昨日、山口敬之氏の「日本のジャーナリズムが直面する深刻な問題」というタイトルの話をyoutube動画で視聴した。今回はその一部紹介と主題であるジャーナリズムのあり方等に関して、私の考えたことを記す。https://www.youtube.com/watch?v=Ovrnp9vEVzs

 

 

山口氏が指摘するのは、日本の大手マスコミが国民の知る権利に全く応えていないことである。具体例として、ウクライナ戦争やLGBT法制定問題について、日本の大手マスコミは真実とは程遠い内容の報道しかしていない。

 

例えばウクライナ戦争の理解には、ソ連崩壊から東欧での民主化などの近現代史からの分析が必要なのだが、その歴史的背景からの報道が全く欠けている。(補足1)日本の大手マスコミは、米国政府や日本政府の“大本営発表”を垂れ流しているのみである。(補足2)

 

この大手マスコミの報道は、一言でいえば大手マスコミが深刻な程度に米国の支配下にあることが原因である。(補足3)この日本の大手マスコミの体たらくには、共通した構造的な問題がある筈である。ただ、今回の動画では、あまり切り込んでいない。

 

多分、日本の政治が敗戦後に米国への隷属状態にあることなどがその原因の一つであることに直ぐ思いつくだろう。しかし、それだけではない。その本質的な部分が、日本における基本的かつ最重要な問題点であるので、次のセクション以下でそれを議論する。

 

ここ数年の間にインターネットを介して、情報量が増えている。従って、個人が正しい情報を得るには、正しい歴史観や価値観を身につけて、玉石混交のこれらの情報の中から必要な正しい情報を選び取るしかない。現在は、そのような時代であるという指摘で、話が終わっている。この部分についてはその通りだと思う。

 

 

2)国民の知る権利:

 

山口氏は、最初の方でジャーナリズムと国民の知る権利について、基礎的或いは硬い話をしているので、少しその辺りについての私の考えを先ず整理する。

 

国民の知る権利は、生存権など基本的人権に由来する。正しい情報は、日々の生活だけでなく自分の生命維持に直結するからである。ただ、知る権利の行使には、情報の出口としてまともなジャーナリズム(=真実とそれについての意味に関する報道)が存在しなければならない。

 

そのような良質なジャーナリズムは、憲法21条にある表現の自由が無ければ成立しない。しかし、表現の自由だけでは、そのような報道は期待できない。まともなジャーナリズムは、その国の文化が作り上げるものである

 

そのような文化を日本は独力で作り上げていないというのが、本稿での指摘である。つまり、日本に嘗てまともなマスメディアが存在したとしても、それは西欧の真似として存在しただけであり、日本にその文化がなければ、情況の変化によりそのメッキは簡単に剥がれるのである。

 

国民の知る権利の保障は、民主主義政治の基本的要件である。しかし日本には、民主主義政治も国民の知る権利を保障するジャーナリズムも創り上げたという歴史、それを要求し支援する文化も存在しない。それが、日本のマスメディアに“本物のジャーナリズム”が欠けている理由であると私は思う。

 

勿論、米国や現在の政府による干渉はあるだろう。しかし、その力に簡単に屈し、それに抵抗する力がジャーナリストやマスメディアなど関係者から出てきていない等のことから、以上の分析が成立すると考える。山口敬之氏はその例外的存在の一人である。

 

民主主義の危機という点でもっと深刻なのは、米国の政治情況である。そして、マスメディアは完全に民主党政府のプロパガンダ機関に堕落している。それにも係わらず、米国ではまともなジャーナリズムを回復しようとする努力が存在する。以下にそれを示す。

 

  

3)米国におけるジャーナリズム

 

米国FOXニュースのTucker Carlsonの番組は、米国民主党政権のグローバリズム政策に正面から批判する内容で、CNNのニュース番組よりも遥かに高い視聴率を獲得していたようだ。しかし、彼は2ヶ月前に解雇された。政府批判の報道が、政府の背後にいる東部エスタブの怒りを生み出したことが原因だと、一部に言われている。

