最近のニュースで、ガンビア共和国というアフリカの小さい国の人間が、神戸市垂水区の瑞丘八幡神社(補足1)で、白昼堂々と参拝客に「神はアッラーしかいない」と叫び、賽銭箱を蹴り破るなどの狼藉を働いた事件があった。https://www.youtube.com/watch?v=yCGnDVcMKFc

 

そのガンビア人に説教動画を発表したのが、歴史の予備校講師の茂木誠氏である。話全体は、茂木先生の豊かな知識が披露されており、日本人には非常に興味深い。しかし、その説教は逆効果しか生まないだろう。犯人であるガンビア国籍の男に対する茂木氏の説教の趣旨は以下のように要約される。https://www.youtube.com/watch?v=rs44_dxZAOo

 

 


 

「宗教の違いはささいなことである。どんな神の名であっても、どんな儀式であっても、祈り方の差であり、等しくこの宇宙を支配する大きな力に対する畏敬の念を表明することである。神は本質的に一つであり、神道の神も貴方の神も同じではないのか」と言ったのである。

 

更に茂木氏は、「人間が神を恐れなくなった時、唯物論或いは無神論がヨーロッパで生まれ、人が神になろうとする共産主義がはじまった。我々神を恐れるものが戦うべき共通の相手は、この無神論であり共産主義ではないのか?」と言った。そして、最後にイスラム式に祈りの言葉を口にしてこの説教を終わっている。

 

この茂木氏の説教が逆効果だろうと言うのは、犯人の男にとって、これらの宗教間の違いはささいなことではないからである。確かにこの宇宙を支配する大きな力に畏敬の念を表明することは、神道の中心である。しかし、犯人は彼の神が掌る範囲は、存在全てであり、この宇宙はそのほんの一部であると考えているだろう。(補足2)

 

全ての主である神(YHWHまたはYHVH)が物質界を作り上げ、その中に部分的に物質界を超越する存在である人間を住まわせたというのが彼らの宗教だと思う。この点で、日本の神道とは全く異なる。因みに、この神は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教に共通の神である。

 

人間は、他の物質界の存在と異なり、神との合体(或いは神の世界に入る)が可能な存在であると彼らは考えるだろう。その資格を得るためには、入信とその後の祈りや生き方で自分を高めなければならない。

 

一方、日本の神道では、神は自然を作り上げたと考えても、神との合体などは考えない。人間はあくまで自然の一部であり、その点ではすべての動植物と同じである。それは仏教の影響なのかどうかは分からないが、少なくとも日本の神道では神との合体はありえない。

 

神道、そしてオリジナルな仏教も、天国は想定していないだろう。(補足3)
 

「日本人は、神の名もしらないで神をまつっているではないのか? それは本当に神なのか?」とガンビア人の犯人は言うだろう。しかも、最後に我々の神の名を軽々しく口にして、けしからんと怒るだろう。(動画の最後をご覧ください)


 

2)神との合体

 

キリスト教の聖書には、イエスが最後の晩餐のときに弟子たちに語った言葉が記されている。

「このパンは私の肉体である、この葡萄酒は私の血である」(補足4)というイエスの言葉は、そのパンを食べ葡萄酒を飲むことで、イエスと一体となることを示している。

 

この考え方がカソリックの主流の考え方だろう。三位一体説ではイエスは神であるから、この儀式は神との合体をあらわしている。このヤハウエ宗教では、殉教は天国に行く近道である。そして、イスラム教原理主義が自爆テロで死ぬのは、神のために戦って死ぬの最高の死に方なのである。
 

日本の神道では、自分たちの精神も神の創造によるとは考えていない。従って、神を知ろうとはしない。神はただ恐れる存在である。死は、自然に帰ることだと考えるが、神との合体ではない。(補足5)この根本的な差を考えると、日本神道とイスラム教との間には、共通の基盤がない。
 

なお、天地創造の神話が古事記に取り入れられたのは、恐らく渡来人の影響か何かでユダヤ教の創世記を借用したのではないかと思う。日本人の一部が好きなユダヤ人と日本人の同祖説(日ユ同祖論 )の起源も、同じだと思う。

 

徳島県にある古代ユダヤの痕跡も、後世の作り物だと私は思っている。何故なら、上述のようにユダヤ教と日本の神道はあまりにも懸け離れているからである。

https://himorogi.online/2021/11/shrine-temple/westarea-shrine-temple/633/


 

終わりに:

 

