自分の世界、この場所。気温が下がり、風が吹くと心地よい冷たさが身体を覆ってくれる。尽きることのない違和感と危機感。それが矛盾だとわかっていても、相変わらず重たく圧し掛かってくる。止まることのない時間を前にして、冷静に、じっと耐えて、この日々を送る。それでいい。余計なものはいらない。それは求めるものではないのだと、動じることのない芯を持つ。変化を恐れず、見るべき先に目を向ける。