 

また、Project Veritasのように、反グローバリスト的ゲリラ報道をするジャーナリストも存在した。ファイザー社重役がコロナ変異株のワクチン開発と同時に、コロナウイルスの変異の実験をしていると話す場面を録画し公表した。しかし、この件が原因で創始者のJames O'Keefeが、Project Veritasを追われることになった。http://totalnewsjp.com/2023/01/27/covid19-768/

 

この同時研究は、コロナウイルスの変異株が流行しても、短時間にワクチンの開発を可能にすると好意的に受け取ることも可能だが、コロナの変異株をバラまいて流行させ、適当な時に用意したワクチンを売り出せば、独占的に利益を得ることが可能となるというビジネスモデルも疑われる。

 

イーロン・マスクがこれまでひどい検閲があったツイッターを買収して検閲を大幅に縮小したので、タッカー・カールソンはツイッターで彼の番組を再開した。https://www.youtube.com/watch?v=evpFS8ODZEE

 

また、James O'Keefeは、独自に O'Keefe Media Group (OMG)という会社を設立し、活動を再開している。最近、世界最大の投資運用会社のブラックロックを取材し、政治家とお金の関係を暴露している。これも詳しくは及川幸久氏の動画を見てほしい。https://www.youtube.com/watch?v=SOX3R4iuUEk

 

大手メディアがまともに国民の知る権利を保障する姿勢を示していれば、このような解雇と復活の劇を観ることはなかっただろう。また逆に、この解雇・復活劇は、その国の民主政治が危機にあることと、その危機からの脱失を試みているということである。

 

実際、バイデン民主党政権の支持率は大きく下落している。政治に対する影響力も確かに存在する。

これらは、米国民が持つ政治や報道等の文化は、過去において民主主義を闘争の結果獲得したという欧米の歴史の中で醸成されたという証拠である。その闘争の記憶が、ある種の危険を犯してでも、ツイッターに表現の自由を回復し、そこで良質のジャーナリズムを回復させたのである。

 

上に引用のジャーナリストたちも、そしてかなり多くの政治家たち:トランプも、ロバートケネディJrも、命の危険も承知の上で、それらの分野で活動している。日本人は殆ど、この民主政治体制を守ることなど頭の端に退け、「命が地球より重い」という信仰を真ん中において日常を送っている。

 

その生き方では、侵略者や独裁者から社会を守れない。ただ、家畜の様にと殺されるまで生きるということになる。

 

 

4)日本のジャーナリズム:

 

深刻なのは、日本にTucker CarlsonProject Veritasやそこから飛び出したJames O'Keefe がいないこと、そしてそのような番組を利用して相当多くの国民が情報を得ていないことである。(補足4)インターネットで戦う例外的な人物はかなり出ているが、国家の政治との境界で活動しているのは少数である。しかし、簡単に国民に見捨てられるようでは、その人たちも居なくなるだろう。

 

つまり、日本の危機は、日本のマスコミが政府の都合に配慮して嘘を垂れ流しても、何の不自然も感じない日本国民とその文化に存在する。

 

因みに、ゲリラ報道が成功した背後には、組織からの内部告発がある。これは、国民全体の知る権利を保障するために、上司や会社と自分との関係を破壊するというリスクを冒すことを意味する。その個人の損害が非常に大きいだろうが、それを敢えて実行するのも、彼らの文化の力である。(補足5)

 

日本社会は、人と人の関係に雁字搦めになっており、人の自由な発想が大きく育つような自由な社会空間を持たない。ある情報の社会への伝達力も、その重要性の分析や論理よりも、それが誰によりもたらされたかによって80%決定される。

 

ネットを見ていても、下らない芸能人の政治的発言が大きい空間を占めている。この日本文化を再考し、変えていくことでしか、本当の意味で良質なジャーナリズムは日本に定着しないだろう。

 

 

補足:

 

