米国大統領選挙に関する具体的話は、22日の記事で終わると書きました。今回は、何方が大統領になるかではなく、今回の選挙の歴史的な意味について簡単に書いて見ようと思います。誤り等指摘いただければと思います。

 

1)米国大統領選挙その後の政争


米国の大統領選挙は大規模な不正と中国共産党等の介入があり(補足1)、トランプ大統領の再選が非常に厳しくなってきている。11月3日の選挙結果として、不正があったにしても、バイデンがトランプを上回る票を得た事になっていることは事実である。それをひっくり返して、トランプ勝利に導くには、民主国の制度を用いれば、裁判所の不正認定以外に方法はない。

 

しかし、それらを幾ら提訴しても、州の最高裁や連邦最高裁は拒絶や門前払いを続けている。証拠として、投票率の異常なたかさ(カウンティ(郡)によれば100%をこえる)、深夜に選挙監視員を水道管破裂とか言って追い出し、その後数人が違法なバイデン票を積み増したこと(カメラ映像が提出されている)など、明らかな不正を指摘しても、全体として11月3日の選挙に影響するレベルではないとして跳ねられる。自己保身の塊のような判事で構成される裁判所では、如何なる選挙結果でも、当局が出した結果は正当とされる。(補足2)

 

このような広範で大規模な不正と腐敗は、「表の皮一枚の民主国家米国としてトランプ政権が存在するが、米国の実態は別のところにあること」を示している。その場合、国家非常事態宣言を出して、戒厳令を布く以外に、もともとの米国(憲法が成立した当初の米国)を取り戻すことは不可能である。そこで、逆に軍が寝返れば、トランプは犯罪人となり、実態通りの国家が完全に表に出る。

何れにしても、国家の実態つまり内部が表の皮一枚と180度異なる状態は、革命(トランプ側)あるいは反革命(民主党側)を経て安定化されなければならない。米国は今、その歴史的瞬間にある。これが私の米国の今現在に対する理解である。

2)歴史のレビュー

米国はこの150年ほどの間にすっかり変質した。その大筋の説明としては、ユダヤ資本の「金融による米国支配」という記述が最も適当だろう。何故なら、アジア進出を狙っていた頃、つまり日本にロシアを撃たせモスクワで共産革命を画策したころから、既に金融は英国などから来たロスチャイルド家が握っていた。第一次大戦の頃、選挙に介入してタフトを落選させ、ウイルソンを当選させた。(補足3)そのウイルソンは、FRBを設立させ、ユダヤ金融資本に米国通貨発行権を与えた。(追捕1 12/26/5:30)


中国を大きくしたのはニクソンとキッシンジャー以来の金融改革とグローバリズムである。WTOへの加盟を許しながら、資本の自由化を渋る中国を許した。そのせいで、中国への資本進出には、共産党員との合弁企業設立が条件となった。その結果、格安の労働力を使って興した製造業の利益は、共産党政権、共産党幹部、米国等海外資本家に分配された。そして、中国共産党は、人民解放軍を巨大化し、世界経済を掌握して(一帯一路とAIIB)世界覇権に向けて進みだした。

 

その中国経済の急成長は、米国一般労働者の犠牲の下に進められ、貧富の格差は拡大した。多くの中流は没落し、ラストベルトが出現しても放置された。トランプは、この中国農村戸籍の安い労働力を、中国共産党と米国等巨大資本の合弁会社で安く使い、先進国から製造業を移転する方式(グローバリズム)に反対して立候補した。


この長い地球規模の歴史の進行を、トランプの4年間でひっくり返すのは、如何にトランプが善戦したとしても、平常時の手段では無理だろう。ここで、最後の力を振りしぼり、戒厳令下で再選挙をし、11月3日の不正を完全な形で証明すれば、現在の真の支配者は破れ、米国は大混乱となり、その余波は世界中をめぐるだろう。(補足4)バイデンだけでなく、オバマやヒラリー、更にあのBLMなどを煽った爺さんらは逮捕されるだろう。(補足5)

