尾崎豊の『I LOVE YOU』の解釈その②『米軍キャンプ』の「はらました男」とは誰? | ポリプのブログ

ポリプのブログ

私、ポリプが自分の好きなことや興味のあることを発信していきます。時折社会問題や政治問題も発信していきます。

 前回は尾崎豊の『I LOVE YOU』の解釈をやりましたが少々読みが甘かったことが分かりました。

 

前回取り上げた尾崎豊さんの『I LOVE YOU』の歌詞のモデルになっている女性は『ダンスホール』や『米軍キャンプ』に出てくる新宿のディスコでナンパされて殺された所謂”新宿歌舞伎町ディスコナンパ殺人事件”の被害者である女子中学生であると推測しましたが『米軍キャンプ』の歌詞を読みこんだ結果更に驚くべき可能性が浮かび上がりました。

 

『米軍キャンプ』の歌詞で「昨夜は店の客にせがまれて海へ行った 喧嘩ばかりしててつまらなかったと笑う 知らない男の名前をお前が 口にする夜涙で はらました男のリングが 光ってた」という歌詞がありますがここに「はらました男」と出てくるので彼女の妊娠を表しているのは明らかなのですがそのはらました男が誰なのか明示されていないためはらました男が主人公なのか?店の客の男なのか?が分かりません。

 

「はらました男」が明示されていない以上誰にも分からないのです。

 

そして泣いている人物が誰なのかもやはり主語が無いので歌詞からは文法的に特定することは出来ません。

 

これは作詞者の尾崎さんによって意図的に主体主が明示されていない可能性に気づきました。

 

作詞者の尾崎さんはわざと主体主が誰なのかを明示しないことによってはらました男が主人公である自分なのか?店の客の男なのか?が判別出来ないように仕込んであるのではないのかという疑惑が浮上しました。

 

つまり尾崎さんは確信的に主体主を明示しないことによってこの歌に出てくる彼女のお腹の子供の父親が自分なのか?店の客の男なのか?わからない状況を暗示しているのではないでしょうか?

 

尾崎さんは計算づくで敢えてはらました男が誰であるか明示しないことで彼女を妊娠させたのが誰なのか分からないという状況を表現したのでないのかという疑惑が浮上しました。

 

はらました男を明示しないことで主人公の彼女に対する疑念を暗示したのではないのか?と思うのです。

 

つまりはらました男が誰であるかを明示しないことによって主人公の疑念や猜疑心、嫉妬心がこの恋愛の破綻の原因だということを暗示したのではないのか?

 

「大切なものを引き裂く何か」とは彼女の妊娠した相手が誰だかわからないことによる主人公の疑念、猜疑心、嫉妬と彼女のそうせずにはいられない性であったのではないのでしょうか?

 

これは小説ではなく歌の歌詞だからこそ可能な表現方法なのだと思います。

 

そう考えると、この歌詞の謎が非常にうまく説明出来ます。

 

尾崎さんは意図的に妊娠させた主体主を明示しなかったのではないか。そう考えると、『米軍キャンプ』の歌詞に漂う不安や悲劇性が非常によく理解出来るのです。

 

尾崎さんは一連の楽曲の歌詞できれいごとでは無い事を書き続けてきました。

 

ここでもただの10代の儚いきれいな失恋物語のはずはありません。

 

つまり尾崎さんの彼女は主人公の他に店の客の男とも寝ていたのです。

 

もっと他の大勢の客と寝ていたのかもしれない。

 

そう解釈する方がこの曲の悲劇性がはっきりします。

 

彼女のお腹の子が自分なら愛の結晶となりますが店の客をはじめとするそれ以外の男であれば赤の他人の子となり主人公に対する彼女の裏切り行為となります。

 

そうした疑念、猜疑心、嫉妬のドロドロの愛欲の末の成り行きとしての破局なのだと思います。

 

尾崎豊さんのラストアルバムである『放熱への証』に『汚れた絆』という曲が1曲目にあります。

 

この曲は長年当時の不倫相手だった斉藤由貴さんとの関係を歌っているのだと漠然と思っていました。

 

しかし本当にそうなのか?

 

不倫の関係を”汚れた絆”と歌っているのか?

 

本当にそれだけなんだろうか?