1)この件については、ロシアの侵攻前に私が書いた20222/18の記事「ウクライナ危機について:米国はNATOの東方非拡大を約束すべき」を参照いただきたい。全く同じ指摘をしている。

https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12726626308.html

 

2)LGBT法案について、大手メディアは岸田政権のプロパガンダのような嘘の報道をしていた。この件について最初に引用の動画の最後の方で解説しているが、本稿は具体的議論をするためのものではないので、ここでは省略する。

 

3)山口氏はこのことと関連して、読売新聞(日本テレビも経営)の創業者である正力松太郎氏が、CIA(米国中央諜報局)のスパイであったことを指摘する。しかし、これは日本テレビ(読売新聞)だけの問題であり、他のマスコミにも共通している訳ではない。更に、創業者が嘗て米国のスパイであったとしても、自動的にその会社が米国の利益を優先内容の報道をするとは言えないのでここでは本文での紹介は避けた。

 

4)日本にも何人かの戦うジャーナリストが存在する。山口敬之氏もその一人である。その他、youtuberとしては馬渕睦夫氏、渡辺惣樹氏、河添恵子氏、などかなりの方が戦っておられる。しかし、それが国民に与える影響は極わずかだろう。

 

5)内部告発は儒教的に見れば裏切りであり、悪である。しかし、儒教は非常に小さい社会構造を前提においた道徳を説くのみで、現在のような広い社会には時代遅れの道徳規範でしかない。

米国のブリンケン国務長官が北京を訪問した。一連の情況から、今回の訪問は米国側の要請に始まったようだ。習近平は、米中関係において中国は優位にあるとの姿を、中国国民と台湾の人たちに向けて宣伝することが出来た。以下の写真はその意味で中国側の大きな成果である。



これまでの中国封じ込め政策、台湾有事の時は米国も参戦するとのバイデンの発言などの対中国外交に中国側は機嫌を損ねていた。従って、ブリンケンの訪問を断ることも出来たのだが、そうしないでむしろ好機と見て今回の冷遇を演出したのだろう。つまり、米国民主党政権側に訪中の必要性があった筈である。

 

ブリンケンを閣僚クラスの要人が誰一人として出迎えず、タラップの下には何時も敷かれる赤い絨毯もない。進行方向途中に何故か赤いラインが引かれており、これを跨いで歩くブリンケンは、後の冷遇を予測しただろう。

ブリンケン訪中の前に、アップルのティム・クック、テスラのイーロン・マスク、そしてマイクロソフトのビル・ゲイツ等が相次いで訪中し、熱烈歓迎を受けた。ビルゲイツと習近平の会談を映した写真は、まるで首脳同士の対等な会談の様に見える。


https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20230620-00354546


ブリンケンは、コロナ後の対中国ビジネスを活発にしたいという経済界の強い要望もあって、その環境作りのために出かけたのだろう。

 

次期大統領選挙でバイデンの苦戦が予想されているので、政治資金源の彼らの意向を汲まなければ確実に選挙に敗ける。そうなれば、共和党政権によるバイデン家族や歴代民主党首脳の様々な腐敗の摘発という暗い将来が待っているからである。(補足1)

 

具体的には、台湾海峡問題が発生すれば世界的な経済大混乱を発生する理由(補足2)を説明し、台湾の一方的な現状変更を許さないとの米国の姿勢を説明したようだ。また、米国等による中国の経済的封じ込め政策は、経済のデカップリングではなく危険性を避けるデリスキングだという言い訳を行ったようである。

 

また、偶発的な衝突を避けるための国防省トップ間のホットラインをつくるなどの必要性をブリンケンは説いたが、それも検討するというだけであったという。中国に囚われの米国人の返還についても全く交渉進展がなかった。

中国がキューバに施設しているという通信傍受施設についての懸念も表明したが、中国側からは何の対応も得ることができなかったようだ。

 

更に、米国の若者の死因第一位の中毒の原因薬剤フェンタニルが、中国の製造と米国への輸出によることから、何とか対策を強化できないかという話も全く糠に釘の情況のようだ。フェンタニル中毒での死亡は年間10万人だというから、米国の異常が理解できるだろう。