以上書いたように、日本文化とイスラム文化の間には大きな溝がある。従って、イスラム圏からの移住は、彼らが熱心な宗教心を持っているという安心感はあるものの、日本文化とは根本的に合わないという警戒心を持つ必要がある。
 

中国などの神の居ない国からの移住者には、別の意味で警戒が必要である。中国で行われている生体からの臓器移植などが、日本に持ち込まれる危険性が十分存在する。彼らは、何でもありの無神論者としての警戒が必要である。兎に角、異文化共住は非常に危険であることを日本政府はもっと真剣に考えるべきである。グローバリストたちは自分たちは伝統を守りながら、自分たち以外には中国的な行政を考えているからである。昆虫食やLGBTQの強要など、彼らには宗教心はない。


 

補足:

 

1)「八幡信仰は、稲荷信仰と同様、応神天皇の時代に大陸からの移住者である秦氏によってもちこまれた」など、有益な知識を伝授している。この説教は、本当は日本人に対するものだったと思う。茂木誠氏の豊富な歴史の知識は、我々に重要な歴史教育をしてくれていると思う。

 

2)「宇宙以外の存在なんてあるのか?」という質問される方がいるかもしれない。私は取りあえず、少なくとも精神界と物質界が存在すると考えている。我々が物質界を認識できるのは、その物質界から超越しているからである。その認識の主体が精神であり、物質界の外にある筈。物質界の存在に其々名前をつけて、それらの関係を理解すること(=科学という)は、物質界を超越した行為である。それが「初めにことばがあった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。」という聖書の一節の意味だろう。もし反論があれば、コメントしていただきたい。
 

3)オリジナルな仏教は、原始仏典として残っている。それに近いのが般若心経である。その中の「色即是空」の考えによれば、我々の肉体も他の動植物の身体も空なる存在であり、本質的な差はない。「天国」や極楽は、仏教が中国で変異して、浄土教などとなり仏教に入った新しい概念だろう。この分野も齧っただけなので、詳しい方のコメントに期待したい

 

4)これは要約で、詳細はマタイによる福音書第26章をご覧いただきたい。

 

5)日本の神道では、死は自然の中に帰ることであり、それによって永遠の安寧を取り戻すと考えるだろう。そのあり方を最もよく記述するのが、楢山節考でのおりん婆さんの往生の姿である。70歳になった年のある日、祝いの宴をした後、息子の背にのり楢山の頂上付近に運ばれる。そこで、降りしきる雪の中に座して、振り返る息子に手で「早く帰れ」と合図して、その夜凍え死ぬ。死体は、鳥やそのほかの動植物に再利用されることで自然に帰るのである。自然は神の大きな懐の中にあるが、神ではない。

G7広島サミットでは、ウクライナへの武器供与とロシアへの経済制裁強化などが話し合われた。そして、ウクライナのゼレンスキー大統領を招待して雰囲気を盛り上げ、G7は一致団結してウクライナを支援することが確認された。それでは良い結果が得られないだろうと前回書いた。

 

決定には「平和のために」という枕詞がつくが、平和とは争いを避け人々から命の危険を取り除くことと定義すれば、その決定が平和のためになるとは思えない。この20年間ほどの米国側の悪に対し、日本を含めてG7は黙っている。

 

それがインド、トルコ、アラブ諸国等がこの件について、ほとんど中立の立場を保つ理由である。ロシアの軍事会社ワグネルのプリゴジンは、このままではロシアは破壊されるので戒厳令を敷いて戦争に本腰を入れるべきだと説く。

https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-prigozhin-idJPL6N37L06Y

 

このままでは第三次世界大戦になる。

 

G7で再確認したのは、国際法に違反してウクライナに侵攻したプーチン・ロシアが悪で、ゼレンスキー・ウクライナは侵略と戦う善なのだから、ウクライナに武器や資金の援助をして、ロシアを経済制裁するという戦略である。ここでのロシアの悪は、2022224日からの悪である。

 

しかし、戦争終結と平和は、我が方は善で彼方が悪であると言う論点にたっていたのでは、永久に来ない。(補足1)より正しい善悪判断は、広い範囲で長期間に亘って評価して得られる。つまり、G7側つまり米国民主党政権側が行うべきなのは、時間スケール(上記赤字部分に注目)と視野の拡大である。

 

一年ほど前に、現実主義の米国民主党政権のブレインだったキッシンジャーの案(ロシア侵略前の状態に戻る)で解決すべきだった。しかし、今はウクライナとその取り巻きもその案を飲むことは不可能である。https://www.yomiuri.co.jp/world/20220527-OYT1T50322/