 

そうではないと思います。

 

ここから先は私の仮説になります。

 

この曲の女性のモデルにもおそらく新宿のディスコで殺された女子中学生が入っているのだと思います。


 

歌の歌詞のモデルには複数の人物が複合的に混入している可能性がありますからモデルが新宿歌舞伎町ディスコナンパ殺人事件の被害者である女子中学生その人だと言い切ることは出来ませんが彼女がその複合的なモデルの一人である可能性が非常に高いと思います。

 

おそらく殺人事件の犠牲者の彼女への思いが一番の根っこにあるのです。

 

そして『米軍キャンプ』に出てくる女性も『I LOVE YOU 』に出てくる女性も同じモデルを共有しているのであるとすればすべてがつながります。

 

そう『米軍キャンプ』に出てくる女性との関係は決して10代の純粋な恋愛と失恋の美しい思い出の物語では無いのです。

 

そして『I LOVE YOU』も同様なのです。

 

彼女の妊娠した相手の男が自分なのか?店の客の男なのか?分からない故の疑念に取り憑かれ苦悩に見舞われた末のドロドロの愛欲の末の破局なのです。

 

『米軍キャンプ』はその登場人物の男には妊娠させたのが自分なのか?他人なのか?分からない故の深い苦悩があり女の方は胎内の子の父親が誰なのか分からない状態にしてしまったことへの悔恨の涙とそうせざる負えなかった自分の性への怨念の物語なのだと思います。

 

彼女の怨念は「お前はこの街を呪い かたくなに夢を買い占め 彷徨っているだろう」という歌詞から世の中に向いていると読み解けます。

 

彼女は世を呪っている。

 

何故ならそこへ中絶するのか出産するのかという問題まで浮かび上がってくるからです。

 

主人公の男も彼女も出産に踏み切れず結果的に中絶の流れになったのではないか?

 

この二人は本人たちにも他の誰にも救いようのないグジャグジャの泥沼の状況だったのです。

 

こういう状況に彼女が追い込まれたのはその社会背景に学歴社会があり彼女は学歴社会のドロップアウト組でありある意味学歴社会の犠牲者という側面があります。

 

彼女が世を呪うのもそうした社会の中にあって当然な成り行きなのです。

 

主人公である尾崎さんもその後高校中退して学歴社会からドロップアウトしています。

 

この歌の話は学歴社会の犠牲者同士が迷い道に迷い込むように傷を舐め合いながら惹かれ合い共倒れするという宿命的な顛末なのです。

 

社会に浮かび上がれない者同士の成れの果てなのです。

 

だからこそ救いが必要なのではないかと思いますが『汚れた絆』では「二人はこれでよかったのさ」と歌っています。

 

更に「心かばう奴らにすがるように泣くのか?」とも歌っています。

 

我々ファンはこの二人を庇いますがそれに甘んじることを良しとしないのです。

 

そんなことをしてもどうにもならないのです。

 

そして5作目のオリジナル・アルバム『誕生』に収録された『ロザーナ』では「二人の悲しみさえ 汚れていった」と歌っています。

 

誰にも救いようもない事なのだと思います。

 

誰にもどうすることが出来ない。

 

そして神にすがる事すらあえてしない。

 

二人の問題は二人だけの物。

 

もうどうすることも出来ないという状況で何にもすがることなど出来なかったのです。

 

そしてその二人の関係は彼女が他の男と寝たことで裏切りとなり嘘と嫉妬にまみれた汚れた絆となってしまったのです。

 

『ロザーナ』では更に二人の愛憎劇が克明に描かれています。

 

この『米軍キャンプ』の歌の物語は世間ではよくありがちな男と女の話なのでしょうが10代でこの曲を作った尾崎豊さんには圧倒される凄みを感じざる負えません。

 

『米軍キャンプ』の女性と『I LOVE YOU』に出てくる女性が同じモデルで同じ事を歌っているなら『米軍キャンプ』は外側から『I LOVE YOU』は内側から歌っていることになります。

 

どうしようもない状況で救いが無くなってしまった二人ですがこの恋の行方は破局を匂わせた後どうなったのか?

