1)北朝鮮は先日、3発のミサイルを日本海の日本の経済水域内に発射し、そして昨日、これまでで最も大きな核爆発の実験を行った。このことに関して、政府首脳は「遺憾の意」「断じて許すことはできない」などの言葉で非難したが、いつも通りであり、何のリアクションも結局ないのだろう。「断じて許さない」という言葉は、何の処罰する手段を持たないで言うセリフではないことを、我が安倍総理はご存知なのだろうか?
 
日本や韓国は益々危険な状況に追いやられている。米国は、朝鮮戦争の当事者として、北朝鮮や中国と講和できる立場にありながら、それをしないで東アジアを混乱と危険の地域に誘導してきた。米国の戦略は明らかである。日ソの間に、「北方4島は日本固有の領土という、心理学的“刷り込み”を日本に行うことで」くさびを打ち込み、韓国には「朝鮮統一」という“刷り込み”で、朝鮮戦争を永久化することである。
 
その米国の対北朝鮮政策は、日本や韓国を同盟国としながら、論理的必然として両国の安全を脅かす方向に働いている。本当は、日本や韓国は米国の同盟国でもなんでもなく、将来はともかく現状は“家畜国”のようなものだろう。もちろん“ペット”ではない。
 
北朝鮮がずっと主張してきたのは、米国と直接対話することで体制維持を図ることである。それのどこに米国にとっての大きな困難があるのか? 六カ国協議とかいう訳のわからない組織を作って、米国はそれを拒否してきた。六カ国協議というのは、北朝鮮の核兵器の脅威を利用して、日本や韓国に核開発をさせない為に作った体制であるという説が有力だ。日本も韓国も核を持つように計画することが北朝鮮に核放棄を迫る立場と論理的に矛盾するからである。


2)しかし米国は知っている。あらゆる国家にとって、核兵器保持が22世紀に生き残るために必須の条件だということを。北朝鮮がそれを見事に証明するだろう。また、中国が南シナ海に軍事基地を建設し、そこで核兵器搭載の多弾頭型SLBMを積んだ潜水艦の補給を行う。それで、中国は米国と並ぶ軍事大国としての地位を確立し、22世紀への生き残りと経済的繁栄の基盤を得ることになる。(元は国際決済通貨となるだろう。)
 
中国の近くで、唯一深さのある海域は南シナ海であり、原潜基地の場所としてふさわしい。それが、国際法を無視してまで、岩礁を埋め立てて軍事基地を作る理由である。日本政府はその中国の戦略を知っていても国民に隠し、中国を”国際法無視する無頼漢国家”として宣伝している。その基地が完成したのち50年ほどで、世界は南シナ海を中国の領海のように思い込むだろう。それまでは、米国や日本(残っていれば)などの五月蝿い国を、宥めたり脅したりしながら耐える戦略だろう。
 
米国も、中国がアジアの盟主となることを認めざるを得ないので、近くで番犬の役割をする国家が欲しいと思っている。その考えに沿う国家として、韓国はおそらく役立たない。何故なら、簡単に親中国国家として、昔の朝貢国の地位に落ち着くからである。しかし、日本は中国侵略の歴史があり、中国との関係が米国との関係と入れ替わることは無いと読んでいると思う。
 
使用人の位置にある者を置くには、常に敷地内に武器を持たせないで置く必要がある。それでも、ドストエフスキーの小説ではないが、主人を殺す可能性が最も高いのは使用人である。同じ人間なら、決してその地位に甘んじて一生を棒にふることをよしとしないからである。つまり、決して日本を“人間、つまり一人前の国”にしてはならない。


それは米国支配層にとって、北朝鮮に核兵器を認めても、決して曲げることのできない国是だろう。もちろん、米国は複雑な国なので、これまでのジャパンハンドラーたちが全員いなくなれば、政策も変わる可能性がある。トランプ氏は、それを証明している。


強調したいこと: 「断じて許さない」は、罰することのできる相手に対してのみ、言うことのできる言葉である。「断じて(我が親分は)許さない」なのか


(9文字編集:10日午前7時)
自殺を考えたことがある人の割合が、4人に1人であるというニュースが、日本財団の調査結果として報じられた。この調査結果の信頼性は、このニュースだけでは全く判断できないという意味の記事を先ほどかいた。http://blogs.yahoo.co.jp/mopyesr/42963054.html しかし、ここ数年ある程度減少したものの、日本は非常に自殺率の高い国であることに間違いはない。そこで、すこしその原因などについて考えてみることにした。

ウイキペディアの記事によれば、日本の人口10万人あたりの自殺者数は18.5人であり、OECD加盟国では旧共産圏を除いて、韓国(28.7)についで二番目の高い水準にある。自殺率が必ずしも国家の経済力と単純には関係しないことは、ギリシャ(3.8)、スペイン(5.1)やメキシコ(4.2)などの自殺率が低いことから明らかである。大きな理由の一つは、これらキリスト教圏の神(エホバ神)が自殺を禁じているからだろう。その結果か原因かわからないが、これらの国々の様子をテレビなどで見ると、日本にくらべて楽観的な人が多いような印象をうける。
 
