今日、香港大紀元新唐人共同ニュースにより、最近公開されたというFBI文書の紹介があった。それは、発明家ニコラ・テスラに関する秘密資料で、「テスラは実は金星人で、子供の頃地球にやってきた」と書かれているという。
https://www.youtube.com/watch?v=14513bpDW30
全くありえない話であり、馬鹿げている。SFに政府機関が関わるとしたら、それは愚民化政策の一環なのだろう。最近になって公開されたのは、トランプ大統領による宇宙開発発言があり、国民をその気にさせるためなのだろう。たいへんな時期に利用する道具として作られ、そのとき大衆に好奇心を喚起すべく秘密資料にしていたのかもしれない。
金星表面は当然灼熱地獄であり、我々に似た動物など生きられない。夜でも400度を超えるとウィキペディアには書かれている。太陽に近いことや大量に二酸化炭素を含む大気の成分などから、当然である。そこに生まれて、地球に来たなんて話が米国人の大衆に通じるのだろうか?https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%98%9F
米国で宇宙人との接触などまで考えた壮大な宇宙開発を国政に持ち込もうとしたのは、ケネディ大統領が最初だろう。しかし当時、米国の専門家は月に人を送る技術など完成できるとは思っていなかった筈。第一にそのような莫大な能力を持つロケットを製造する技術など、開発できそうになかった。(補足1に引用の記事に書いたビル・ケーシングの話)
ウィキペディアには、ケネディはロケット技術に詳しくないことと、莫大な予算を要することで、アポロ計画の実施決定を躊躇っていたと書かれている。決断次第で、可能な計画だったと思わせるためにNASAが作った嘘の筋書きだろう。実際、米国の宇宙飛行士が月に着陸した場面は、壮大な捏造である。(補足1)
ケネディ暗殺の理由として、政府貨幣の発行を計画していたという話が良く出されるが、その他にケネディが宇宙人との交流などの宇宙計画を考えていたことが理由だという説もあるらしい。(補足2)
ケネディがダラスで射殺されなければ行う予定だった演説の草稿がある本に紹介されている:(補足3)
「この地球市民である我々は孤独ではありません。無限の叡智を備えた神は、我々自身のように、他にも知的生命体を宇宙に住まわせてきました。」
「1947年、わが軍は、乾燥したニューメキシコの砂漠で起源不明の宇宙船の残骸を回収しました。間もなく、我々の科学により、この乗り物は遥か遠くの宇宙空間からやってきたことがわかりました。その時以来、我が政府はその飛行船の製造者たちとコンタクトをとってきました。」
トランプも月旅行を再び言い出した、それも火星への旅の一里塚としてだというから、呆れる。恐らく米国は、軍事転用技術の開発の目的の他、国家への求心力を生む装置として、大規模宇宙開発を考えているのだろう。つまり、トランプの政権も、国家崩壊の危機を感じているのかもしれない。
補足:
1)アームストロング船長が残した月面での靴跡は捏造であることを科学的に説明したもの:https://rcbyspinmanipulation.blogspot.com/2018/07/blog-post_11.html;
総合的に論じた記事は:https://rcbyspinmanipulation.blogspot.com/2016/12/11.html
2)ガガーリンのソ連に、地球周回飛行に先を越され、60年代に人を月に送ると言ってしまった。その後、キューバ危機で核戦争の危機に遭遇し、なんとか乗り切った。その緊張感などでケネディ大統領に何か異変が生じたのかもしれない。
3)『失われた地底人の魔法陣「ペンタゴン」の謎』( 飛鳥 昭雄、 三神 たける著、学研)のプレビューから引用。この他、ケネディと宇宙人を扱った本は多い。もう一例:「アメリカ大統領はなぜUFOを隠し続けてきたのか: ルーズベルトからオバマまで秘密の歴史 (訳書) 」ラリー・ホルコム (著), 安納令奈 (翻訳)( 2015/9/8)。ウィキペディアの「ケネディ大統領暗殺事件」の項目中にもその類の話が書かれている。