最近、中国の方からの日本語による日本人に向けたyoutube動画のアップロードが多くなった。その動機と内容は、勿論、武漢から発生した新型コロナ肺炎(COVID-19)に関係している。都市封鎖された武漢の一家から、そして1000km西にある重慶からのものは、何度も視聴した。

 

武漢からのものは、中国語で発信されたものに、誰かが日本語の字幕を付けたもの。非常にしっかりした息子さんがかわいらしい。武漢の状況が良くなり、この三週間は、ほとんどアップされなくなったようだ。中国武漢での完璧な防御が、一般家庭にも行き届いているように見える。下のサイトで驚いたのだが、一般家庭でもn95マスクなど使うようだ。

https://www.youtube.com/watch?v=WDBrMX4gFJY

 

 

重慶からのものには、封鎖された街での生活が分かりやすく紹介されていた。御両親が日本在住で、完璧な日本語で語られている。国際的に分散されて生きている一家の様子が参考になった。最近もアップされており、昔の動画から下記二つの動画を引用しておく。https://www.youtube.com/watch?v=pi77b2uOpmw&t=1s (4月6日)

https://www.youtube.com/watch?v=aNMOtpK-N5A (3週間前)

 

日本在住の中国人の方も発信している。10日ほど前に、中国共産党による洗脳から逃れたという方による動画を見つけた。この方の話は非常に参考になる。以下二つの動画を紹介するが、いろんな角度から考えてみたが、「中国共産党による洗脳から逃れた」という証言に間違いが無いように思った。

 

如何にして中国共産党による洗脳から逃れたか、その詳細を自己紹介として話すケイさん。信憑性は80%だと思う。(これ以上の信憑性は、人の言葉に簡単に置かない方が良い。)https://www.youtube.com/watch?v=Ky3DpDg3ICU

 

同じ方による動画をもう一つ。知人の武漢在住の中国人の方からの話として、新型コロナ肺炎ウイルス(SARS-CoV-2)が米軍により中国に持ち込まれたという話、一時鳴霞さんによる「武漢P4 研究所は爆破された」というのは、真実ではないという話等を紹介している。もう一つ、新型コロナ肺炎は蚊によって媒介される可能性があるという中国のウイルス研究者の話は非常に重要である。https://www.youtube.com/watch?v=AH5ecS8I3zg

 

以前から視聴している動画サイト、革命家HIROのひろスタ【有能な生き方研究所】は、日本在住の中国人によるサイトだと思っているが、違うかも知れない。何故中国の方と思うのかというと、並外れた知性と意思を感じるからである。日本の若者で知能指数の高い人は、クイズ番組に出るか、黙っているかの二種類しか居ないと勝手に思っている。https://www.youtube.com/watch?v=GDdaE-mbmCw

 

そして最近、この方の動画(上に引用のサイト)を中国による情報操作ではないかと疑い、ブログに書いた。

https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12588576034.html

同じ方による以下の動画は、最新のSARS-CoV-2が、免疫細胞のT細胞を壊すという情報を流している。HIVウイルスと同様の機能を持っているという最新研究を紹介している。https://www.youtube.com/watch?v=18XYfD082w4

 

もう一つ、時々見るのがハンドルネーム「チャイチャイ」さんの動画サイトである。この方は、日中に広い人脈を持っておられるようで、政治経済関連の情報が多いと思う。自分も、確か感染したと証言されていた。https://www.youtube.com/watch?v=q1ycLy4e3JE&t=94s

 

外国から日系の方がやはりコロナ肺炎関係で動画を配信されている。スペインやイタリアからのものなど見ている。以上は、自分のメモとして書いたが、参考になれば幸いです。最後に、この中の動画のどれかにあったと思うが、日本人にはコロナ肺炎に関する危機感を持つ人とあまり持たない人の2種類が居るという。危機感を正しく持つ人は、ネットにアクセスする人で、危機感を持たない人は情報源をテレビや新聞に頼る人のようだ。

 

補足:

