CGS(Center of Grand Strategy)は参政党が関係するネット配信チャンネルだと思う。そこで、伊藤貫氏は、日本が独立国としての地位を維持するには核武装が不可欠であるとする持論を披露している。今回は、伊藤貫さんの解説シリーズの4回目である。
この動画では、何故日本は独自防衛できないのかについてを考える為のヒントと、米国と日本の軍事同盟の本質について対談方式で短く解説している。
日本が今成すべきこと【混乱する国際政治と日本④】|伊藤貫 - YouTube
そこに三つコメントをアップしたので、以下にコピーする。自分自身の記憶の為である。この記事を読んでいただける方は、一度上記動画を全部お聞きいただいた上で、これらのコメントもお読みくだされば有難いです。
1)最初の3分に関して:
「米国は日本人に何故核兵器を持たせないのか」と伊藤先生は仰いますが、日本人の大半は核兵器を持ちたくないと思っているのが現状ではないでしょうか。
伊藤先生の動画で、ニクソンとキッシンジャーが日本に核兵器を持たせて、米国の軍事力と日本の軍事力とをあわせ東アジアでの軍事バランスを維持しようとしたが、佐藤栄作は断ったという話を聞きました。キッシンジャー氏は生まれながらの反日親中か?(再投稿シリーズ4) | Social Chemistry (ameblo.jp) (セクション3にそのことが引用してある)
また、現在原口一博衆議院議員は活発にyoutubeで政治的話題の配信をし、その中で核廃絶運動を行って、人気を集めている。あまりにも政治を考えない、議論をしない日本人が多すぎます。北朝鮮かどこかから原爆一発が落とされないと無理なように感じます。
2)3分ー6分に関して:
「人はどう生きるべきかについて何の思想も日本人には無い」は正しい指摘だと思います。ただ、文中の「どう生きるか」は「どう社会的に生きるか」に限定すべきです。
つまり、日本人には社会の中で生きるのが人間で、歴史上我々日本人はこの日本社会をこのように改革改善してきたという自覚が無いことが、日本人が政治を自分の問題として考えない根本原因としてあると思う。
明治のクーデターも日清日露から太平洋戦争も、自分で考えて参戦した人は皆無で、支配者によって戦闘奴隷(兵士)として招集され従軍・戦死した人ばかりだと思う。つまり、この国は未だ日本ではなく薩長に占領された国なのです。半奴隷に愛国心を要求するのは無理です。つまり、明治以降の歴史を細部から再評価し国民全てが共有すべきだと思う。
3)6分―11分まで:
最後:結局「米国は日本人に何故核兵器を持たせないのか」は、米国にとって日本の現状は都合が良いからと伊藤先生自身から答え合わせがありました。
「日本にとって都合がいいのは、どういう情況ですか?」と日本人が考えないのなら、将来中国の属国にされ、臓器提供元がウイグルから日本に移るのは仕方ないということですね。
まあ、外に逃げられる人は逃げた方が良いのでしょう。この主体的に日本の政治を考えない日本人と天皇制との関連についても、是非お話しください。
補足:
米軍が日本の大都市空襲をして数十万人の民間人を殺し、街を焼き払った、そして広島や長崎に原爆を投下した米軍。それらの命令書にサインしたのは、カーチス・ルメイ将軍だった。当時の日本では鬼畜ルメイと言ったそうである。
そのルメイ将軍を勲一等旭日大綬章に推薦したのが、当時の防衛庁長官だった小泉純也だった。小泉純一郎の父、小泉進次郎の祖父である。そして、それを決定したのが、時の総理大臣佐藤栄作である。天皇はさすがに抵抗があったのか、親授式をしなかった。
この事実をしっかりと頭に入れて、反芻思考してみるとよい。おとなしく悲しげに家畜として屠殺を待つ日本人にとって、佐藤内閣も米国も雲の上の支配者であり、日本人牧場の管理者と牧場主なのだ。日本がすべきことがあるとしたら、日本人が日本国の主だと思い出すことが第一である。そして、現在の日本国政府に不服従の意思を明確にすることだ。核武装よりも、何よりもそれが大事である。
編集履歴:翌日早朝、数カ所の日本語の文体を調整、2)の最後の文章を(明治以降の歴史を細部から再評価すべきだ)から、(明治以降の歴史を細部から再評価し国民全てが共有すべきだ)に変更