米国は従来、台湾は中国の一部であるとの姿勢をとってきた。それはニクソンの米中国交回復の時から維持されてきた。その米国の台湾政策の根幹を述べた米国国務省のホームページ内の文書が変更されたようだと、幸福実現党の釈量子氏がyoutubeで流していた。
ところが、国務省HPを今朝見たところ、以下のように従来通りの文言が見つかった:In the Joint Communique, the U.S. recognized the Government of the People's Republic of China as the sole legal government of China, acknowledging the Chinese position that there is but one China and Taiwan is part of China.
翻訳:合同声明では、米国は中華人民共和国政府を中国の唯一正当な政府として認識し、中国は1つで台湾はその一部であるという中国の立場を確認した。
そこで、釈量子氏の動画サイトに、以上の英文本文を引用し、もう一度確認をお願いしますとコメントした。おそらく米国国務省は、中国への一定の効果を確認後文章を元に戻した可能性が高い。
そのようにここで紹介する理由は、幸福実現党の釈量子氏(参議院選に立候補が予定されている)の動画サイトは信頼性がたかいことと、中国が台湾へ進攻する準備をしている可能性が高くなっているとの報道が他の動画でなされたことである。
その報道とは、中国関連のニュースでやはり定評がある大紀元ニュース(法輪功関係)のものである。それによると、広東省軍の戦前動員に関する上層部の秘密会議の録音がネット上で公開されたというのである。
その会議では、先ず幹部の一人が中国共産党の国家動員令と国務院そして中央軍事委員会の戦時体制移行についての主旨を伝え、その次に広東省軍区司令員から、平時から戦時への移行措置が提案された。
そして、会議は一万トン級のロールオン/オフ船(フェリーのように戦車などを積み込める船)の兵器システムを整備など、具体的な内容に及んでいる。南シナ海、台湾海峡で米国をターゲットとして狙っていることが明らかであるという。
直ちに台湾侵攻が始まるわけでは無いというが、緊迫した情況であることが伝わってくる。独自に確認出来ないが、日本の安全に関係深く非常に重大なので本ブログでも紹介することにした。
(以上)(14時15分前半部分全面的に編集)