 

 

2)国際法での善悪判断が可能でない地域が多い

 

「法の支配は民主主義の根幹であり、平和で開かれた国際秩序にとって譲れない原則である。日米欧など民主主義国は、力による現状変更を辞さない権威主義国に協力して立ち向かう」という何時も聞く念仏は、国際社会の現状を少しでも知れば、今回も空しく響く。

 

例えば、現在話題のスーダン内戦でも、当地の財閥が率いる「即応支援部隊(RSF)」と呼ばれる民兵組織が、権力掌握を狙って政府軍と戦っている。

 

元駐日スーダン大使の解説によると、米国の現政権がスーダンの豊富な地下資源を手に入れることを狙って、RSFを支援しているのだという。https://www.youtube.com/watch?v=MVf0vp5ra7w

 

 

 

 

また英米メディアは、スーダン内戦には、ロシアの軍事会社ワグネルの人間が派遣されていると、批難している。代理戦争は世界の至る所で大国の利権のために発生している。

https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-65370615

 

つまり、国際社会には国際法を遵守すべきという言葉が生きているように見える部分もあるが、国際法などとは殆ど無縁の部分もある。ソ連解体後のウクライナなどは世界でも極端に腐敗した政治の国であり、後者の国際法などとは無縁の地域に入るだろう。

 

米国のCIAと関係が深いブラックウォーターという民間軍事会社、ウクライナの類似の民兵組織アゾフ連隊 (補足2)などが、ロシア人住民が殆どの東部ドネツク地方でテロを展開し、そこにロシアの軍事組織ワグネルやドネツクの民兵組織と戦ったのがウクライナ内戦であった。

 

ソ連の時代には二つの国は同じ連邦内にあり、崩壊からCIS(独立国家共同体)で兄弟国となって分離したが、ウクライナ人もロシア人も共住していた。更に、ロシアの起源としてキエフ大公国があったという歴史(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220514/k10013622761000.html)から考えても、米国の内政干渉は重大な国際法違反である。

 

その動機は、ロシアの豊富な資源と広大な国土に関する権益、それと歴史的な対ロシアへの敵意である。(補足3)それはスーダン内戦への介入の両国の動機と部分的だが似ている。

 

スーダンはアフリカでは三番目に金の採掘が多いなど、アフリカの資源大国である。内戦の裏には、その金鉱山をめぐる米国とロシアの争いがあると、上に引用の動画において元駐日スーダン大使は語る。

 

 

最後に一言:

 

超大国は、国家の責任を明確にしない形で内戦等に介入したいので、民兵組織或いは民間軍事会社(PMC)を好んで用いている。PMCとしては、ロシアのワグネルや米国のブラックウォーター(現アカデミア)などである。

 

民主的に国家の指導者を選ぶ国では特に、国家の責任を不明確にしたうえで国際法に違反する外国の内戦やテロに参加し、自国或いは自分たちの利益を得ようとする。それは、世界を混乱の時代に導くことになる。民間軍事会社は、警備会社やNGOなどの看板を隠れ蓑に用いる傾向があるようだ。

 

世界は協調して民間軍事会社を無くす方向で努力すべきである。もし、民間軍事会社や民兵組織がなければ、ウクライナ戦争は起こらなかっただろう。

(8:20 編集)

 

補足:

 

1)このG7サミットのあり方に疑問を呈した日本の国会議員は唯一人、鈴木宗男氏であった。彼は「G7サミットで日本発、停戦に向けての協議を期待したが、ウクライナだけを呼んで、一方の当事国ロシアに声をかけないでは話し合いにならない。どこかの時点でどこが仲介の労を取るかがこれからのポイントでないか。中国、インド、ブラジルの立ち位置を注目して行きたい」と発言したようだ。これがスポーツ紙に掲載されたが、殆どのメディアには掲載されていないだろう。マスメディアはどこかのプロパガンダ機関であることは明白である。

https://www.daily.co.jp/gossip/2023/05/22/0016384520.shtml

 

2)ゼレンスキー大統領は、ウクライナのオリガルヒ(振興財閥)の代表的人物であるコロモイスキーの全面的支援で就任した。コモロイスキーは、自身が所有するテレビ局でゼリンスキー主演のドラマを放映し、大統領選挙では彼をバックアップしたのである。彼は、ウクライナ統一ユダヤ人共同体の会長である。私兵集団のアゾフ大隊やドニプロ大隊を育て維持し、反ロシア運動に動員している。これらの所謂ネオナチ集団は、現在ウクライナ内務省の下部組織となっている。ウクライナは、政府の中に暴力団のような組織を雇い入れている国である。