ただ、首席補佐官や側近の中に、平常時の憲法などで認められた方法で、トランプ勝利の道を探るべきだという意見がある。例えば、現在各州から出ている選挙人投票を無効にすべく、①各州の州議会が不正を根拠に新たに選挙人名簿を提出する方法や、②12月23日までに、不正な選挙人投票結果を副大統領が拒否できるとか、③1月6日に副大統領が、両議院会議に提出された、不正に決定された選挙人票を拒否する、などの方法である。

youtube動画:https://www.youtube.com/watch?v=B8Qf3fVlBWA&tで、及川幸久氏はこれらの方法を解説している。しかし、最高裁判所の判決がなければバイデンが過半数を得た激戦6州などの結果を上記①〜③の方法で、上院議長は拒絶できないだろう。何故なら、三権分立の制度内では、上院議長といえども、司法権は持たないからである。以上の理由から、そこにコメントを書いた。
 





「不正に選ばれた選挙人票を受け取ってはならない」の規定は、全くトランプ側の助力にならないと思う。既に、7州の共和党員による提出された選挙人は、ペンス副大統領により拒否されるだろう。(補足6)更に、不正の認定を州裁判所が行わない限り、または州議会が11月3日の結果と異なった選挙人を選ばない限り、1月6日のペンスのオブジェクションは成立しない可能性がたかい。ペンスに不正を判定する権限は、三権分立の原理から、無いと思うのですが。」

一旦本性を現した怪物(トランプ側からみた姿;バイデン側から見れば逆かもしれない)は、元には戻らないだろう。米国は中国に飲み込まれるまで、現在の路線を走るだろう。その間に米国内からプロテストがあっても、独裁国のように潰すだろう。もう民主国的な法律や正義に配慮する必要はないからである。(11:50編集あり)


補足:

1)ドミニヨンの投票集計機は、トランプ票をバイデン票に読み替えたり、バイデン票を何回も数えたりし(ここに中国の介入があっただろう)。また、郵便投票では、住民でない人が投票したことにして、バイデン票が不正に積まれた(組織的な影の政府、つまりディープステートによる)ことなどである。

2)裁判所は高度に政治的な判断は避ける。裁判官は行政府の後追いをするのは、日本でも同じである。法律家という狭い見識しか持たない専門家に政治判断を求めるのは、八百屋で大工道具(魚という場合が多い)を求めるようなものである。

3)日露戦争で日本に多額の借金を許したのは、ロスチャイルド系のシフである。そして、頃合いを見計らって、調停に乗り出し、日本勝利の形で戦争を終わらせたのは米国大統領セオドア・ルーズベルトである。その背後に、日本と共同で満州開拓をするという鉄道王ハリマンが居た。日米戦争とその敗戦の原因は、米国の戦略の中で日露戦争に勝ち、朝鮮併合(満州進出)をしながら、その米国との協定(桂ハリマン協定、桂タフト協定)などを無視したことにある。そして、その背後には、米国以外の外国の影と大日本帝国憲法の欠陥(つまり、日本の政治体制の欠陥)があるだろう。その近代史を未だ十分研究していない日本に将来はない。(12/26/5:00、編集

4)安定した米国を望むなら、バイデンを新大統領として認めるのが一番だろう。その後、カマラハリスが大統領になるまでに、かなりの混乱はあるが、それはトランプ二期政権よりも遥かに小さいだろう。

5)選挙における多くの不正は、大きな危機感で身振り構わずトランプ崩しに走った結果である。そこまで追い詰めたことは、トランプが非常に優秀な政治家であったかということを示している。

6)激戦7州の共和党議員は、州議会を開催して、そこで選挙人を選ぶのなら、それは有効だろう。しかし、共和党議員だけで選挙人を選んでも、それは次回の選挙に当選するための運動の意味しかない。米国人はあくまでも自分本位である。

 

追捕1)馬渕睦夫元ウクライナ大使の動画を推薦します。(特に31分以降のジャクソン大統領に関する解説)

 

 

1)トランプの考えの通りには動かない政権幹部

 

19日のHarano Timesの動画によると、米国の官僚機構の中にSES (Senior Executive Service;上級執行官)というランクがあり、連邦一般公務員200万人の上で働く。人数は約8000人。ウイキペディアによると年俸は13.1万ドルから19.73万ドルである。その位階は、軍で言えば将官レベルで、大統領が任命する長官や次官の直ぐ下の各省幹部を構成する。(補足1)