1.日本から日本に帰化された方の発信も多い。鳴霞さんや石平さんの動画や出版物が代表的である。現在日本人なので、この文章の対象ではない。日本人による中国情報で一番著名なのは、妙佛DEEPMAXというサイトである。最新のものを以下に引用します。https://www.youtube.com/watch?v=oXU_NvMs2_s

他に、河添恵子さん、福島香織さん、遠藤誉さんなど著名な発信者には、女性も多い。

2.最近、鳴霞さんと組んでおられる、水間条項TVというサイトもよく見る。https://www.youtube.com/watch?v=LBhTR3OqgSg

 

今回は、安倍総理が経済対策として決定した、全国民への一律10万円配布について書きます。その後、何故、このようにコロコロと政策が変わるのか、そして、今回の新型コロナ肺炎の発病者に平等の医療機会を与え、信頼できる感染情報等を国際社会に発信するなど、韓国や台湾が持つ危機管理能力が何故日本にないのか等について、少し議論をします。

 

1)辛坊治郎と木村太郎両氏の意見

 

今朝、ヤフーニュースで配信された時事通信の記事は、今回政府が行う経済対策について、以下のように記述している。

 

安倍晋三首相は減収世帯への30万円給付を撤回し、全国民への一律10万円給付を決めた。公明党の主張を全面的に受け入れたためだが、30万円給付を主導した自民党の岸田文雄政調会長のメンツは丸つぶれとなった。

 

「お金持ちの収入が減ったから、現金を給付しなければならない。しかし、収入が減らない元々の貧乏人は、まあ、そのままで良いだろう」これが、1日前まで自民党政府が決定していた減収家庭への30万円給付案であった。

 

自民党政府は、国民を平等に扱うという民主政治の原点を無視して来た。上記政策の発想は、霞が関のお殿様が、被災した臣下に、その身分に応じて小判を配るというものである。殿様とて、金が余っている訳ではないと言いたいためか、御用マスコミで「私は、受け取るつもりはありません」という一部お金持ちの言葉を放送しているようだ。

 

その政府とマスコミの姿勢に違和感を感じると言うのが、辛坊治郎氏や木村太郎氏である。辛坊治郎氏は、今朝のウェイクアップで以下のように発言したようだ。

 

「国民一律10万円って言いながら、一部のお金持ったような人たちが『私はもらわない』とか『受け取るつもりはありません』って(テレビで言っている)。受け取らないのは勝手だけど、それをあえて言う必要はあるのか。受け取ることに心理的ハードルを作ってしまうと社会的分断も招くし、意味がなくなる」と指摘。(カッコ内は私が補足)

https://news.livedoor.com/article/detail/18138825/

 

木村太郎氏も以下のように言っている。

「政府が身銭をきって(新型コロナウイルス対策)やってます、と表明するためにお金を払うようなもの」と解説。「全員に行き渡らなきゃいけないんで、麻生さんが『手を挙げた人だけ(に配る)』なんて、そんな問題じゃないんです」「収入が高いとか低いとかの話ではなくて、みんなでこれをやりましょう、ってことだから、僕は手を挙げますよ。で、(お金を受け)取りに行く」。(カッコ内は原文のまま)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200417-00000075-dal-ent

 

両氏の話をそのまま転記したのでは、その意味が今ひとつ分かりにくい。私なりに分析すると以下のようになる。

 

困窮世帯には急いでお金を支給しなければならないと考えるのなら、収入の増減など無関係の筈である。新型コロナ肺炎とも無関係の筈である。それは福祉政策であって、安倍総理が言う経済対策ではない。

 

コロナ肺炎が一段落して、景気を元に戻すための消費喚起の一律配布なら、全国民に(辞退など期待せずに)その機会を与えるべきである。「口先だけ大盤振る舞いをさせてくれ」というのなら、それは国家レベルの政治ではない。

 

こんな単純なことが分からない自民党政府の愚かさは、コロナ肺炎に対する場当たり的な対策と同様、非難されるべきである。日本国民は、コロナ肺炎を期に、一から政治を考え、新しい政治の必要性を議論すべきである。

 

2)根腐れした日本国

 

