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「情報格差が経済格差!?」現代社会に“価値ある情報”を発信し続けます

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 【ソウル=黒田勝弘】北朝鮮の20代の新指導者・


金正恩氏についてその肥満ぶりがあらためて国際的関心を呼んでいる。


「貧困と飢餓の国の指導者がなぜ?」という疑問だが、


ソウルの専門家たちの間では「普通の人とは違うという他者との


絶対的差別化で“貴種”をイメージ付け人民に君臨するため」というのがもっぱらの分析だ。

 脱北者たちの多くは金正恩氏の肥満について「1人たらふく食って何だ、とかえって反感を買うだろう」というが、研究者たちは「“金王朝”といわれるほど伝統的


な考え方が強く残る北朝鮮では、肥満は依然、権力と富と権威の象徴であり、


指導者への信頼と忠誠をもたらす手段だ」という見方をしている。

 過去2代の金日成・金正日父子も肥満で知られたが、


金正恩氏もその「肥満の統治学」を遺訓として受け継いだというわけだ。

 その意味で金正日の死にはナゾが残る。3年前に脳卒中で倒れた後、


急に痩せ、それまでパンパンだった腹が引っ込みスリムになりながら、晩年はまた太っていたからだ。

 年配者の肥満は禁物だ。とくに脳や心臓系に問題がある場合はそうだ。


医師たちは肥満の危険性を繰り返し指摘し、ダイエットを助言したはずだが、


結果的には肥満がぶりかえし心筋梗塞で急死した。肥満が命取りになったかもしれない。

 金正日の肥満へのこだわりも「最高指導者として最後まで権力と権威を誇示し、


人民の信頼と尊敬、忠誠をつなぎとめようとしたのではないか」(専門家筋)というわけだ。

 金正日はかかとの高い靴や髪の毛をかき上げたヘアスタイルなど、


小柄な身長をカバーするのに苦心したフシがある。


この“体格コンプレックス”があったため後継者・金正恩には“帝王学”の一環として生前、


肥満の政治的効用など“見栄え”の重要性を強調していたかもしれない。

 “肥満指導者”が貧困社会の北朝鮮で依然、忠誠と信頼を得るのか、


それとも今度は民心離れにつながるのか「北の変化」の一つの目安として注目される。