 

 

SESのメンバーの大半がオバマ大統領の時代に入れ替えられ、その後身分の安定化がなされたという。その結果、まるで日本の上級官僚のように影の政府(DS)の実働部隊として働いているようだ。

 

例えば、ラトクリフ国家情報長官が18日までに提出する筈だった、「今回の大統領選挙に外国勢力の影響が有ったかどうかの報告書(2018年の大統領令に基づく)」が来年1月まで遅れるのも、オバマ時代のSES の反対が原因のようだ。(以上SESの給与以外は、Harano Timesの動画からの引用)

 

しかし、本当にそうだろうか? 私は、ラトクリフ氏は、報告書の内容は既にメディアで喋っているのだから、正式に提出することなど物理的には簡単な筈であると思う。ラトクリフ氏は、その提出をためらっているのだと思う。

 

その理由は、トランプ大統領が非主流の権力者であり、あと一ヶ月で退任予定だからである。今後トランプ政権が4年続くと考えているのなら、締め切り数日前にでも提出できただろう。Pナバロさんは、個人で30頁ほどの報告書を出したのだから。更に言えば、最高裁判決も、逆の結果になった可能性もあると思う(追捕1)。全ての官吏は、衣を脱げば生身の人間である。


追捕1)大統領が戒厳令を出すには、客観性のある根拠が必要だろう。それが“大規模違法選挙”の最高裁判決であり、国家情報長官の”大統領選挙への外国の介入”が有ったとする正式なレポートだろう。戒厳令の制限に関しては、南北戦争以来判例が積み重なっており、法的根拠を明確にする必要があるだろう。(追捕は12/21/17:40に追加)

 

現在、大統領も少数の大統領任命官(長官や次官)以外でスムースに動く上級幹部はほとんどいないのではないのか? 及川幸久氏やHarano Timesなど日本語を喋る保守系の多くは、筆者を含め、トランプ支持の池にどっぷり浸かっている(居た)だけではないのか?

 

政権移行期に入ったと米国民及び官僚たちの多くが感じる場合、現職大統領の影は時間とともに薄くなる。今となれば、戒厳令を宣言しても、陸軍も動かない可能性がたかい。それがトランプにフィードバックされて、戒厳令を出す勇気が削がれたのではないのか?(補足2)

 

1212日に出した最初の記事の後半で、マーク・ミリー統合参謀本部議長の、「我々が従うのは米国憲法であり、王や君主ではない」と話す動画を掲載した。トランプ大統領が戒厳令を出しても、暴君のようだとマーク・ミリーが判断すれば、軍は動かない可能性が高い。つまり、エスパーを解雇しても、その下の統合参謀本部など軍上層もDSに抑えられている可能性が高い。 

 

1217日、マイケル・フリン退役中将は、不正選挙の問題を解決するために、戒厳令及び軍事力を使う可能性があるとテレビで発言した。

 

この発言を受けて、陸軍長官及び陸軍参謀総長は、「アメリカの選挙結果を決定する手続きにおいて、米軍の果たす役割はない」と言った。https://www.washingtontimes.com/news/2020/dec/19/army-brass-rejects-calls-for-martial-law-no-role-f/ 

 

これは、「他国が米国の選挙の一部を乗っ取り、国民が選んだのとは異なる人物を当選させた。現職大統領がその外国の影響を取り除き、その上で正当な選挙を再度実施するため、戒厳令を布告し軍政を部分的に布く」というトランプ支持派の図が「真実」に基づいて居るのであれば、軍は動くことを否定したわけではない。

 

しかし、その真実を含め、9.11以降の米国には「真実」が存在しないように思う。その論理を曲りなりにも完成するには、助力が必要で、それが最高裁の判決や国家情報長官のレポートである。それらが無い限り、そして、上官や社会の津波のような危機感とそれに対する熱情が伝搬しないのなら、軍が動く動機とはならないだろう。(補足3)

 

2)トランプは煽動者としての能力に欠けるのか?

