日曜日の話です。
息子とショッピングセンターへ行く際の
普通の日常の出来事ですが、折角なので、
・マクロな視点
・多角的な視点
・物事を深く掘り下げる思考
を育てるために、息子に仕向けてみました。
その、一部始終を対話形式でお伝えします。
このやり取りを読んで、何を感じられますでしょうか?
あなたが子供の能力を引き出すための一助になればと
思います。
では、良く考えながらお読み下さい。
息「あのラーメン屋って、いつも混んでるね。」
俺「確かに、いつも混んでるね。場所がいいのかな?
でも、向かい側のラーメン屋も場所はほとんど変わらない
けど、混んでないね。なんでだろ?」
息「きっと、向かい側のラーメン屋は、美味しくないんだよ。」
俺「そうだね。まず、その1点は間違いなく有ると思うよ。
そうかもね。向かい側のラーメン屋も頑張れば
普通のラーメン屋より儲かると思うけど、どう思う?」
息「え?この辺りに来た人は、あんなに長蛇の列が
出来ているラーメン屋があると、みんな、そっちに
行っちゃうんじゃない?だから、向かい側のラーメン屋は
大変だと思うよ?」
俺「確かにそうだね。そんな考え方も有ると思う。
でも、人気のラーメン屋は長く待たなきゃ食べられないよ?
皆が列にズッと並べるかな?」
息「あ、田舎のおじいちゃんとか並ぶの大嫌いだねw」
俺「そう。並ぶのが嫌いな人は人気のラーメン屋でも
相当なラーメン好きじゃない限り恐らく並ばないね。
あと、お腹が減って仕方がない人。
そんな人は、どうするかな?並ぶと思う?」
息「あ、向かい側を見ててっとり早く空いている
ラーメン屋にそっちに行っちゃうかもっ!」
俺「そだね。田舎のおじいちゃんはきっとそうするよw
と考えると、向かい側のラーメン屋さんも場所としては
なかなか、良いんじゃない?」
息「あ、前にテレビでもそんなことやってた。大人気の
マックの隣にマックに似た感じのお店を出して、
おこぼれの客を掴むんだって。」
俺「それはやり過ぎだとは思うけど、有りだよね。
ところで、あの空いているラーメン屋はまだ、
空席が有るけど、どうすれば埋まると思う?」
息「うーん。なんだろ?人気のラーメン屋のマネを
すれば良いんじゃない?」
俺「確かに、そういう考えも有るね。だって、あの店は
長蛇の列だから、その一部でも引っ張って来れれば
結構、空席は埋まりそうだね。
ところで、あの人気店はとんこつ味だけで勝負してる
けど、みんながとんこつ味が好きかな?」
息「とんこつ味は人気だと思うけど、僕は味噌の方が
好きだな。」
俺「だよね。とんこつ以外にも味噌や醤油もあって、
それぞれ、好みが違うね。
ところで、あの列に並んでいる人たちは、みんな、
近所の人かな?あと、どんなお客さんが居る?」
息「いや、違うでしょ。きっと、美味しいラーメンの噂
を聞いて、遠くから来ている人の方が多いよ。
家族とか友達とかで話題になって、一緒に来て
居るんだよ。」
俺「そう。旨いラーメンは結構な集客力があるから
遠くから足を運ぶ人も居るよね。
でも、ウチの家族は俺とママはとんこつが好きだけど、
お前は嫌いだよね。そうると、この店には来ないかな?」
息「うーん。きっと、パパとママが味噌ラーメンが有る店に
付き合ってくれるよ。」
俺「ま、親ならそうするかもね。本当はとんこつが食べたくてもw
でも、そう考えると、あの空席ラーメン屋が空席を埋めるための
違う方法も見えてくるんじゃない?
息「うーん。あ、人気のラーメン屋はとんこつ専門だけど、
向かい側は味噌専門にするのも良いかもね。
あ、そうすれば、とんこつが好きな人と友達の味噌が好きな
人も、一緒に遊べるね。食べる時だけ店を変えれば
良いんだもの。」
俺「そう。それ。合格っ!
そうすると、『あの店に行こうっ!』ではなく、
『あのラーメン屋が立ち並ぶ一角に行こうっ!』
って感じで一帯の集客率が上がり、また、話題になって
それぞれの店が相乗効果を受けるんだよ。」