自殺が人生における選択肢の中に無いとすれば、逆説的だが、生きる上で大きな手助けとなると思う。人は生涯に苦しい時期を何度も経験するだろう。それらには自分に避ける手段などなく、運命的或いは遺伝的な原因による場合も多いだろう。その場合、自分という存在を否定する道も選択の中に入れる場合と、神による創造には無駄などあり得ないと自分の存在価値を考えるのとでは、生きる勇気の上に大きな差が出るだろう。
 
また、仏教圏であるタイ(11.4)やミャンマー(13.1)の方が、日本や韓国よりも経済的に豊かではないにも拘らず、自殺率がかなり低い。これも、敬虔な仏教徒の心の目には、弥陀の救いが見えているのなら、生きる勇気が湧くだろうと考えればわかるような気がする。


一方、神や来世(天国、極楽、etc)は、夢想の産物だとしか考えない場合、現世で取り得る手段は広がるだろうし、現世で大きな経済的“利益”が得られるかもしれない。その目に見えるものしか信じない性格が脳を染めれば、目に見えるものにたまたま恵まれなくなった人には、生きる空間が無くなる。神と天国(極楽)の無い国、それが韓国や日本の精神的風土だろう。
1)自殺を考えたことがある人の割合が、4人に1人であるというショッキングなニュースが、日本財団の調査結果として報じられた。

調査は今年8月2~9日にインターネットで実施。約4万人の回答を、2015年国勢調査(速報値)の年代、性別、都道府県別の人口比に合わせて分析した。その結果、「1年以内に自殺未遂を経験した」と答えた人は0.6%で、全国では53万人(男性26万人、女性27万人)と推計された。半数以上が20~30代だった。理由は、健康問題や家庭問題、経済生活問題が多く、二つ以上重なることがきっかけになっていた。
 
更に、
「本気で自殺したいと考えたことがある」という人は25.4%、このうち6.2%は現在も自殺を考えていると答えた。若いほど割合が高かった。一方、身近な人の自殺を経験したことがある人も5人に1人いた。
 
以上が報じられたニュースの概略である。この調査は、重要だが微妙な個人的情報に関するものであり、正確な数値データとするには、慎重なデータ収集と厳密な解析が必要である。従って、一般に報道するのは、最低限の節度として、学術論文として受理された後であるべきだと思う。その際、情報収集の方法とその分析方法について、専門家の審査を経るからである。
 
2)そのような“難癖”のようなことを言うのは、気になる点が幾つかあるからである。例えば、回答者をどのように選択したのか(インターネットで実施したというが、インターネットにアクセスできる人のみを対象にしたのか)、質問を択一式で行ったのか、回答回収率(回答拒絶率)はどの程度かなど、正確度を判断する上に重要な情報がほとんど無い。(補足1)従って、どの程度信頼性がある数値データなのか全く判断できない。
 
またこのような微妙な情報を得るには、鍵となる言葉の意味を、調査対象に明確に伝達しなければならない。例えば上記文章では、質問者が定義している「本気」「身近な人」「自殺未遂」などの意味を、回答者に正確に伝達できているのか疑問が残る。(補足2)
 
上記ニュースでは本気で自殺を考えたことがある人が25.4%いるが、最近1年間に「自殺未遂を経験した人」は0.6%である。一方、確実な数値として存在するのは、実際に自殺した人として統計されている0.0185%である。(ウィキペディア参照)

25.4%とか0.6%という数字は、最終的に自死に至った0.0185%に比較して相当大きい値である。データ収集や処理の段階で数値を膨らませるようなことがなされている可能性を感じるのは私だけだろうか? 
 
回答は質問の仕方に依存する。例えば、択一式のアンケートで回答を得たのなら、選択肢に灰色領域を含ませれば、そこに誘導される人はかなり出る。もし、回答を数値データ化する段階で、灰色領域と黒色領域を合算する様なことをすれば、かなり数値は動くと思うのである。
 
この種のショッキングなニュースを流すのなら、もっと慎重にしてほしい。何か、組織としての意図を感じるのは、日本財団(旧日本船舶振興会)に対する偏見だろうか。

補足: (追加:17:30)
1) インターネットにアクセスできる人は、年代が高くなるほど人知的な人が多いだろう。択一式の質問の場合、微妙な気持ちは回答に反映しない。更に、回答したく無い人ほど、深刻に自殺を考えている可能性がある。 
2) アンケートがどの程度真剣なものかにより、回答内容が影響される。「本気」「真剣」という言葉の意味が、正確に回答者に伝わる必要がある。「本気で自殺を考えたことがある」と答えた人の割合が若い人ほど多いのは不自然である。高齢者にも若い頃があったのだから、そして、本気で自殺を考えた記憶など簡単には消え無いからである。 
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(朝日新聞からの引用:©マークがなかったので、引用させてもらいました。)