 

3)ウクライナへの米国の介入の動機は、前回ブログの補足1)追補に書いた通りである。つまり、旧ソ連の資源や産業などの支配権を獲得しようとした米国金融資本らの企みと、それに強くプーチン政権が抵抗した。https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12726626308.html 伊藤貫さんの解説によると、プーチン政権誕生前にロシアのオリガルヒの80%はイスラエル系ユダヤ人だったという。

 

 

 

この記事が十分に理解されていないと考え、ウクライナ侵略が始まる10日ほど前に書いたウクライナ危機(後に戦争)の原因についての説明を要約して補足1に追加しました。(21:30)

 

G7に招待されたゼレンスキー大統領の記者会見での演説と質疑の全文が、日本経済新聞のネット記事に掲載されているので読んでみた。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB2137F0R20C23A5000000/

 

正直にその印象を言うと、これほど白々しい演説は初めてである。普通の知性をもった政治家なら、以下に要約するゼレンスキー政権の本質が見抜けない筈はないが、岸田政権の人たちも例外ではないことを期待したい。

 

このような大統領の率いる国の戦争には、日本は関わるべきではないと思うが、そのような姿勢は現在の岸田政権には全くみられない。それのみならず、まるで世界の英雄のようにゼレンスキーを招待・処遇し、世界の指導者との会見の場をプレゼントした。

 

もちろん、政治は多く(ポリ)の因子が関わる現象(ティックス)なので、日本の生存のためには仕方ない面があるかもしれない。しかし、国会に牛歩戦術があるなら、ウクライナ支援もそのようにゆっくりとやるべきだと思う。

 

以下にゼレンスキーの演説の文章の一部を見てみる:

 

世界に戦争は存在すべきではない。人類は長い歴史で多くの生命を戦争により失った。人類の歴史は戦争なしでは想像できないともいわれるが、それでも私たちは戦争をなくさなければならない。

 

この出だしの文章を、これまでのゼレンスキー政権の政治と外交を頭において読むと、上記評価が理解してもらえると思う。

 

ミンスク2合意を実行すれば、ウクライナでの内戦を無くすだけでなく、ロシアの侵略も無かった筈である。せっかく前政権が作った平和への路線を反故にしたにも関わらず、この言葉で演説を開始できるのである。その強心臓に驚く。(補足1)

 

(ウィキペディア、ミンスク2から)

 

因みに、ミンスク2合意は、20152月に欧州安全保障協力機構の監督下、ドイツとフランスの仲介でロシアと調印した、ウクライナ東部での内戦を終結させる合意である。そこの多くの住民はロシア人であり、ロシア語が用いられている。(補足2)

 

東部での内戦終結も約束した上での大統領選立候補だった筈である。大統領就任後70%以上の支持率、しかもそ就任2ヶ月後の選挙でウクナイナ史上初めて単独過半数を与党が獲得しただから、それが実行できない筈はない。

 

それにも係らず、少数の右派の意見を聞く形で、ミンスク合意を反故にしたのである。(以上、ウイキペディア参照) これだけの情報を頭に入れて、ゼレンスキーの演説の出だしを見てもらいたい。これが白々しい印象を受けた理由である。次に、演説の中ごろの文章を引用する。

 

国際法の地位を取り戻し、世界を平和にすることには、もうひとつ重要な効果がある。それは将来、他国を攻撃しようと考える国家を止める手段になるということだ。ロシアが、世界で最後の侵略国になりますように。この戦争が終わったあとは、世界でずっと平和が続くように祈っている。

 

欧州安全保障協力機構という国際的な枠組みの中で、ポロシェンコ政権がドイツとフランスを仲介者に作り上げたミンスク2合意を反故にしながら、「国際法の地位を取り戻す?」というのは、やはりどう考えても厚かましい。

 

日本国民は、ロシアの侵略の一因は、ゼレンスキーのNATO加盟の姿勢とミンスク合意反故であったことなどの事実をパソコンの前に座り5分間かけて勉強すべきだ。(補足3)

 

2)2019年の大統領選挙の記事から

 

ゼレンスキーが大統領になったのは2019520日である。大統領選挙では、ソ連崩壊後の新興財閥(オリガルヒ)コモロイスキーの支援を受けながら、それまでのウクライナの腐敗した政治を攻撃して、前任者のポロシェンンコを破って勝った。

