夏の冷却塔は、レジオネラ菌の住処 | ポリテクセンター関東 | ビル設備サービス科 - 平成24年10月期生

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修了後から始まるビルメン修業を語るブログ。思い出6ヶ月間を振り返りながら、修行現場をご報告。同窓生からのコメントも待っています

レジオネラ菌と聞いて、皆さんはどう思いますか?

一般的に「お風呂」というイメージが沸くと思いますが、ビル設備の現場でも
レジオレラ菌は、重要な課題です。

皆さんもご存知のように、冷凍機には冷却塔というものが屋上などにありますが、
この冷却塔の冷却水は、夏場35度から38度位になりますが、この40度弱という温度が
レジオネラ菌にとって、繁殖といごごちのいい温度になります。

勿論、薬剤注入などをしますし、熱交換ですので直接に大量に触れるわけではありませんが、
ひとたび発生するといろんな形で拡散し、思わぬ方法で感染する可能性がありますので、
水の管理は、本当に注意が必要な課題になります。

空調以外にも、温水などでも発生する可能性がありますので、
温水については開放型の場合は、40度以上にするように決まっています。
40度以下にする場合は、密閉型となりますが。

そういった意味で、これからの季節はレジオネラ菌への対策が重要な季節になります。