 

ブリンケンは中国習近平政権の為に「四不一無意」の表明(補足3)というお土産を持って訪中したのに、そして、まるで宗主国への朝貢のような上下関係を演出する出汁にされながら、ほとんど何の成果もなく帰国したようだ。

 

昔、中華帝国に対する蛮夷の国の朝貢の際、持っていく土産よりもたくさんの土産を持って帰ったと言われる。これでは宗主国へ朝貢する国、例えば新羅や高句麗、以下の待遇である。勿論、米中がそんな関係にある筈はない。

 

巨大企業や巨大投資ファンドらからの要求があれば、それらの支持で成り立っている政権は、言うことを聞かざるを得ない。バイデンの副大統領時代からの深い付き合いもあって、中国には相応の配慮が必要である。これらの経緯は、対中国姿勢の幅を非常に狭くしているのだろう。(補足4)


米国も一枚岩でないことを示している。つまり、DSと言われるCIAやネオコン議員たちの政治勢力と現在の実業界との考えは微妙に異なると言うことだと思う。

(18:00 編集あり)


補足:

1)バイデン父子の汚職、ヒラリークリントンの様々な疑惑などが、共和党政権により司法に史料が渡される可能性がある。また、パンデミックの原因となった可能性が高い、民主党政権下で支援された武漢P4研究所におけるコロナウイルスの機能獲得実験等の真相も大きなターゲットだろう。

 

2)ブリンケンは、記者会見でコンテナ船の50%は台湾海峡経由で物資を輸送し、半導体の70%は台湾で製造されているので、中国が台湾の海上封鎖を実行すれば、経済的大混乱を引き起こし世界的大不況となるだろうと説明したようだ。ただ、習近平はそれらについては100も承知だろう。

 

3)四不とは、①新冷戦を求めないこと、②中国に体制変更を求めないこと、③米国は中国に対抗する為に同盟国との関係を強化しないこと、④米国は台湾の独立を支持しないこと、である。一無意とは、米国に中国と衝突する意思がないことを意味する。台湾の民進党とその支持者たちはがっかりしているだろう。https://www.youtube.com/watch?v=fXG8cmzEkWk

 

4)オバマ政権の時、バイデンの次男のハンターバイデンやケリー国務長官の義理の息子だったデバン・アーチャーらは、投資会社をつくりそこへ中国から大金が流れてたという。そんな経緯もあり、この機会に苦言を貰ったということだろう。その辺りについては、3年以上前に記事を書いている。 

 

 

天皇皇后両陛下は17日~23日の日程でインドネシアを訪問されている。天皇即位後初めての外国親善訪問である。(補足1)宮内庁の発表ではインドネシア政府からの招請に答える形だということだが、訪問予定の報道は間近まで為されておらず、突然の話に驚いた。

NHKの報道によると、今回の両陛下の外国親善訪問は、6月9日の閣議で正式に決まった。岸田政権になってからは、天皇陛下の親善訪問まで電撃的になったのか?

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230609/k10014094531000.html

 

宮内庁から閣議決定事項として、「かねてより、インドネシア政府から、天皇皇后両陛下に対し同国を御訪問願いたい旨の招請があった。ついては、我が国と同国との友好親善関係に鑑み、両陛下に同国を公式に御訪問願うことといたしたい。」と発表されている。https://www.kunaicho.go.jp/page/gaikoku/show/30

 

この文言は、行政府が今回のインドネシア訪問を天皇に要請したことを示している。しかし、これまでの天皇陛下の外国親善訪問は、皇室の意向が出発点ではなかったのか? 或いは、実際はどうであれ、皇室の意向を前提にして、宮内庁がその手配等を行う形ではなかったのか?

 

あくまで一国民の印象を述べるのだが、行政府が日本国の象徴である天皇陛下を外交官のように使う事態は非常に変であり、天皇を象徴としていただく日本国民をバカにしているように思う。このあたり、知識のある方のコメントがいただけたらありがたい。

 

2)天皇皇后両陛下の初めての外国親善訪問にインドネシアを選んだ理由は?