 

もしこの女性のモデルの一人に新宿歌舞伎町ディスコナンパ殺人事件の被害少女が含まれていたのだとすればこの恋の物語は彼女が事件によって命を奪われることで唐突に終わったことになります。

 

 

妊娠の話が実際の話だったのか?実体験を膨らませた創作だったのかは分かりませんが10代でこの様な世界を見つめ歌詞にして表現した尾崎さんの視点は物凄いと思います。

 

敢えて彼女を妊娠させた主体主を不明にすることでこの物語の悲劇性を表現した尾崎豊さんの作詞者としての奥の深さにはただ驚嘆するしかありませんがこの二人を裁くことも救うことも世間の人間には出来なかったことには厭世観を感じざる負えません。

 

 

しかし尾崎豊さんは『米軍キャンプ』ではやり場のない怒りを表現し『I LOVE YOU』では静かに包み込む優しさを表現しました。

 

更にラストアルバムの一曲目の『汚れた絆』では「今は汚れた絆も なにも変わらず信じている 俺たちの輝き奪われぬように」と歌っています。

 

ここで歌っている”輝き”は20代になって所帯を持ってからの不倫を指しているのではないと思います。

 

不倫の輝きでは無いはずです。

 

10代の時の事件の被害者の少女と一緒に追い求めていた輝きのはずです。

 

10代の時のドロドロの愛欲にまみれた関係を20代で「何も変わらず信じている」と歌ったのです。

 

「俺たちの輝き」と歌ったのです。

 

そしてその輝きを「奪われぬように」と強い思いを込めて歌ったのです。

 

20代になっても彼女に対して変わらぬ思いを抱き続けていたことから10代の時体験した新宿歌舞伎町ナンパ殺人事件の被害者の少女との禁断の恋愛と事件の衝撃が尾崎さんにとってどれほど強烈な体験だったか伺い知ることが出来ます。

 

尾崎さんは10代の時追い求めていた輝きを生涯大切にしていたのだと思います。

 

決してきれいごととは言えない彼女との際どい関係の中で必死に輝きを追い求めていたのでしょう。

 

若さだけに任せて体当たりでがむしゃらに一瞬の輝きを必死に追い求めていたのです。

 

決して実ることの無い報われることの無い愛に対して全力で輝きを追い求めていたのです。

 

まさに10代ならではの輝きだったと言えます。

 

尾崎さんの10代の楽曲には10代ならではの視点と色々複雑な思いが詰まっている濃密な作品なのだとつくづく思い知らされます。

 

そして20代の楽曲にも10代の時出会った事件の被害者の少女の面影を追っている形跡がハッキリと感じ取れます。

 

『太陽の破片』も歌詞を追っていくとやはり事件に巻き込まれ殺された女子中学生の影を追っているのだと取れます。

 

『太陽の破片』では「破れた約束の前で人はいつも偽りつづける だけど君をもう欲望の果てにただ奪われたくはない」と歌っています。

 

『街路樹』でも「街角の紙くずの上 YesとNoを重ねた」「別々の答えが同じに見えただけ  過ちも正しさも裁かれる」と歌っています。

 

この二人を裁くのは世間の人間でも誰でもなく神なのでしょう。

 

このように私には尾崎さんの一連の楽曲から新宿歌舞伎町ディスコナンパ殺人事件の被害者である女子中学生の影があちこちに見て取れるのです。

 

一流ミッション系高校に身を置きながら高校をドロップアウトし社会の底辺を見つめる尾崎豊さんの視点は須藤ディレクターがいうように野良犬の視点であり尾崎さんはあえて低い視点から社会の影の部分を見つめその影に光を当てることで自分の存在価値を見いだしたのでしょう。

 

尾崎さんは創作者として本能的に野良犬や野良猫のような低い視点を取っていたと言えます。

 

尾崎豊さんの楽曲作りのためにあえて世の底辺に身を置き社会の暗部に深入りしタブーを犯し自ら禁断の体験することで楽曲作りの素材とし創作活動のエネルギーとする生き様は正に芸術家の見本であり生ける芸術そのものと言えると思います。

 

尾崎豊さんは楽曲にとどまらずその壮絶な生き様それ自体が芸術であり尾崎豊という存在そのものが奇跡であると言えます。

 

尾崎豊というアーティストを目撃し同じ時代に生き同じ空気を共有した我々は決して大袈裟ではなくその他に類を見ない天才に触れることで奇跡的な体験をしていると言えます。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

