日常だって角度を変えれば非日常になる。
単調な一日を過ごしたところで、それが何日か続いたところで、同じ一日は二度と来ない。
ただそれでも、同じくらいの価値しかない一日を過ごしていることはあるのだろうと思う。
それがわかっていて、それでも時間は過ぎていく。
時が止まることはない。
記録することをしなければ、果たしてそれは僕の軌跡として残っているだろうか。
「記録せずとも記憶すればいい」
それはきっと、そう言える人にとってそうなのだろう。
誰かがこうしろと言ったところで、自分にそれが合っているかどうかは試してみなければわからない。
試すことに飽きてやめてしまえば、その答えは永久にわからない。
それでも、価値ある足跡を残したいとは願う。
行動しなければ何も変わらないことを知ってから、どれくらい行動しなかったことがあっただろうか。
誰かの意見に流され、本心を偽り、それをまた無意識の中で誰かのせいにしてきただろうか。
今ふと思い浮かんで書いているこの想いも、記録せずして残っただろうか。
または、記録したことで残るのだろうか。
ただ足跡を残したいのだ。
自分が歩んだ小さくも確かな軌跡を感じていたい。
余計な事ばかりが頭をよぎる。
自分自身の弱さが露見する。
他者から逃れられない時代になったなぁ。
さぁ、執筆の続きをしよう。