現在のような政治になったことの分析には、何時も書いているように明治からの歴史を再検証しなければならない。一番最近の文章を引用しておく。その「日本亡国の鉄路」を中野剛志は、ロックインモデルで解説した。別の言い方をして良いのなら、日本国の根腐れだろう。https://rcbyspinmanipulation.blogspot.com/2019/12/blog-post_20.html

 

そこから回復することは、年を経る毎に困難になる。1970年に、日本がその鉄路の先にある運命から脱出出来ないことを悟った三島由紀夫が、自衛隊員の前で割腹自殺した。そして、平成時代が始まる頃には、多くの知識層が日本の政治改革を不可能だと考えて、挑戦する気を失ってしまったと思う。

 

誰が挑戦しても、国家と呼べるほどの政治など、この国に実現する筈はないのだから、利己主義に徹するか、グローバリズムの波を歓迎して、海外で実力を発揮すれば良いと考えたのだろう。

 

そして、21世紀になり、奇人変人か普通の町内会長レベルが総理大臣になる国になった。現在の総理は未だ良い方だという意見もあったが、日本の現状から抜け出すには程遠い。その祖国を憂いながら、予告して川に身を投げた評論家もいた。安倍総理の米国議会での演説を悲しんだ西部邁氏は、チャネル桜で「本土決戦であと百万人死んでいたら、もっとまともな国になっていたかもしれない」と言ったことがあった。(補足1)

 

「亡国の鉄路」からの脱出には、本土決戦レベルのことが必要だったのかもしれない。ましてや、今回のコロナ騒ぎが、そのようなエネルギーを国民の間に醸成する筈はないだろう。誰が腹を切ろうが、身を投げようが、マスコミは冷静を保ち、国民は危機感を抱かなかった。

 

今回の新型コロナ肺炎の流行と日本の対応の遅れ、稚拙な対策は、日本の国家としての弱点、政治の貧困を炙り出した。先進国だと思っていた日本は、発病者に適切な情報と医療を与えないこと、国際的にも情報を隠すことで、何とか医療の崩壊を防ごうとする発展途上国のような国だった。

 

先を読んで、医療のキャパシティを拡大するような対策を立てる実力などない。患者で溢れたら、病院での治療と自宅やホテルでの待機組に分ける方法で、「命の選択」を保健所にさせる程度の知恵しか浮かばない。https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12590209168.html

 

お医者さんの団体は票につながるので、内閣は厚生労働省の役人に言われるままに、世界一の病院ベッド数(人口当たり)を持つ国にした。今回は、その幸運を活かして、病院ベッドを上手く区分けして、感染者用ベッドとして確保できただろう。そこに、人工呼吸器などを揃えれば、PCRテストを増やしても対応出来ただろう。まともな国であったならの話である。

 

補足:

 

1)確かにチャネル桜で、伊藤貫氏との討論で発言したと記憶している。その発言の意味するところは、国民の大半は敵を直接見ることが出来なかった。マッカーサーは本土上陸と同時に国民の味方に変身していたのである。韓国は独立国になった。何故なら、日本という敵を創造できたからである。人間とは所詮、その程度の動物なのだ。

追補: 比較をノルウェイ(実施)とフィンランド(現在非実施)で行うと、殆ど差がない。人口100万あたりの発生数と死者数(2020/6/10)は、ノルウェイで(1581、44)フィンランドで(1268、58)である。この両国の比較では、BCGの影響は見られない。 データ元=> https://www.worldometers.info/coronavirus/#countries (6月10日追加)

 

 

1)BCG接種とCOVID-19への免疫との関連性:

 

BCG接種が新型コロナ肺炎(COVID-19)の免疫になっているという話がある。その根拠は、東アジア等のBCG接種国で感染の広がりと人的被害が少ない様に見えるからである。下に示したのは、BCGの接種をどの様に実施してきたかを示す世界地図である。

現在被害の大きい、米国や西洋諸国は非実施或いは嘗て実施現在非実施の国々である。

 

BCGの効果を比較するのに最適なペアとして、(ノルウェーとスウェーデン)、(アイルランドと英国)、及び(スペインとポルトガル)が考えられる。これらの100万人あたりの其々死者数、感染確認数、テスト数な、次表の通りである。