 

腐敗の中から腐敗を攻撃する形で大統領になったのである。その腐敗の中心に居るユダヤ財閥のコモロイスキーという人物の操り人形的に、その後彼は動いたのだろう。以下に、2019/11/22 にアップされた産経新聞の記事の2-3行を引用する。

https://www.sankei.com/article/20191122-B4QVCIEPCZPGHCTGLDVGJ6S7CE/

 

政治経験の全くなかったゼレンスキー氏は今年春の大統領選で現職のポロシェンコ氏に圧勝した。ゼレンスキー氏は、ウクライナの宿弊である腐敗の撲滅、公共料金の値下げや賃上げによる生活水準向上、東部紛争終結を訴えて勝利した

 

その記事に、2019年の9月には80%の国民がゼレンスキーを支持しているが、半年後の201911月には68%とまりだと書かれている(!)。繰り返すが、その高支持率の下で、東部ドネツク地方の内戦をミンスク2の合意に従って終結しておれば、ロシアの侵略はなかっただろう。

 

そして上記ウクライナの政治腐敗の中に、現在の米国大統領であるバイデンとその一族がいた。ゼレンスキーが2019年に大統領になった直後、米国のトランプ大統領がバイデン一族のウクライナでの様々な疑惑の調査をしてほしいと要請したというニュースが流れていた。(補足4)

 

ゼレンスキーは全く聞く耳を持たなかったことが思い出される。その頃(2019106日)書いた記事を引用する。https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12533192410.html

 

以上の情報だけでも頭におけば、現在のウクライナ戦争の本質が推察できるだろう。そのうえ、米国民主党政権の本質まで見えてくる。現在の国務次官の女性の方(ビクトリア・ヌーランド)が工作の中心となり、ポロシェンコの前任者であるヤヌコービッチ大統領をクーデターで追い出したのが2014年である。

 

現在、ウクライナの60歳までの男性が出国禁止であり、批判報道などは完全に独裁的に遮断されている。この大統領のすごさを、すべての角度から日本人は学ぶべきだ。

 

 

補足:

 

1)ここでは強心臓としたが、別の見方では、我々日本人をバカにしているとも言える。質疑の最後に書かれている「日本期待すること」には、インフラ復興の技術支援と言っているが、本音は復興資金だろう。

 

追記: この記事では最も中心的なことが自明のこととして省略されています。それは、①ソ連崩壊後にIMFなどが絡んで国有企業の民営化が行われ、その結果ロシア企業の多くがユダヤ系資本に奪われたこと、それを②一旦KGB出身のプーチンが大統領になって取り戻したこと、そして③それに対する報復としてロシア潰しの戦争が計画され、2004年のオレンジ革命、2014年のマイダン革命、東部地域でのテロリズムなどでロシアによる侵略を呼び込み、戦争の口実としたこと。ゼレンスキーは米国によるプーチンロシア潰しのために雇われた人物と考えられます。これらについては、ロシアがウクライナ侵略を開始する前に本ブログで考察しています。ウクライナ危機について:米国はNATOの東方非拡大を約束すべき | Social Chemistry (ameblo.jp)

 

2)一度は一つの国であったソ連邦の中にウクライナもロシアも当然含まれていた。しかも、ロシアの原点にキエフ大公国があったようである。ソ連解体のとき、国境線の画定を慎重にやっておればこの内紛も軽減されただろう。この国境線の問題が中東などでも紛争の原点にある。

 

 

 

3)勿論、ロシアのウクライナ侵略は国際法違反であり、非難するべきだろう。しかし、関わるべきではない。ただ、隣国が他国に乗っ取られた状態で、着々と軍備増強し、最終的に仮想敵となっているNATOのミサイル基地が建設されるまで、国際法という建前を遵守して何もしない国家はないだろう。日本が朝鮮に出兵して日清戦争が始まったことを考えるべき。国際法は、覇権国が中小の弱小国を動かすための道具にすぎない。米国がオバマ政権時に、無人機を外国に飛ばして数千人殺したのは、すべて国際法違反である。そしてなによりも、G7の現場である広島への原爆投下は最も重大な国際法違反である。

 

4)バイデン大統領の息子のハンターが、石油工業などには全くの素人でありながら、ウクライナの天然ガス会社であるブリズマの重役になって、多額の給与をもらったなど、当時ウクライナを担当していた現大統領のバイデン一族の疑惑は、今だ隠されている。

(9:00補足3;10:20編集後最終稿)