 

天皇陛下は、これまでのインドネシアと皇室との関係から始まり、日本語学習者数が世界第2位である点、日本への国費留学生の人数は世界第1位である点、多くの看護師や介護福祉士が日本に来て活躍している点などにも言及して、インドネシアとの関係の深さについて語られている。

https://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/62

 

しかし、それでも両陛下の初めての外国親善訪問先としてインドネシアを選ばれたのか、若干不思議である。そして、何故急遽インドネシアだけなのか? 平成の天皇陛下は最初の公式訪問で3か国、インドネシア含めて、タイとマレーシアも訪問された。

 

王室をいただくタイとマレーシアを、インドネシアとともに最初の親善訪問国として選ばれるのなら、両王室との友好関係から自然に思える。しかし、その計画もないまま、インドネシアに絞って訪問されること(補足2)に違和感を感じるのは私だけだろうか。

 

丁度そんなことを考えている時、ちょっと気になるニュースがCGTN(補足3)の報道としてヤフーニュースで流れた。そのニュースに以下のような文言が含まれている:

 

ロシアのプーチン大統領があるフォーラムで、「現在の世界では深刻な転換が起きている。ウクライナ危機の発生前から、ロシアはアジア、アフリカ、ラテンアメリカの市場へのシフトが始まっていた」と述べた。更に、「ロシアは中国、インド、そしてその他の国のいずれとも良好な関係にある。

 

(中国とインド以外の)他の国も速いスピードで発展している。インドネシアは巨大な市場があり、速やかに成長している。ラテンアメリカは現在発展し続けており、将来の伸び代も大きい。アフリカにも大きな発展のチャンスがある」と指摘した。https://news.yahoo.co.jp/articles/8fcd660b81cf41989d084e0eab204e80b8d90eea

 

プーチンの発言が何時なされたのかは別にして、米国が最近非常に警戒しているのは、このグローバルサウス諸国とロシアや中国との連携強化である。米国は、G7側と中露側の境界線上にあると思われる国々を何とか、G7側に引き留めて置きたいだろう。

 

想像だけで話を展開するのは危険だと言われそうだが、このロシアと中国及び米国らG7の勢力争いが、今回の天皇皇后両陛下の”電撃御訪問”となったのではないだろうか。(追補

 

令和時代のマッカーサーであるエマヌエル駐日米国大使が、令和時代の吉田茂である岸田文雄首相に話をすれば、あとは何でも電撃的に決定される。LGBTでも何でも国民が何を考えるかなどは二の次だ。

 

この比喩にご不満の方には、次の動画の中の林千勝氏の(2分20秒)言葉をお聞きいただきたい。

 

 https://www.youtube.com/watch?v=JwMZuDJYE_U

 

(15:30編集と追補の追加; 翌朝 最後の一行を削除)

 

補足:

 

1)天皇即位後の両陛下の外国御訪問としては、昨年9月19日のエリザべス女王葬儀のための英国訪問がある。

 

2)平成3年、当時の天皇皇后両陛下(現在の上皇上皇后両陛下)が3ヶ国を訪問されたときは、9月26日から10月6日までの足掛け11日間の日程だった。

 

3)CGTNとは、中国の公共メディアである中国中央電視台(CCTV)が所有、運営する多言語テレビチャンネルのテレビネットワークである。

 

追補)中国の仲介でイランとサウジアラビアが国交回復し、中東アラブ諸国とBRICSが接近している。世界は、これらの国々と米国などG7を中心とする国々に分断されつつある。そして、後者先進諸国は衰退し、BRICSとグローバルサウスと言われるプーチンが言及した国々が政治的にも経済的にも成長しつつある。先進諸国は何とか、地理的にインド太平洋領域の中心にあるインドネシアを自分たちの勢力圏に含めたいだろう。今回の両陛下の訪問は、この戦略を意識したものだと思う。