BCG接種国の方が100万人あたりの死者数はかなり少ない。ただ、BCG実施国の方がPCRテストを倍以上行うなど、対策の緻密さに差があるようだ。スペインは酷い医療崩壊の状態だというから、そのまま比較はできない。英国もスペインの次に2週間遅れで医療崩壊すると言われている。PCRテストもアイルランドの1/3以下であり、油断があったと言わざるを得ない。(補足1)

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00122/033000011/

 

BCGの接種をやめた国であるオーストラリアとニュージランドは、上図の数字の順で其々(2、248、13880)と(0.8、276、12684)である。少ない死者数、感染者数は、今まで夏だったからかもしれない。ただ、季節要因を解析に持ち出すのは時期尚早だろう。

 

兎に角、今までの結果では、BCG接種とCOVID-19への免疫との関連は、証明されそうにない。

 

2)地域差についての比較:

 

アジア諸国は一般にヨーロッパに比較して被害が少ない。そこで、感染テストなど対策に熱心な2つの国を比較してみる。具体的には、スイス(BCG中止国)と韓国(BCG実施国))である。下図は、2つの国の感染者数である。100万人あたりの検査数を図中に示したが、スイスが韓国の倍程度実施している。

スイスでは、1日あたり、1000件ほどの感染者を検出し続けている。グラフで表示データの右端が両国とも、4月12日である。注目されるのは、韓国の新規感染率が10日目(3月10日)ころから、1日100人程度に減少している点である。一方、スイスでは最初(3月18日)から、1日あたり1000人ほど新規感染者が続いている。

 

どう考えても、圧倒的にスイスの人たちはこのウイルスに弱い。スイスでこの曲線が水平に近くなるのには、もう少し時間がかかるようである。両国の致死率(変数:https://ameblo.jp/polymorph86/entry-12590013940.html)を比較したのが下の図である。

 

どちらも拡大グラフの初めからは(スイスでは4月2日、韓国では3月25日)初期の高い致死率(1)が、致死率(2)の3−4倍程度に下がり、終息時点の予測が可能になっている。その最終的な致死率は、スイスで6-7%、韓国で2.5%程度と予想される。両国とも、各時点で取れる対応は取っているようだ。(補足2)

 

韓国もスイスも検査数も多く取りながら医療崩壊もなかったので、大きな致死率の差は本質的な何かを含んでいると思われる。日本の致死率の低さ(中国の半分、韓国の1/4)も、インチキで数字を数分の一程度に抑えているが、最終的な致死率は韓国程度だろう。

 

つまり、欧米のケースを参考に計算して、何もしなければ死者40万人、重篤85万人というのは、脅しであって、科学的根拠などないだろう。(補足3)

https://www.sankei.com/photo/story/news/200415/sty2004150011-n1.html

 

 

この地域差(欧州と東アジア)による大きな致死率、罹患率の差は、その一つには、ウイルスの変異があるが、それらは、今後の研究課題になるだろう。(既に、S型とL型があると研究発表がなされている。より攻撃性の強いL型がヨーロッパで広まっているという考えは有力である。二つの型については、On the origin and continuing evolution of SARS-CoV-2という表題の論文で北京の研究者により、今年3月3日発表されている。National Science Review, nwaa036, https://doi.org/10.1093/nsr/nwaa036

 

(最後の括弧に入れた文章は、4月18日早朝午前6時;午前10時50分に文章校正あり)

 

補足:

 

1)ジョンソン首相の「集団免疫」発言は、もろく崩れた。その姿勢の違いでもこの程度の差がアイルランドとの間に生じる可能性があると思う。https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000179507.html

 

2)イタリアやフランスなどは、医療崩壊或いはそれに近い情況になったと見えて、致死率(1)の数%程度のレベルへの急激な低下が見られない。

 

3)季節性のインフルエンザの感染者数は1000万人で、これに武漢での致死率4%を掛け算すれば死者40万人になる。医療崩壊がおこれば、もっと被害が増加するという計算だろう。https://www.sankei.com/photo/story/news/200415/sty2004150011-n1.html