■『米軍キャンプ』歌詞

歌:尾崎豊

作詞:尾崎豊

作曲:尾崎豊

行き場のない街を 俺は一人ふらついてた
店も終わり 仲間も消えた 吸殻の道で
街頭の小さなノイズにさえ 心震えてた夜
初めて おまえの胸で 眠った

おまえはあんまり 上品に笑わなかった
人込みの中では 一言もしやべらなかった
求め合う夜は 傷をなめるように 愛を探しては
ニ人で毛布にくるまって 眠った

夜の街 小さな店で働く おまえのこと
朝が来て ネオンに解き放たれるまで
俺は待っていた

0h おまえはこの街を呪い
かたくなに夢を買い占め さまよってるだろう
0h こんな夜は 報われぬ愛に
失ったおまえを 抱きしめたい

昨夜は店の客にせがまれて 海へ行った
ケンカばかりしてて つまらなかったと笑う
知らない男の名前を おまえが口にする夜
涙ではらました男の りングが光ってた

米軍キャンプ跡の崩れかけた工場
凍りつく闇にとけ 震えてる車の中
力なく伸ばした手で抱きつく おまえの髪を
撫でると 放さないでとつぶやき しがみついた

時には二人の生活が 夢さえ育んでいた
大切な物を 引き裂く何かに
ニ人が気付くまで

0h おまえは この街を呪い
かたくなに夢を買い占め さまよってるだろう
0h こんな夜は 報われぬ愛に
失ったおまえを 抱きしめたい

 

 

■『米軍キャンプ』動画

 

 

 
 
■『I LOVE YOU』歌詞

歌:尾崎豊

作詞:尾崎豊

作曲:尾崎豊

I love you 今だけは悲しい歌聞きたくないよ
I love you 逃れ逃れ辿り着いたこの部屋
何もかも許された恋じゃないから
二人はまるで捨て猫みたい
この部屋は落葉に埋もれた空き箱みたい
だからおまえは小猫の様な泣き声で

※きしむベッドの上で優しさを持ちより
きつく躰 抱きしめあえば
それからまた二人は目を閉じるよ
悲しい歌に愛がしらけてしまわぬ様に※

I love you 若すぎる二人の愛には触れられぬ秘密がある
I love you 今の暮しの中では辿り着けない
ひとつに重なり生きてゆく恋を

夢みて傷つくだけの二人だよ
何度も愛してるって聞くおまえは
この愛なしでは生きてさえゆけないと

(※くり返し)

それからまた二人は目を閉じるよ
悲しい歌に愛がしらけてしまわぬ様に

 

 

■『I LOVE YOU』動画

 

 

 

 

■『汚れた絆』歌詞

作詞・作曲・編曲:尾崎豊

俺たちは街の流れに すれ違う人混みの中で
まるで運命に選ばれるように出会った
時が幾ら流れても 信じて見つめるものは
いつでも同じだと誓い合う様に語り明かした
心の中を探り合えば 傷みと悲しさを覚え合う Oh
俺はまだ震えてる 二人を止めるものもなく
分け合う寂しさに 怯えた二人の絆が
凍えた風に吹かれてる

俺たちは気付かぬ振りをした 別々の人生の意味が
いつか二人を引き裂いてしまうことを
嘘だけは決して付かないと約束したときから
裏切りがやがて訪れた
ふと気付けば互いは互いを演じ
見つめ合うことすら出来ぬ Oh
俺はきっと忘れない 二人はこれで良かったのさ
今は汚れた絆も なにも変わらず信じている
俺たちの輝き奪われぬように

なぁ覚えているかい 俺たちの笑顔
今日またその意味が静かに流れて行く
失うことばかりが やけに多過ぎると
心かばうやつらにすがるように泣くのか
誰もが皆 一人じゃいられず
二人で分け合うことすら出来ない Oh
いつかまた出会えるさ 俺たちを止めるものは何もない
汚れた絆のその意味を 俺たちは決して忘れない
求め続けた輝きを

 

 

■『汚れた絆』動画

 

 

 

 

 

 

◾『ロザーナ』歌詞

歌:尾崎豊

作詞:尾崎豊

作曲:尾崎豊

 