 

トランプ大統領が次期政権につくかどうかは、世界史から民主主義が消滅するかどうかの分水嶺となると言っても、その危機感は、深い洞察と何段階もの論理で組み上げた末の危機感(虚の危機感)であり、動物が肌で感じる危機感(実の危機感)には転化していない。虚から実を生み出すべきは、煽動者としての国家のトップである。

 

米国では、この数十年間に民主主義がやせ細り、表の皮一枚だけになっている。(補足4)過去4年間のトランプ政権下で、その実態が明らかになり、進む方向が変わった。しかし、国の内部が変質するほど体質改善が進んだ訳ではない。

 

FBIなどは、ジョー・バイデンの選挙にマイナスだからという理由で、バイデン家の違法蓄財の捜査には動かなかった。トランプ支持派から続々と長官などが起用されても、彼らが、もう一ヶ月ほどの任期の大統領の正義に付き合って、今後4年続く新政権の犯罪を暴くのは、個人としては自殺的行為だと考えるのは無理もない。

 

トランプ大統領が4年間に米国の実態を明らかにしたことは、大きな業績だと思う。しかしそれが正史となるのは、巨大資本(例えばあのオープン・ソサエティ財団の主)や共産主義者らの支配の米国から、本物の民主主義国として再生したときだろう。その時が来るかどうかはわからない。

 

民主党も中国の国共合作に似ているので、内部の争いに発展したとき、再び米国は混乱すると思う。しかもそれは、非常に近い未来だと思う。その後、相当の混乱期を経て、米国は分裂瓦解する可能性すら存在するだろう。民主主義のリーダーの米国は、現在の政権が見納めかもしれない。

 

今回を最後に、米国の大統領選挙の件でブログ記事を書くのは終わりにしようと思う。戒厳令が出されたとか、大きなことがなければ、書くことがないだろう。

 

補足:

 

1)連邦政府職員の平均年収は7万7414ドルで、大統領40万ドル、副大統領23万ドル。

 

2)リンウッド弁護士やトーマス・マキナニー空軍中将はトランプに、反乱法を発令し大規模な逮捕を開始するよう提言した。それは、12月2日にバー司法長官が大統領選挙結果に影響する程の大規模な不正が無かったとの発言を受けての提言だった。それ以降できるだけ早期に、国家緊急事態宣言を出し、戒厳令を布くべきだった。ここで躊躇ったことで、トランプの勝利はなくなったと思う。

 

3)Harano Timesの方はYoutubeで、「軍はトランプ大統領の命令で動く筈だ」と話されている。組織図上はそうだが、その組織図通りに動かないトランプ政権下の米国の近況を嫌というほど見てきた筈。Harano Timesの方は、統制の利いた軍では、命令は絶対であるという考えだろうが、文民統制の国では上層の文官はその統制の中に無いと思う。

 

4)馬渕睦夫氏によれば、ウィルソン大統領誕生の時、既にDSは米国を支配していた。絶対勝利するだろうと思われた共和党タフト大統領の二期目を目指す選挙に、セオドア・ルーズベルトに立候補させ、共和党を二分する戦術でタフトを落選させたのである。この件は既に書いた。そしてウィルソンは、ユダヤ資本家支配のFRBの設立に協力した。DSの建設には、左派の思想を利用し少数派の権利を主張する方法で、WSAPから支配権を取り上げた。(ブレジンスキーが講演で喋っている)昨今のBLM運動などは、その枝葉の現象である。

 

(最終編集12/23/6:40; Hirano=> Harano; 点の位置、2−3箇所のマイナーな日本語の修正)

表記について、Hirano Timesさんがスッキリわかる解説をしておられます。コメントなしで、引用させていただきます。

 

 

 

 

上級公務員、その身分を固定化したOBマ。なるほど!尚、私が共有するのは前半のみです。

(最後の文章は10時20分追加)

 

追捕1: この記事の後半、「オバマ大統領(当時)とFBIがヒラリークリントンを1800万ドルの収賄犯に仕上げ、2016年に大統領になった後(彼らはなれると信じていた)、オバマケアなどオバマの政策を続行させるために用いようとした」という話は、米国発祥の新しいメディアBonafidrに報道されていた。

 

 

追捕2: 表題にディープステートの中身と書きましたが、これは間違いで、実働部隊と書くべきでした。それで、ディープ・ステートが一層明確に米国政府内に巣食ったということになります。(12月20日午前10時追加)