。


それほど歴史があったわけではないようです。現在50歳前半の方が初回を受けたことになります。センター世代かどうかで世代がばれてしまうのですね。

年齢がばれるセンター試験の歴史をまとめてみると


1990年 導入(800点満点)
1997年 社会が地理歴史と公民に分かれる
1998年 初の得点調整 (地歴)
2000年 一部国立大学が5教科6科目→5教科7科目へ(900点満点へ)
2006年 リスニング導入(950点満点に)
2015年 2度目の得点調整(理科科目)

つまり満点が「950点」か「900点」か「800点」でもだいたいの世代はばれますが、得点調整はもろばれするかもです。


個人的には初の得点調整が開始から8年後であることは意外でした。


私が高校生の頃に地理の先生が

 

「得点調整されると不利だから地理は選択するな。」


と言っていたのですが、どうやら「予言」だったようです。先生すごい、いやいや普通に理系は「地理」一択でしょう。


結局鵜呑みにして「世界史」を選択して後悔しました。

 

そもそも1998年に行われた得点調整の仕方は地理の点数を低く調整するものではありませんでした。つまり平均点の低い「日本史」を選択する方が不利だったのです。

 

また、「理系は物理だろ」と「物理」を選択して後悔しました。家系(遺伝子?)で考えたら化学が正解でした。


文系の娘は夫似なので、地理は避けて夫と同じ歴史科目にさせましたがどうなることやら...。