心傷む理由のそのひとつひとつを 何度も噛み締めてみたけれど
おまえは弱さを憎む様になり 優しさの意味さえも忘れていた
辛く激しく受け止めたこの愛や 見知らぬ人々の戸惑いの中で
答えを持てずにただ打ち消し合うだけの
長い日々を経ても誰も語り尽くせやしない
ロザーナ まだ俺の知らぬおまえの心の優しさの中へ
手を引き寄せて抱きしめておくれよ
ロザーナ 嘘で取り繕う暮らしに涙だけが
二人を優しくさせていたはずなのに
ロザーナ

さよならを言おうと何度も試したけれど 愛はまるでシーソーゲームの様に
おまえを愛してそして憎んで 二人の悲しみさえ汚れていった
思い出さぬ様に手紙も燃やして 思い浮かべぬ様に夢すら消して
費やした二人の時間と同じだけ
忘れる為の涙を二人はこぼすのだろう
ロザーナ 二人が犯した罪の償いの前に
なんて二人は勝手に生きてきたのだろう
ロザーナ 触れ合うこと出来なかった優しさの意味
これから別々に探すのか
ロザーナ

ロザーナ 二人は特別変わってた訳じゃないから
いつか同じ過ちから解き放たれよう
ロザーナ 新しいくらしみつけることできたなら
互いは互いのままでいれるだろうか
ロザーナ

Wow Wow Wow Wow
 

 

 

◾『ロザーナ』動画

 

 

 

 

 

◾『ダンスホール』歌詞

歌:尾崎豊

作詞:尾崎豊

作曲:尾崎豊

安いダンスホールはたくさんの人だかり
陽気な色と音楽と煙草の煙にまかれてた
ギュウギュウづめのダンスホール
しゃれた小さなステップ
はしゃいで踊りつづけてる おまえを見つけた

子猫のような奴でなまいきな奴
小粋なドラ猫ってとこだよ
おまえはずっと踊ったね

気どって水割り飲みほして
慣れた手つきで火をつける
気のきいた流行文句(はやりもんく)だけに
おまえは小さくうなづいた
次の水割り手にして
訳もないのに乾杯
こんなものよと微笑んだのは
たしかに つくり笑いさ

少し酔ったおまえは考えこんでいた
夢見る娘ってとこだよ
決して目覚めたくないんだろう

あたいグレはじめたのはほんの些細なことなの
彼がいかれていたし でも本当はあたいの性分ね
学校はやめたわ今は働いてるわ
長いスカートひきずってた のんびり気分じゃないわね
少し酔ったみたいねしゃべり過ぎてしまったわ
けど金がすべてじゃないなんて
きれいには言えないわ

夕べの口説き文句も忘れちまって
今夜もさがしに行くのかい
寂しい影落としながら
あくせくする毎日に疲れたんだね
俺の胸で眠るがいい
そうさおまえは孤独なダンサー

 

◾『ダンスホール』動画

 

 

 

◾『太陽の破片』歌詞

歌:尾崎豊

作詞:尾崎豊

作曲:尾崎豊

 

昨晩 眠れずに 失望と戦った
君が悲しく見える 街が悲しいから
昨晩 一晩中 欲望と戦った
君を包むもの全てが 僕を壊すから

すり変ってゆく現実との はざまに
描いた夢が 愛を傷つける
暮しはただ 街明りに照らされ
何を信じるの どこへ向かうの
僕の手も握らずに 消えるのは何故

誰も手をさしのべず 何かにおびえるなら
自由 平和 そして 愛を何で示すのか
だから 一晩中 絶望と戦った
僕はただ 清らかな 愛を信じている

目をつぶってみる 涙がほら渇くまでの間に
忘れられるさ 破れた約束の前で
人はいつも 偽りつづける だけど
君を もう欲望の果てに ただ
奪われたくはない

君を守りたい 悲しみ こぼれぬよう
あわれみが 今希望の内に生まれるよう
もし君が 暗闇に光を求めるなら
ごらん 僕を 太陽の破片が頬をつたう

昨晩 眠れずに
昨晩 眠れずに
 

 

◾『太陽の破片』動画

 

 

 

◾『街路樹』歌詞

https://www.uta-net.com/movie/6957/

 

 

 

 

 

◾『街路樹』動画